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 ボクシング界において米大陸では日常左利きの人がボクシングではオーソドックススタイルに矯正されることが多い。
 プロボクシングのヘビー級では長いことサウスポースタイルの世界チャンピオンは誕生しなかった。
 ボクシングのサウスポースタイルは、オーソドックススタイルと向き合うと相手の利き腕側とガードの位置が下がった自分の左半身が向き合うことになる。
 よってサウスポーには高度なデイフエンス能力が必要である。
 又、サウスポースタイルは、レバーが全面に突き出た形になる。
 それを日本のボクシング関係者は基本的にボクシングが分かってないから、単純に“サウスポーの方が有利だ”と思い込んでしまっている。
 圧倒的な能力を持っているサウスポーボクサーなら話は別だが、そうでないボクサーにとって、特に一回の負けが大きな痛手となる世界戦絡みの試合をするボクサーにとって、ディフェンスの難しいサウスポースタイルは必ずしも有利とはいえない。