>>218

設計にも検討部品や試作品や他社のサンプルなどを保管する倉庫がある。
そして、「この柱とこの柱の線を結んだコッチ側はオレの場所!」とか「この棚のこの段とこの段は僕の場所!」ってな感じで置き場所が決まっているw

Aさんも自分の場所(縄張り)に置いていた。そしてある日、倉庫に行くと・・・
自分の縄張りに置いていた部品がポッカリと全て奇麗に無くなっている。(唖然)

別記の様に頭がおかしいのが何人も居るので誰がやったか分からない。
誰かが尻尾を出さないか?と、気が付いていないフリをして様子を見ていたそうだ。
そして後日、用事があって再び倉庫へ・・・

元通りになっている・・・!(再度唖然!)
消えていたはずの部品が完璧に以前と同じ場所に戻っている。
狐に摘ままれたような状態だったそうだ。

後日理由が判明した。
廊下を歩いていると「ワイパーPT改善発表会」の置き看板。
このワイパーPTという集団、当時の会長が落とした巨大雷でいきなり発生したもの。
AさんはこのPTから仲間外れにされていたので何やってんだろ?と思って覗いてみる・・・

すると改善には一切関係が無かった者がヒナ段に立って「自分のおかげでございます♪」と言わんばかりにAさんが作成した資料を基に得意満面で発表をしている。
そうかと思えば「アレもコレも私たちの努力成果でございます!」と発表するのだがAさんに関係無いのは1点だけ。さすがに全部パクるのは気が引けたのか1点だけ自分達のオリジナルを発表していたようだ。(SJ11)

そして部屋の机を後ろに集めて奇麗な白布を敷いてAさんが試作した部品を丁寧に陳列。
このために倉庫から勝手に持ち出していた。
この持ち出し行為はAさんが知らない間に複数回行われていた可能性が有る。

発表会場にAさんが来ていることに気が付いた窃盗団に緊張が走る。
Aさんも「ここで喚いたら何人の首が飛ぶかな?」と思ったそうだw。

発表会の終了時、(Aさんがやっている事だと知っていた?)司会者がAさんの方をチラチラ見ながら「何か質問は有りませんか?」を3回。窃盗団はヒナ壇上で固まっていたそうな。
しかしこの時に居たSJ11の連中の中には親身になって支援してくれていた人が何人も居たために黙っていたそうな。

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「ワイパーはバカがやる部品」と決め付けられていた。

なので歴代の担当者にはサイコっぽいのとか自閉症みたいなのとか「そうしたら次に何が起きるか?」を考え(る能力が)無い者も居た。
問題にぶつかるとすぐに投げて逃げるのだ。そのツケ回しをさせられるのがAさんみたいな人。

どこかに書かれていたが、設計なんてA3図面用紙の真ん中に「詳細は別途打ち合わせの通り。承認願い図を提出の事」でOK。なので安全基準すら理解できていたか怪しいほど。
設計はコストや日程の管理を行っているだけ。何から何まで部品メーカーへブン投げ+言い成り+コスト優先なのでどんどん品質が下がって行く。

Aさんはこれを問題視して新型車で一気に変えようとしていた。複数の改善方法を立案〜試作試験〜効果確認していった。「これ以上悪くはならないな♪」「何をやっても改善だよな〜♪」と気楽で楽しかったそうだ!

しかし、「よっしゃ!これで改善手段が揃った!量産図だ!」となった時、略同じタイミングで当時の会長が巨大な雷を落とたので大騒ぎ。

当時の会長はワイパーの品質を危惧しており、何度か小ぶりな雷を落としていたらしいが周囲の者が"のらりくらり"なので最後はキレたらしい。(低い周波数の騒音は年寄りの耳に大きく響くのだそうな)
その途端に今までバカにして何もしなかった連中が文句を言う側に回ろうとした。

Aさんは新規開発車の担当だったが、窃盗団の親玉は量産車の不具合や不具合でも何でも無い事で騒いだりしてAさんを攻撃。(←本来はそいつの責任)

しかしこの連中、改善になる事は何もしていない・・・そこでAさんの改善成果を勝手に持ち出し、Aさんには内緒で自分達の努力成果の如く陳列して「改善発表会」を行っていたというワケ。

会長の苦言から約半年後、文字だらけの数枚のパワポやOHPと"盗品"で成果発表会。
この窃盗団は半年も掛けてその程度しか出来なかった。

もっとも、こういうことを許す会社もバカだろ。