15 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 Mail: sage 投稿日: 2016/02/24(水) 22:20:49.50

翻って我が国はどうでだろうか? 系統的な検討はこれからと思うが、私の日常業務からの推測では、米国
と同様の傾向を感じる。問題行動に対して、全 てADHDあるいはアスペルガーのラベルをつけて精神科通院
を勧める「指導」が教師の間で大流行している。病歴をとると2007年にリタリンが実質的に使 えなくなり
コンサータが承認されてから以降、診断、処方されているケースが圧倒的に多い。でもうちに来る子はみん
な過剰診断に納得してやしない。だから薬 も飲んでやしない。彼らなりに自衛行動を取っているのだ。私
も子ども達を見習って発達障害有病率の急上昇に対して迎合せずに、診断・治療に対して謙抑的に 行動す
るのはプロフェッショナルの責務と思って日々診療している。

自閉症診断数は増えているがその症状の有病率は一定/スウェーデン Biotoday 2015/5/4
スウェーデンで1993-2002年に生まれた9-12歳小児における自閉症症状の年間有病率は10年間変わらず
一定だったのに対し、自閉症スペクトラム障害(ASD)診断登録はひたすら有意に増え続けていました。
ASD有病数報告の増加は、発病に影響する要素ではなく、手続き上の変化(administrative change)
に大いに起因しているようだと著者は言っています。

ttp://square.umin.ac.jp/massie-tmd/adhdfever.html
ADHDの感染症化