>>702
エンジン中央部からパワーを出す構造にすることで
クランクシャフトが2分割された形状になり
クランクシャフトのねじれが小さくなるので
ねじれによるパワーロスが少なくなるという理屈。
同時期に登場したメルセデスのグループCカーも
同じ構造の180°V12エンジンを採用した。

現実には
エンジンがデカくなる
構造上クラッチとトランスミッションに直結できないので
エンジン中央部から後ろに向かってドライブシャフトを伸ばす必要がある。
という欠点が目立った。

クランクシャフトに関しても
ホンダV12がクランク軸受のベアリングを増やして
ねじれを少なくすることができたことと
中央部からクラッチに繋ぐシャフトのねじれでロスが出たので
中央部からパワーを出す意味がなくなった。

長文失礼。