グランプリのうわさ話:マゼピンの涙にチーム内外で温度差
https://news.biglobe.ne.jp/sports/1124/ats_211124_4716219995.html

>F1第19戦ブラジルGPの予選を終えたハースF1のニキータ・マゼピンが、テレビの生放送中に突然感極まる姿を見せた。F1キャリアで最高のラップを出しながら最終コーナーで台無しにしてしまったと話した後に、涙を見せたのだ。これまで彼のスピードや態度についてかなり批判的だったイギリスのメディアには若いマゼピンの様子が好ましく映ったかもしれないが、チームの内部からは懐疑的な見方が出ている。

>マゼピンは、自分が感情的になった理由について、彼や彼のマシンと直接仕事をしてきた人たちの多くがハースを離れるのが「誰でも家族のことを考えなければならないし、これまでよりもずっと多額の給料を提示されればチームを移籍するしかないから」だと説明した。

>一方で、ハースの情報筋は、マゼピンのマシンを担当してきた人の多くがチームを離れる主な理由は、単にこれ以上マゼピンと一緒に働きたくないからだと断言した。マゼピンは来年もハースF1で戦うことが決まっている。ミック・シューマッハーがチーム内の誰とでも気軽に言葉を交わす一方、マゼピンは父のドミトリーやロシア人の友人数名、そしてフィジオ(理学療法士)と一緒の時間を過ごすものの、スタッフに溶け込もうとしていない。加えて、チーム内に彼を悪く言う人たちがいるという事実は、楽しい2022年を過ごしたいと考える彼にとって先が思いやられるものだろう。