かつて南筑に石油発動車というブタ鼻の機関車があったが、
輸送量が増えると蒸気機関車に更新された。外観は蒸気機関車に似せてあった。
内燃機関はいわゆる焼玉式エンジンだった。ローカル線に内燃機関の車両を導入するという方法は
アメリカなどでも行われており各種の車両が導入されている。
一例としてMcKeen Motor Car Companyのガソリン式気動車があった。
船舶用の機関と機械式変速機を使用する車両で全米各地のローカル線で使用され、
オーストラリア等でも使用された。現在のレールバスの魁とも云える存在だった。