>>304
時代遅れという割にはデイトナで勝つのに何年掛かってましたかね…。
って確か88年はデイトナとセブリングには出てもいなかったんだっけ。

そして89年に日産が落としたデイトナでは、スポット参戦のマツダ767
(767-003@「デイトナVer.」)はポルシェ勢に混じって5位入賞してますね。

「時代遅れ」に見える全空冷やヘッドのみ水冷という構造があながち駄目でなかったのは
「水回りのトラブル」という問題が前者なら皆無、後者でも少なくとも
水はラジエーターやウォーターポンプとヘッドの間を回ってるだけだから
ブロック側との往来に起因する漏れは生じない、といった点で
能力レベルに差のある多くのユーザーに量産供給する想定や
過酷な長距離耐久レースにおいては単純さがメリットになった訳ですね。

91年のザウバーメルセデスがウォーターポンプのベルトが切れただけで致命傷とかいう
アホみたいな顛末でレースを失った、というのは有名ですが
89年のルマンでも、毎回手柄を焦ってポカしかやらかさないNMEは放っといて
ニスモの#23をオーバーヒートで失ったと思ったら、
最後まで生き残ったエレクトラモーティヴの#25が今度はサルテの夜の思わぬ寒さで
オーバークールでブロックが割れてリタイヤするとかいう訳のわからない顛末に…。

そういうレベルならいっそ空冷使ってた方が大丈夫だったんじゃないかと突っ込みたくもなりますわw