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エヴァが公開されて、生き続ける意味がなくなった
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0722名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/11(火) 17:39:11.29ID:???
雪野:
絶対に近い自信を持って、自分のことしか考えてこなかった私だった。
とは言え、この変化も、今はたまらなく心地良い。

雪野「あ!有馬!?有馬は?
あ!有馬。
おーい!有馬!有馬!おーい!
あれ?」

雪野:
私達は、お互いを変えるために出会ったのだろうか。
だとしたら、変わったことで、私達は、二人でいる必然性を無くしてしまうのかも知れない。
それもいいか、とも思う。
同じようで、少しずつ違う。
新しい出会いや、別れを繰り返しながら、私達はこれからも、変わっていくのだろう。
0723名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/11(火) 17:43:48.01ID:???
月野「あれー。ほんとにそれでいいの?雪姉ちゃん」
花野「ちょっとうまくまとめすぎなんじゃない?」

雪野「あ、そうだ!
待てー!有馬!待てー!有馬ー!待て待てー!」

雪野:
一人で納得してる場合じゃない。
私達はまだ、具体的なことは何も分かっちゃいないんだ。

総一郎「?」
雪野「zzzzzzzzzzzz…」

雪野:
そして、約束しよう。
いつかそういうことがあっても、
二人で感じた色んな気持ちを、決して忘れないように。


YOU MAY DREAM 真っ白な恋は翼になる
天使のゆびきり 叶うように

目の前を過ぎる横顔 ときめきが踊り始める
話す声 耳を傾け またひとつあなたを知った

ほんの少し勇気出して その瞳を見つめたい

YOU MAY DREAM 真っ白な恋は翼になる
天使のゆびきり 叶うように
0724名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/11(火) 17:47:54.52ID:???
これまでのおさらい
「天ノ巻」

突然ですが、我らのお姉ちゃん、神奈川県立北栄高校1年A組所属の仮面優等生宮沢雪野は、極度の見栄王である。
とにもかくにも人前で見栄を張ることが超生き甲斐で、
端から見ると眉目秀麗、才色兼備、世間様の前ではパーペキな優等生を演じきっていた。
ほんっとナルシスな女。
だが、お姉ちゃんの凡ミスでそのついにその仮面が剥がれてしまったのだ。
ああああーお姉ちゃん迂闊…!
そんな彼女の正体を初めて知った幸運もしくは不幸とも言える稀有まれな人物、
その名は有馬総一郎(お姉ちゃんの同級生)。
彼もまた超モノホンの優等生。成績優秀、スポーツ万能。誰とでも仲良く敵を作らぬ人当たりのいい性格。
おまけにお家は、江戸時代から続く医者の家系というブッチバリバリのサラブレッド。
しかしこいつがまたとんだくせ者。お姉ちゃんの弱みを握ったことをいいことに
自分の仕事を散々手伝わすという割とダークな策略家だったのだ。
ああああーお姉ちゃんピンチ!
じゃけんど、こともあろうにその敵に対して初めてのときめきまでも感じてしまい、更なるパニック、
しっちゃかめっちゃかな状況に陥るお姉ちゃん。
自分一人の勝手な思い込みでただひたすら空回りを続け、テンパった末、ついに切れるが!
なんやかんやとすったもんだの末、和解。
形式は違えども二面性を持った優等生として秘密を共有する関係となった。
その後、二人はクラス委員の相棒、仲のいい友人、友達以上恋人未満という段階を経て、
晴れて彼氏彼女という関係までにたどり着く。
そしてお互いの人生に触発された二人は、
自分達の本当の幸せのために生きていこうと決心するのだった。
う〜良かったね〜、お姉ちゃん。
そうなんやけど、世の中そねえシンプルで甘うないっちゃ。
そう、世間様は厳しいっす。
0725名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/11(火) 17:49:55.14ID:???
まるでお姉ちゃん達の関係を試すかのが如く、
超多忙を強い、徹底的に二人を会えなくする学校行事、体育祭の脅威。
自らの野望、浅葉メリーランド計画遂行のため、お姉ちゃんにやたらとケチをつけ、
行動を妨害し、あわよくば別れさせ、
フリーに戻った有馬くんを利用しようと画策するふしだらな変態美形、浅葉秀明の出現。
待ちに待っていた初デートの失敗。
その反動による勉学そっちのけでの逢瀬とすれ違いの日々。
などなど、次々と襲いかかる数々の試練にも耐え、
着実に己の人生経験を豊かにしていったのでした。
あ〜刹那の己の幸せを噛みしめるお姉ちゃん。
そして、誰もいない雨の放課後。
雷鳴轟く中、二人は遂に…。
いや〜〜〜!!なにこれなにこれ!?いや〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
あー恥ずかし。
0726名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/11(火) 17:51:59.33ID:???
これまでのおさらい
「地ノ巻」

