>>385
もっともアルミ時代の場合はデヴィッド・パーレイのキャリア最後のレースのアレくらい
派手に潰れたり、もしくは全焼したりとかいうところまで行かなければ
変な話「生きてるパネル1枚あればそこから修理したことに出来る」って解釈もあるので
全損の概念って何だろうって話も。

コジマKE007(現存してるアレに関しては諸説あるものの。ただ発見時点のリアバルクヘッドは使用の痕跡のあるものだった由)
の場合は削り出しのリアバルクヘッド自体はどうやら使用に耐えると判断したので
他のパネルのほとんどを一晩で作り直して修復して決勝に間に合わせたというのが有名な話。
ただ、実はバルクヘッドすら衝撃で僅かに歪んでいたために寸法がズレて真っ直ぐ走らなかったのだけど。

カーボンの場合も今みたいな雌型上下モナカだと継ぎ目も少なくて、修復出来る破損は極僅かに見えるけど
三角折り紙アルミハニカムから材質置き換えたような形状で、リベット使いまくりだった
初期の雄型モノコックの場合だとリベットと接着で繋いでる部分から先は何とかなっちゃいそう感が。