マクラーレンポルシェ誕生へ!

 ポルシェが2021年からのF1参戦を、5月中に発表すると見られている。そう言及したのは元F1ドライバーで現在はDTM選手権の代表を務めるゲルハルト・ベルガーだ。 

「ポルシェによる2021年シーズンからのF1参戦計画が、現在大詰めの段階だ」と、ベルガーはドイツのアウト・ビルド誌とのインタビューで語っている。

「同年からのパワーユニットの新技術規約が確定され次第、ゴーサインを出すことになっている。(F1オーナーの)リバティ・メディアは、5月中に決めると言明している。それを受けて、ポルシェは正式発表するだろう」

 FIA(国際自動車連盟)とリバティ・メディアは先日、自動車メーカーに対し、将来のF1パワーユニットはV6ターボ、1.6リッターハイブリッドを維持するが、MGU-Hは廃止するという提案を行った。

FIAは、「FIAの技術スタッフは近いうちに、メーカー側のエンジニアと新規約の詳細について話し合う。遅くとも5月末までに、2021年規約を確定することが目的だ」という旨のリリースを発表している。

 しかし、MGU-H廃止に関してはメーカー側からの反発が予想され、すんなりと決まらない恐れもある。それでもなおベルガーは、「ポルシェのF1参戦は動かない」と情報の確かさに自信を持っているようだ。
事実なら1991年以来のF1復活で、メルセデス、フェラーリ、ルノー、ホンダに続いて、5つ目のパワーユニット供給メーカーの誕生となる。

2018.04.23
https://www.as-web.jp/f1/362266?all