その年、7月。期末試験が無事終了。
結果、己の欲望に忠実に身を任せていた宮沢雪野は、強烈にその順位を落とす。
だが、同様の有馬総一郎は、わずかしかその位置を下げなかった。
彼の卑劣さを彼女は呪い、早くも二人の間に亀裂が走る。
時を同じく事態を重く見た学校側は、急遽二名を呼び出し、説得工作に入る。
だが、彼女は意外な抵抗を示し、断固拒絶する。つづく状況悪化。
しかし状態は、彼女の父親の一言をきっかけに、容易に打破されるのだった。
勢いに乗った彼女は、誰もいない有馬邸に赴き、流されるままセカンドキスを体験。
有馬は、自分に対する彼女の存在の重さに感謝を覚える。
一方その頃、宮沢雪野は人生最大の危機を迎えようとしていた。
彼女の行動を独自に分析、その正体を単独で暴いた伊沢真秀の先導による、
クラス女子全員参加の宮沢シカト事件が発生したのだ。
時を同じく、有馬に対し密かに恋心を抱いていた、芝姫つばさによる嫌がらせも勃発。
自業自得とはいえ、同時多発の突発的事態に対して、有馬の救いの手をはねのけ、
一人勇猛果敢に立ち向かう宮沢雪野。
しばしの膠着状態のうち、芝姫つばさによる嫌がらせにぶち切れた彼女は、ついに怒り心頭、
我を失い暴走し、学校内を恐怖のどん底に陥れる。
その阿鼻叫喚の様は、芝姫つばさを心身ともに追い詰め、うやむやのうちに事態は収集。
宮沢雪野は、はじめて友達と呼べる感覚をいきなり手にするのだった。
0727名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/11(火) 17:57:29.43ID:???
これまでのおさらい
「人ノ巻」

