スペイン人ライターのF1便り

テスト1週目では多くの信頼性のトラブルに見舞われていたチームは…
…さらに多くのトラブルを抱えていたのだ。
一部では、ホンダに起因するとされてきた問題の少なくとも半分は、
マクラーレンに責任があったのかもしれないと考えられている。

だが最終日にはアロンソが苦境を抜け出し、堂々たる1分17秒7のタイムを出している。
この時、彼より速かったのはフェラーリだけだった。
ニューマシンMCL33はショートランでもロングランでも速いマシンのようだ。

ルノーPUに不満があるとしたら、それは彼らの最高速度にある。
その最高速度を見た今となっては昨年のホンダだけを責めることはできない。
原因はマクラーレン自身の開発にもあることは明白だ。

アロンソはマクラーレンへの復帰以来最高のシーズンを迎えてもいいはずだ。
だが一つの仮定としてマクラーレンが今年もホンダのPUを使い続けていたら
調子を出せなかっただろうか?

私は、彼らは速さを出せたと思う。
つまり、ホンダは進歩しているということだ。
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