>>71
進行性の障害だとややこしいんだよ。

まずね、初診日とは「その傷病で治療を求めて最初に医療機関を受診した日」であって発病日じゃない。

進行性の病気はある日突然大きな不都合を覚えるわけではないことが往々にしてある。
あれ、なんか調子が悪いのかも、と気がついた瞬間(発病)から、実際の初診日までに時間がかかる。
さらに、その病が治療方法はないということを受診する前に知っていて、
治療をハナから諦めて受診しない場合もある。

それで、例えば難聴なら、
花粉症で耳鼻科を受診したときに、医者から
「あなた聞こえも悪いですね。検査しますよ。」
と医者の判断で検査されたりするんだよ。
本人は治療を求めていないのに。

自分は運悪く、上記のように医者が難聴を指摘したにすぎない日を初診日とされてしまったわけ。
(複合的な要因があって、他の医者に診断書を書いてもらうことは不可能だった。)

成人後に落ちるところまで落ちるまで救済措置はなかったのに、初診日だけは都合よくずっと前の日にされてしまったということ。
一方で、成人後にある日突然同程度の難聴になった人は厚生年金が適用される。
どう考えても不公平なのわかるよね?

進行性の難聴の場合は、上記内容と関係なく、人工内耳の適用条件を満たしたときを初診日にするのが妥当だと思う。
国会議員にはこれについて議論してもらいたいと本当に思ってるよ。