椿「だって。鬱陶しいなあもう。亜弥、あんた文系なんだから、ちゃちゃっとやっといて」
亜弥「えー私だって嫌だよ。めんどくさい。りか、あとよろしく」
りか「えー!私が!?私じゃうまくまとめらんないわよ。えっとーあの、その、真秀さん、よろしく!」
真秀「えー!私だってそんな、ただの説明キャラなんていやよ!
あ、この子が適任なんじゃないの?最近滅多に喋んないんだから」
つばさ「有馬取られたー」
真秀「端的なご説明、ありがとうございます」
つばさ「ねえ、もっと喋っていい?」
椿&亜弥「どうぞー」
つばさ「これから先、果たして芝姫つばさがケモノからヒトに戻してもらえるのはいつかっ?
果たして本当にその日がくるのかっ?それとももう私の役割はすでに終わってしまったのか。
一馬を友達に紹介するという話は一体どうなったのかっ!?
まあ、もうそれくらいよね。私に残された興味事としては。
もしかしてまともに喋れるのこれがシャレじゃなく、マジ最後かもしれないし。
ごめんね、ただの愚痴よね、これって」
椿&亜弥「いえ、心から心中お察しするわ」
つばさ「じゃあ話戻して」
椿「まあ夏休みは色々あったわね」
亜弥「人並みにカラオケ、ウィンドウショッピング、叫んでダベリ」
つばさ「あと海行ったり」
真秀「他に何やったっけ?」
りか「ゆきのんは家族旅行に行ったみたいよ」
椿「いいなー温泉行きたいねー」
亜弥「ババくさい言い方するなー椿」
つばさ「まだ若いのに」
椿「いいじゃんさ。温泉を馬鹿にするやつは温泉に泣くよ」
真秀「25過ぎるとね、ありがたみが分かってくるのよ」
つばさ「そういうもんかね」
0728名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/11(火) 17:58:41.11ID:???
りか「そういえば有馬くん、最近なんか困惑気味じゃない?」
椿「そんなのただの自意識過剰なんじゃないの?」
亜弥「まったく、わかんないもんな。他人のそんなことまで。
自分自身だって、どれだけ知ってるか怪しいもんなのにさ」
椿「でも、ちょっと最近雰囲気変わったみたいだからな」
亜弥「やっぱこの夏、行くとこまで行ったのかな。あのお二人さん」
真秀「さあ。表層的には二人とも真面目そうだけど」
椿「え〜男と女は分かんないんじゃないの?」
亜弥「そういうのってさ、勢いとタイミングじゃん」
椿「でも私ら別に我関せずだからね。やりたきゃやるだろうし」
りか「他人がとやかく言うことじゃないよね」
椿&亜弥「そうそう」
真秀「このグループは…」
りか「それでまとめはどうするの?まとめは。そろそろ時間じゃないのかしら」
亜弥「なんか近況言っときゃ、それでいいんじゃないの?」
椿「やたらと長かった夏休みも終わり、ようやく2学期が始まった、でいいんじゃない?」
真秀「んな、適当な」
りか「じゃ、あとは謎の転校生、十波健史の登場」
亜弥「あと、文化祭でやる芝居の準備続けてるじゃん」
真秀「それもようやく軌道に乗ってきたところじゃない」
椿「こりゃまたやたらと長い二週間になりそうだね」
つばさ「でも私の出番短いっ!私の出番っ!私の出番っ!せめて、人間らしくっ!私の出番っ!」
椿&亜弥「どうどうどう」
椿「でもまあ、いいのよこれで」
0730名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/11(火) 18:01:45.55ID:???
「次回予告」

これからのあらすじ!
突発的事態に翻弄され、きりきり舞いのお姉ちゃん。
だがそんな事とは関係なく、私は正体不明の影につきまとわれていた。
これってストーカーって奴?
それとも春のお出ましか!?
次回、カレカノ『これまでと違うお話』
うぉっす!
0731名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/21(金) 18:22:00.06ID:???
20世紀後半、日本は戦後最大の経済的不況に喘いでいた。
度重なる連鎖式倒産。増加を続ける失業率。
目に余る青少年の凶悪犯罪など、
まさに世紀末と呼称される言葉のイメージによって翻弄されるにふさわしい、
時代と場所になっていたのである。
一方、神奈川県立北栄高校1年A組所属の、仮面優等生宮沢雪野は、極度の見栄王であった。
彼女を変えた有馬総一郎は、敵を作らず全ての不幸を一人で背負い込もうとするモノホンの優等生であった。
形式は違えども、お互い二面性を持った優等生として秘密を共有する関係となった二人は、
クラス委員の相棒、仲のいい友人、友達以上恋人未満という段階を経て、
晴れて彼氏彼女という関係にまでたどり着く。
そして自分達の本当の幸せのために生きていこうと決心するのだった。
だが、世間の荒波は二人に対し、過酷とも言える試練を次々と送り込んでいく。
頑張れ!宮沢雪野!
負けるな!有馬総一郎!
この世界は、君たちのためにあるのだ!
0732名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/21(金) 18:23:20.22ID:???
花野「うっ」
月野「なーにボーッとつっ立ってんのよ。遅刻しちゃうぞ」
花野「もう、月姉ちゃん!」
月野「ふふふっ」

