>>241
労災認定は昨年8月だったが、このタイミングでの会見になったのは、労基署に対し、労災認定のもととなる詳細資料の開示請求をしていたため。遺族に資料が開示されたのは昨年末だったという。

会見では、玉木弁護士が、男性の長男(13)と長女(11)が寄せたコメントを代読した。

長男は「パパがいなくなって、さみしくて、今は何も考えられない。会社はパパがいなくなった原因を認めて、二度とこういうことが起こらないようにしてほしい」。

長女は「パパが上司にいじめられている様子を想像すると悲しくて、胸が苦しくなる。会社や上司はこの状況から早く脱したいと思っているだろうが、私は、このような気持ちから死ぬまで一生逃れることができない」と訴えた。

玉木弁護士によると、スバル側は遺族に対し、示談交渉の姿勢を示しているという。遺族は交渉の行方次第で、損害賠償を求めて民事訴訟を起こすかどうか決める方針だ。