ホンダは副燃焼で負けてると浅木自らが語ってる
インチキとか無関係にまだまだICEの改善が必要だと言うこと

――最新版スペック4の開発の肝はなんでしょう?
浅木泰昭センター長(以下、浅木センター長):秘密です(笑)。

――これまでのスペック3は、ホンダジェットの知見を入れて、主にターボチャージャーの性能向上を目指したとのことでした。
浅木センター長:去年のスペック3では、新たな燃焼の方向性も見つけていたんですね。そこからは、出したこともない馬力を出して、壊れたことのないところも壊れ出して、苦労しながら耐久性にもめどをつけた。
それを進化させたのが今回のスペック4ですが、まだしゃぶり尽くしてないですね。なので、4で終わりではないです。

――今シーズンのスペック投入がということですか?
浅木センター長:いえいえ、時期の話は別にして、燃焼分野でまだ伸び代はあるということです。