花野:
私、宮沢花野。現在中学2年生。
今が多感なお年頃。
0734名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/21(金) 18:27:18.54ID:???
花野:
うちの家族は、私を入れて5人。
父に母に、姉が2人。
あ、それから我らがペロペロ。
正確には、5人と1匹。
父は子供。無邪気だ。大きな弟って雪野姉ちゃんが言うけど、その通りだと思う。
母は優しい。難しいことは言わないけれど、あたたかく優しい。
2人は私達、子供の目から見ても仲良し夫婦だ。
すぐ上の姉は月野。何考えてんのかぜんっぜん分からない。
すぐ突拍子のないことをする。
だから私は…
月野「おらーさっきからあんた何ぶつぶつ言ってんのよ!」
花野「月姉ちゃん、やめ…」
月野「あ、どうもー」
洋之&都香「どうもー」
概して外面がいいのが我が家族だ。
一番上の姉は雪野。3人そろって雪月花。
四季折々の良い眺め。
たしかにうちの姉妹はいい線いってると思う。
中でも、雪姉ちゃんは、お母さんに似て綺麗だ。
雪野「あー私は帰る!もう帰るからねー!」
頭もよくて行動力もある。
だけど、ちょっと…いや、かなり〜危ないところもある。
それが長女、雪野。
雪野「えっへん!」
私は中2。だけど本やお芝居を沢山見てる。人の観察眼も冷静なほうだと思う。
呑気そうだけど、ちゃんとしてる。それが私だ。
0735名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/21(金) 18:32:09.39ID:???
雪野「わっははーい。うおー!」

花野:
いざとなったら、私がしっかりしてればいればこの家は安心。
でもそれはちょっと偉そうだよね。

雪野「何が偉そうだって?」
花野「あ、いや、別に。お姉ちゃん足早いね。うん」
雪野「どうしたの?みんな。何盛り上がってんの?」
花野「宝くじ。お父さん会社の人からもらったんだって。
当たったらお正月にみんなでどっか行こうって。えへ」
雪野「ったく、うちはどうしてこう皮算用ばっかするんだろう。
まあ、典型的一般的庶民といったらそれまでだけど」

櫻ノ園
雪野「うーんまた大層なもん読んでるんだわね」
花野「うん、古いけど結構感動するよ」
雪野「感動もいいけど、読んで泣くのは起きてるときだけにしな。顔むくむよ」
花野「え、また私泣いてた?」
雪野「悲しい本ばっかりじゃなくて、愉快な本も読みなよね。貸してやろうか?」

花野:
私は子供。
子供だけど大人。
雪姉ちゃんや月姉ちゃんよりは大人だ。
物事をわきまえてるつもり。
主将だけど図々しい。
でも、呑気なのが私。
0736名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/21(金) 18:34:07.72ID:???
私立 南白河中学校

花野「ばっははーい」
部員達「バーイ」

百合香「いいねー文化祭は」
花野「準備はみんな燃えるんだよねー」
百合香「とかいいながら早々と帰っちまううちのクラブってなんて呑気なんでしょう」
花野「文芸部は燃えようがないよ」
百合香「まあね。毎年同じだもんね。朗読でもやれば違うんだろうけど」
花野「やだよーそんなの。誰も聞かないって」
百合香「そうかなー?案外いるかもよ」
0737名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/21(金) 18:36:39.91ID:???
月野「おそーい花野」
花野「え、あ、月姉ちゃん」
百合香「こんにちは」
花野「月姉ちゃん、準備のほうはいいの?」
月野「ああーいいのいいの。
(月野「妹が病気で。お医者さんに連れていかなくちゃ」)
ということで、今日はお姉ちゃんと一緒に帰るんだぞ」
花野「私はダシか?」
月野「うふふ。まあうちのクラスは迷路とバザーだから、
迷路なんてもんは前日にだーっとあたふたして作ったほうが、
ぐちゃぐちゃの迷路らしい迷路になるって」
花野「誰が言ったのそんなこと?」
月野「お父さん」
花野「ははは。言いそう言いそう。どうしたの?」
月野「何?」
百合香「何か私達を見てる人、いたような…」
月野「ふーん。ストーカーかな?」
花野「いきなりそれかい」
百合香「じゃあ私ここで失礼します。さよなら」
花野「ばっははーい」
月野「気をつけてね」
0738名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/21(金) 18:41:18.97ID:???
月野「こういう時は気のせいが多いんだよ。よくあるじゃん。
同じ道筋帰り道自意識過剰ってやつ。
うちらの勘違いだったらいつの間にかいなくなってるはずだよ、きっと」
花野「お、お、お姉ちゃん」
月野「勘違い違い…みたいね…」

