HRD-UKで行ってたバッテリーの開発は日本に戻すと
https://www.as-web.jp/f1/962820?all
渡辺康治HRC社長(以下、渡辺社長):第5期に関しては、バッテリーのメインの仕事は日本
(HRC Sakura)に戻そうと考えています。したがって、それまでヨーロッパでバッテリーの仕事を
していたスタッフに関しては、大幅に減ることになります。そうなった場合、ホンダが2026年以降に
F1を戦っていく場合、ヨーロッパで何が必要なのかを精査しているところです。それを決めてから、
それらのスタッフの仕事場となる箱(ファクトリー)を決めていくことになるでしょう。

──第4期にミルトン・キーンズでバッテリーの開発をしていたのは、輸送上の問題があったから
だと聞いています。今後は日本から輸送できるのですか。

渡辺社長:いや、かつても日本から輸送できたのですが、デメリットのほうが大きかったので、
そうしなかっただけです。しかし、第5期のバッテリーは容量が増えることで、エンジン本体と
一緒に開発した方がメリットがあり、それがデメリットを上回ったということです。