>>725
レーサーズのホンダエンジニアの人達の座談会で
motoGPマシンの開発よりTT-F1時代の方が楽しかったと言ってたね
それは最低重量がなかったからでmotoGPは意外と制約が沢山あるらしい

TT-F1のRVFはエンジンはアルミ鋳造の基本コンポーネンツ以外はほとんどマグネシウムかチタン
サスペンションのスプリングやダンパーロッドもチタン
マグかチタンかカーボンに変更出来るものは手当たり次第にそうして
結果ある時点では125キロあたりまでなった
(他のメーカーは140〜150キロ)
軽すぎてトラクションがかからないのではと言う心配は無用で
同時期の500ccレーサーが115〜120キロくらいで同一のタイヤを履いていたから問題なし
軽い材料をふんだんに使うには当然コストがかかる
それと同時に材料や製造技術に相当高度なものが要求される
しかしF1で無敵を誇ったあの当時のホンダにはそれを実現させる総てが揃っていた
F1からのフィードバックはたきにわたり
NCポート加工はV6ターボをウイリアムズとロータスに供給する際に手加工では時間的に追いつかず急速に進歩した技術
89年のV10NノンターボではV6ターボ以上のポートチューンとより精度の高い加工技術が要求され
NC加工は一段と進歩した