花野:
静かなる対決は、どれくらい続いたのだろう?
ほんの4、5分くらいのことだったのかも知れない。
しかし、我々の緊張の糸は、あまりにも細かった。

月野&花野「ぎえええええええええええええええ!!!!
いやあああああああぁあああああ!!!」
花野「ね、ね、姉ちゃん」

花野:
ふって湧いた尾行騒ぎ。
大丈夫、私は大丈夫。
時間は夕方。大通りまで行けば人がいる。
ここは一発、死中に活を求めて。

月野「待って、こにょこにょ」
花野「いー!!」
月野「しーっ行くわよ。チャー!」
花野「シュー!」
月野&花野「メーン!」
月野&花野「あ、はははふふふふふ、ぎゃあああ!!ごめんなさーい!!」
恵「…
うふ」

花野「お姉ちゃんの馬鹿!恥かいちゃったじゃん!」
月野「でもやっぱし勘違いだったみたいね。あはははは」

花野:
だがしかし、これはこれから怒る怖い事件の、序章にしか過ぎなかったのだ。
0740名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/22(土) 22:02:22.45ID:???
       ./ ̄ ̄⊥ ̄ ̄\
  ┌""´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`"ヽ、
  l゙./ ̄ ̄ ̄~丁゙○゙○゙丁~ ̄ ̄ ̄\.゙l
  | |  普 通  |.___ | 高速神戸 | |
  | |  ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ | |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |         ||      ||         | |  / また虚カスが
  | |         ||      ||  ∧_∧ | | |    糞スレ立てたんか
  | |         ||      || ( ´∀`) | |<
  | l,_____,||___|l,_____,l |  \ グモれ!
  |.______|___|______.|    \_____
  |   5512    .|      |        |
  |   _      .|      |.    ._  |
  | . └┘     |___|     └┘ . |
  |_______________,l
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     ―//――――\\―
    ―//――――――\\―
        ヽ(´Д`;)ノ 
         (___)  ←>>1
         |   |
         ◎ ̄ ̄◎
0741名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/27(木) 18:11:15.63ID:???
雪野「行ってきまーす!」
洋之「お、今日も早いな」
都香「お芝居、お芝居」
洋之「雪野ならそのままで役者なんだから、練習する必要ないだろうが」
都香「そりゃ、お父さん」
洋之「あ、青春か?」
都香「そうよ〜」

花野:
あの日を境に、私の戦いが始まった。

月野「おかわりー」
0742名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/27(木) 18:13:39.73ID:???
月野「どうしたの?花野」
花野「う、ううん…」

花野:
月姉ちゃんは気づいていない。
先日のあの事件は、あー勘違いだ、と納得したようだ。
しかし、私には見える。
私につきまとう暗い影が。

花野「ああ、おお」
月野「見えてないじゃん」
百合香「おはよう。どうしたの?」
花野「わ、私の後ろに立つんじゃなーい」
百合香「誰が?」
月野「本の読みすぎなんだよ花野は。じゃ、私先に行くよ。
辛気臭いの移っちゃったら、一限の英語萎えちゃうもんね」
花野「あっ」
百合香「悩み事?」
花野「うん、ちょいと影な気分」
百合香「異邦人?」
花野「あ」
恵「…」
花野「あ!」
百合香「そういえばあの子最近よく見るよね。確かD組の…」
0743名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/27(木) 18:16:36.44ID:???
花野:
一体、私につきまとう影の正体って。
知らないうちに犯罪に巻き込まれてるってこともあるし。
そういえば、お父さんの宝くじ。
きっと、それを目当てに、私を誘拐…!?
いやまさか、まだ当たってもいないのに。
あ、でも…。

