ダイキン工業はトヨタ式、パナソニックは自社独自の方式。
トヨタ式の規則は工場の生産や指揮も厳しいけれど、パナソニックの工場でトヨタ式の作業をしても無駄だから。
ダイキンは相変わらず工場のムードを漂わせていると思うけれど、草津のパナソニックは確かに進化している。
(ダイキン工業の様なトヨタ関係は工場の環境を変えようとしないからな。)
パナソニックの社員が言っていたが、「工場全体をトヨタ化しただけでも従業員(派遣社員やパナの社員)が退職していくから出来ない」と言っていた。
工場全体をトヨタ化する代わりに、来場して頂いたお客様や工場で勤務する従業員に「工場」という重苦しい環境を改善して、この会社は綺麗で居心地良いという依存出来る環境を提供している。
休憩場所をオープンカフェの仕様に仕立て、その場所や角度(方位)等に合わせて照明や植物を設置する位置、床のデザイン、机や椅子の形、 色を考慮して誰もが工場だと思えない程の休憩場所が出来ておりました。   (草津工場 W 棟)
一方、中央棟の正面には、元々倉庫兼工場だった建屋を改装し、見学者が製品をゆっくり見て頂ける場所をショールームとして造り、 その横には世界で有名なカフェショップを出店している事です。  (草津工場 C棟)
その他、松下電器時代に使用していた生産設備の撤去または置き換え、お手洗い場の改装、通路の改良工事や建屋の改築等も年々行われています。
何といってもパナソニックは「カフェ」に拘る会社というイメージがつきます。
そう言えば、ダイキン工業はどうなのかな。
>>266へ続く