89年仕様は濃色で輪郭が掴みにくいんで、
90年仕様をほぼ真横からとか、さっきの「模型の実物」の映像みたいな感じの
斜め上のハイアングルから撮った画像があれば分かりやすいけど、
そうそうそんな都合の良い画像が無いってのは
あのカラーリングで使われたイベントは絶対的にいうと少ない
(モナコでTカーとして使われたのが最後。ただしこの時は実際アレジが走行させてる)
ってのが理由でしょうね。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/5b/Johnny_Herbert_1989_Belgian_GP.jpg
ストレートなウィングだから大したこと無いように見えるだけで意外と上がってるっていうのと、
その「程々に高い位置」が結構奥まで続いてて、
ノーズそのものの断面も019が角張ってるのとは対照的に、下側も含めて丸い形状
(どちらかというと020の方に近い)ということになると、
フラットボトム領域の直前でいきなり立ち上げて形状の辻褄合うかどうかというと
サイド側は「さっきの模型のあの形状」の方がまとめやすいようには思えるけど。

なにしろ019みたく日本国内に実車があると分かってるやつじゃないので
(昔TIサーキットの社長が走行用に持ってたことはあるけど現況は不明)、
イベントとかで見る機会がありそうでもない。

そもそもTIにあった時に詳しく取材された記事とかも記憶にないんで、
実はフォーミュラカーの歴史において019より重要かもしれない役割を果たしてるのに
どれだけ日本で過小評価されてる車なんだよと。

90年シーズン序盤の中嶋車はアレジ仕様に化粧直しされて
ドニントンコレクションに渡ったなんて顛末が、F1ポールポジションかなんかで語られてたが。