「アロンソが去り、チームが潰れる……」
マクラーレンF1の危機感を生々しく伝えるドキュメンタリーが公開に

エリック・ブーリエが、2017年のプレシーズンテストの後アロンソを失い、
チームが完全に瓦解してしまうと真剣に恐れていたことが分かった。

「プレシーズンテストの後、フェルナンドは非常に腹を立てていた」
とブーリエは「Grand Prix Driver」の中で語っている。

「彼は、この状況でもう1年やっていくことはできない、
レースをするための状況を考え直すと、明言した」
「彼はチームから出て行ってしまう。間違いない」

 ブーリエは、もしアロンソがシーズン開始前に去ってしまったら、
チームは破綻してしまうと感じていた。

「このビジネスの仕組みは知っているだろう」とブーリエ。
「弱っていると、人々がやって来て、欲しい人間を連れ去ってしまう」

「限度を超えている」とジョナサン・ニール(COO)はチームに話す。
「我々は終わりだ。何が起こるか信用して待つという実験はもう終わりだ」

プロデューサーであるマニッシュ・パンディは、撮影を許可したマクラーレンを称賛した。

“すべてのライバルは凋落する可能性があるが、
偉大なチャンピオンだけが再び立ち上がり、戦って勝つのだ”
ということにファンが気づいてくれると、マクラーレンは信じている。そうパンディは語った。

「Grand Prix Driver」の日本語版が公開されるかどうかは
現時点では明らかになっていない。
[オートスポーツweb ]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180205-00252956-rcg-moto