知的障害はほとんどが先天性のものであって、知的障害者は知的面で障害を持ってることが本来の姿なんだ。
それを正常化しようとすると、それはもはや治療ではなく『人体改造』になってしまう。
そこが医療倫理に抵触するということだ。
治療というのは病気やケガで本来の状態にないものを本来の姿に戻すこと。
例えば、事故で失った指を復活させるというのは治療だが、便利だから6本指にするというのは治療ではなく改造だ。