大阪駅の中央改札を入り、階段をのぼる。
階段の上のほうへ上がっていく途中で客車の屋根が見えてワクワクした。
ホームに出ると、最後尾に乗ろうかそれともいちばん古いやつに乗ろうかと考えながら編成を見て回った。
どの車両もガラガラで席は選び放題。結局最後尾に陣取って大阪駅を出発。
行き先はもう覚えていないけど、鳥取まで乗り通した。
昭和59年の春休み。
東京から大垣夜行を使い乗り継ぎをした時の思い出。
淀川の鉄橋や武田尾の渓谷をのんびり走った汽車。
楽しかったな。関西の人がうらやましく思えた。