(続き)

・「欠勤が多いと生産計画に支障をきたす。休むな」

・「公出(休出)の出勤率が悪い。生産協力、要」

・「公出(休出)の集まりが悪く、ライン稼働見合せの際には、昼夜連日の2時間残業を
覚悟されたし」

最期は恫喝に近いものだった。まるで軍隊だ。

言い方はもっと穏健だが、趣旨は変わらない。

週明けの月曜日、結構な数の当日欠勤があったのを反映しての「喝!」なんだろうが、
結論から言って無意味だ。機械じゃないのだから疲れりゃ休むし、生身の人間として、
思うところもある。

また、状況的に6月末までの勤怠で祝い金の権利が確定しているから、8月末満了組は
既に消化試合に入っている。ムリに現場に出る必要はない訳だね。

既にメリットを確保した中で、残る理由は何もない。コソコソと個別に雇用の継続を
チラつかせて引き留めを図っているケースもあると聞くが、義理立てする必要は全く
ない。

労働力の流出は不可避なのだよ。つまらない圧力を感じれば、非正規の側は愛想を尽かして
流出が早まるだけさ。第一陣は盆休み前で上がるだろうからな。本番は8月末だが。

後は社員が好きにやれば宜しい。