ソニーとホンダの共同出資会社ソニー・ホンダモビリティ(東京)は8日、米マイクロソフト(MS)と生成人工知能(AI)を活用した対話型サービスの開発で提携したと発表した。
開発中の電気自動車(EV)「AFEELA(アフィーラ)」への導入を目指す。
世界最大の家電IT見本市「CES」で行われたソニーグループのメディア向け発表会で明らかにした。
MSが提携する米新興企業オープンAIの言語モデルを活用する方針だ。
アフィーラは複数のディスプレーを備え第5世代(5G)移動通信システムでクラウドとつなげて、車とITの融合を図るのが特徴。
ソニーは昨年のCESでアフィーラの試作車を初公開した。2025年前半に先行受注を始め、納車は北米で26年春、日本で26年中の計画だ。生産は北米のホンダ工場を予定している。
ソニー・ホンダはアフィーラの新しい試作車も公開した。サイドミラーが付くなど初代の試作車に比べて実用化に向けたデザインになっている。(共同)
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