終着点が新開地で不便だという問題、
粟生線存続問題の会議の場でもこんな発言が出ていたりする
http://www.aosen-kasseika.jp/material/img/25/gijiroku.pdf

※2015年。当時の三木市長が
「粟生駅での北条鉄道との相互乗り入れ、また新開地駅での乗継ぎの不便さの解消と合わせて三宮・大阪方面への相互乗り入れ。これらについて、技術・構造・費用など様々な課題を睨みつつ、専門家を入れて検討を」

と要求したのに対し、神戸電鉄側は

「北条鉄道との乗り入れについて、神戸電鉄は電化であり、北条鉄道は非電化である。粟生線にディーゼル車を走らせることができないか過去に検討したが、粟生線は勾配がきつく、国内で販売されているディーゼル車では走行することができないので新たな車両を開発する必要がある。
新開地での乗り換えについては、利用者にとって不便であることは承知しており、50年近く前から何度か検討をしている。神戸高速線に乗り入れようとすると、長田付近から地下へ潜り、大開あたりへ迂回した上で新開地へ接続することになる。詳細な検討はしていないが、概算で数百億円かかると考えている。
神戸電鉄は狭軌、阪急・阪神は標準軌である。両方の軌道を走行できるフリーゲージトレインなど、軌道幅の問題を解決するための車両を新設する必要があるほか、相手先との協議・調整も要するため、実現には課題が大きいと考えている」