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レースをしたい子を持つ親へ、元F1チャンピオンのジャック・ビルヌーブが単刀直入なアドバイス
1997年のF1世界チャンピオンであるビルヌーブは先日、急成長中の若い才能を発掘して支援する若手ドライバープログラム、“フィード・レーシング”の設立を発表した。
「今では、才能よりも資金面の貢献がより重要になっている印象がある」とビルヌーブはカナダのLe Journal de Montrealに語った。
「ドライバーとしてのキャリアを望むのは、子供にとって少々非現実的なことになっているんだ」
「親たちはしばしば私のところに尋ねにくる、『息子を助けるために何をすべきでしょうか?』と。その質問に対する私の最初の答えは『何か他のことをやるように彼に言いなさい』だよ」
「ひどい答えだが、私は嘘をつくことができない」
「今では、ティーンエイジャーにレースをさせるのは、彼に巨大なツリーとともにクリスマスプレゼントを与えるようなものだ。教育というのはそういうものではないと思う」

 ビルヌーブとルマリエによる“フィード・レーシング”の構想は、経験に関わらず14歳から20歳の誰もに門戸を開いている。参加費用は1万7000ドル(約185万円)だ。