花野「…」

カラス「カーカーカー」
花野「…!」

花野「ただいまー。誰もいないの?お母さーん?お姉ちゃーん?
…!は、い…宮沢です。もしもし、もしもしお母さん?もしも…
は!?月姉ちゃんお帰り」
月野「ただいま」
0744名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/27(木) 18:18:47.57ID:???
雪野「花野のこと、好きな子なんかじゃないの?」
花野「なんでそっち行くわけ?信じらんない」
月野「まーだそんなこと言ってるの?気のせいだってば」
花野「でも、今日だって」
雪野「なによ、モテモテじゃん」
花野「お姉ちゃん!」
雪野「お、来るか?」
花野「トイレだよ」

花野「ったく、ちっとも頼りにならんな。うちの姉どもは」
恵「…」
花野「なんで?…!!」
月野「ごゆっくりじゃん」
花野「…月姉ちゃん」
0745名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/10/27(木) 18:21:26.80ID:???
雪野「でしょでしょ、やっぱりそのD組の子が花野のこと好きでつけてたのよ」
都香「よくあるのよね、そういうの。憧れっていうのかな。
男の子に対してまだいやだなって思ってる頃は、女の子って、女の先輩とか先生にね」
洋之「ふーん、でもなんか美しいね。青春の一ページってやつかな、お母さん」
都香「うん」
月野「ま、頑張ってよね花野」
花野「薄情姉妹!」
雪野「私は今それどころじゃないもの。恋に芝居に勉強に。てんてこ舞いなの。わかるでしょ?」
月野「私も迷路にバザー」
花野「あたふたのぐちゃぐちゃっていってたくせに〜」
月野「今がそのあたふたの頃なのよ」
都香「花野はいつも難しい本読んでるんだから、自分で解決なさい」
洋之「うんうんうん、青春だねー」

花野:
姉二人は薄情。
父は相手が男じゃないと知って余裕の構えだ。
味方はいない。
恋は一人で戦う、のか…。
な、何その気になってるのよ。私は。
0746名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/27(木) 18:23:17.59ID:???
花野「あ!」
月野「例の子じゃない?声かけてみたら?」
花野「いやだよー」
月野「じゃあ、私が」
花野「あ…あ。
あ、あっ!」
恵「気をつけなきゃね」

花野:
私に付きまとってる黒い影って、D組のあの子だったんじゃ。
すると、今朝の人影は…。
0747名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/27(木) 18:26:37.79ID:???
恵「宮沢さん!」

月野「花野、こっち!」
花野「月姉ちゃん」

花野「はあはあはあ、私何やってんだろ」
恵「それよりここから早く離れないと。まだ動ける?」
花野「う、うん。ねえ、一体なにがどうなってるの?
なんとか言いなさいよ!待ってよ!」
花野&恵「あ」
恵「大丈夫?」
花野「プ、プリン」
恵「あ、あ!ごめんなさい。今は言えないの。でも、私を信じて」
花野「信じる…」
洋之「許さーん!」
花野「い、いーやー」
洋之「絶対に許さんぞー!」
花野「お父さん」
洋之「やっぱり許さん。うちのお姫様と結婚しようなどとは、たとえ女でも許さんぞ!」
花野「何言ってるのよお父さん。別に私達そんな、結婚なん、て…」

花野:
え、私達、結婚って。
だからその気になるなよー。

月野「……」
0748名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/10/27(木) 18:28:44.08ID:???
都香「あら」
洋之「なんだいこりゃ」
都香「りんどうよ。綺麗よねー」
雪野「お、えっーと。“あなたをずっと見ています”」
花野「…」

