ゴルフ規則裁定集

1−2/0・5  規則1-2の重大な違反とは

質問: 規則1-2の重大な違反が起きたかどうかを決定する基準はマッチプレーとストロークプレーで同じでよいか。


回答: プレーヤーに規則1-2の重大な違反があったかどうかを決定する際、委員会はその出来事のすべての状況を考慮すべきである。
マッチプレーとストロークプレーでプレーヤーへの異なる影響があることを考えると、同じ行為であってもストロークプレーでは規則1-2の重大な違反となるが、
マッチプレーではそうならないこともある。

ストロークプレーでは、例えば、プレーヤーが自分の球がウォーターハザードに入るのを意図的に止めた場合には、重大な違反に対して競技失格となるべきであるが、

マッチプレーでは多くの場合そのホールの負けという罰で十分である。
場合によっては、(例えば、裁定1-2/1で言及するパットの線を意図的に損傷する行為)、マッチプレーでの競技失格の罰も妥当かも知れない。