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鎌倉時代の日本曹洞宗の祖である道元というお坊さんが勉学に中国に渡った時に、年老いた高僧が自ら炊事版をしているのを見て、道元は「そういう雑用は若い弟子にでも任せれば良いんじゃないですか?」と言ったら、高僧から「お主は修行の何たるかを分かってないのう」と大笑いされて恥をかいたという話。

それまでは日本でも雑用は下っ端や税として庶民にさせるものとされていた。

その後身分の上下を問わずに掃除や炊事洗濯など自分でできることは自分でするようになり、今でも学校掃除も生徒が、店内掃除はバイトや従業員がしている。

道元さんが雑用は自分でやる文化を日本に伝えた。