バリアフリーよりも人だと思った一件
駅で切符を買っている視覚障害者の叔父さんを押しのけて自分の切符を
購入した奴がいて、その押しのけたときにニヤニヤしていたのが
非常にイヤだった。
自分は、駅で人待ちで即効で声を掛けたかったけど、以前友人で障碍を持った人に、
補助を申し出ると「自分で出来ることはしたいし、困ったら声をかけるから」と
「有難いけど、たまに人の介助なしで生活できない自分に落ち込む」と
言われて以来、困っている人を見てもその人がどうとるか解らず、
すぐ声かけできず迷ってしまう。
その駅は切符売り場が2台しかなく、1台は叔父さんが苦労しながら切符を
買おうとしているので、1台に渋滞が出来たが舌打ちする人が居ても
誰も声も掛けなかった。
どうしようと思っていたけど、ずっと見てるとどうやら操作で解らなく
なってしまった様子だったので、とうとう「手伝いましょうか」と声を掛けた。
一部タッチパネルになっている機械で、その後も誰かがぶつかった際に
間違ったボタンを押されていて苦労されていた模様。
行きたい場所、値段の確認等、叔父さんに確認してやっと切符購入に至った時
「ありがとう」と言われたけど、件の友人の言葉も大切だけど、とにかく早く
声を掛けるべきだったと、反省。
本当は障碍者が自分一人で何でも出来ればよい街づくりが大切だけど
それとともに人の心や手も必ず必要と思う出来事でした