DD54はMaybach社製のディーゼル機関に、Mekydro社製のトルクコンバーターが使われていた。
エンジンや変速機はドイツの機械メーカーのライセンスで製造された。

しかし、当時の日本は海外製の車の整備が未熟であったことが災いし、合わない推進軸を使用したため、
エンジントルクの大きい点が災いして、推進軸が折損し、線路に突き刺さって脱線する事故が2件あった。
また、エンジンやミッションの冷却器の送風機が故障して、トルコンのミッションオイルの油温が上がりすぎて
オーバーヒートを起こしたこともあったし。

もし、キハ40系で、Maybach社製のDMH18HZエンジンを使っており、Mekydro社製のDW11を使っていたとしたら・・・。