花野:
要するに、私は戸惑いまくっている。

街の声<知らない女の子から好きって言われたらどうしますか?>
椿「嬉しいね」
秀明「全然OKよ」
総一郎「ごめん。そういうのわかんないや」

花野:
人から好かれるってなんか複雑。
語るべき言葉がない。

雪野「ま、耳年増のあんたも、良い機会ということよ」

花野:
実感できると理解力が増す、というのは、
暗記法の肝だったような気がしたが、
こんな実感は正直、したくない。
0749名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/27(木) 18:32:11.06ID:???
百合香「あ、いたいた。花野。なんか怖い顔してさ、果たし状?」
花野「あの子?」
百合香「そう、あの子」
(恵「放課後、裏庭!絶対逃げないように!」)
花野「そこまで言うならこれいらないじゃん」
“Dear 宮沢花野へ
今日の放課後
裏庭まで来るように。”
百合香「気持ちの問題じゃない?ほら、果たし状だし」
花野「トホホホホ」

月野「あははははは」
花野「ねえ、一緒に来てよ、後見人。立会人でも良いからさ」
月野「何それ?」
花野「ねえ、こりゃマジだよ。こわいよー」
月野「屁理屈ばっかのあんたにもついに訪れたピンチという訳か」
花野「どうしよう、どうしよう、ねえ、いきなりその泣きつかれちゃったりしたら、あの、その…」
(恵「ひどい、無視するなんてひどい!」)
(花野「いや、そういうんじゃなくて、その」)
月野「あははははははは」
(恵「死なせて!結ばれないならいっそ」)
月野「あははははははははあはははいひひひひひ」
花野「月姉ちゃん笑いすぎ…」
0750名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/10/27(木) 18:34:10.73ID:???
花野「決めた!」
百合香「え?」
花野「当たって砕ける」
百合香「砕けちゃうんだ」
花野「どうなるもんでもないもん。私は今の自分の気持ちを言うだけ」
百合香「ついてこうか?」
花野「いい。砕けるだけだもん。こっそり覗いたりしちゃダメだぞ」
百合香「しないよー」
花野「(汗)」

―放課後

月野「おお、待ってる待ってる」
百合香「……」
月野「へへ。なんか変な展開になっちゃったね、百合香ちゃん。
こうなっちゃうとさすがに深刻だね、あの子」
百合香「あ」
0751名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/10/27(木) 19:01:38.62ID:???
風邪ひいた夜は 思い出す 昔 いじめたあの子
大好きだから あんな風にしか 伝えられなかったよ

花野:言わなきゃ、言わなきゃ…。

38度の瞳 少しうるんだ夜空を見てる
遠い日のせつないことが 胸をしめつけた

花野「私のこと好き、なの?」
恵「私に惚れ、てる?」
月野「え?」
花野「惚れてるって追っかけといて惚れてるってどういうこと?」
恵「追っかけてない。あなたよ、あなた。いつもあなた私のこと見てたでしょう」
花野「いたから見たのよ。だってあなたでしょう?私をいつもつけ回してたの」
恵「うん?」
花野「学校でも、帰り道でも、あ、家の前でも見上げてた」
恵「うちあの辺だもん。しょうがないでしょう。
家に帰るときには必ずあそこ通らないといけないんだから」
花野「なんで私を見るの?」
恵「あなたが見るからよ。あなたこそ」
花野「あなたが見るから…!え?」
花野&恵「あ、あははははあははははは」
月野「はあ?」
0752名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/10/27(木) 19:06:26.14ID:???
ばかだね 今は何より早くよくなって
がんばらなきゃ なのに今日に限って
こぼれおちる記憶の砂が 止められない

花野「自意識過剰」
恵「うん、過剰過剰」
花野「いつも自分を見てる女の子」
恵「そう思ってた」
花野「こいつ私に惚れてるなーっと」
恵「思った思った」
花野「そのうちこっちも顔赤くしちゃったりして」
恵「目が合ったら顔そむけちゃたりして」
花野「悩んじゃったりして」
恵「責任取んなきゃって思ったりして」
花野&恵「あははははは」

風邪ひいた夜は 思い出す 昔 いじめたあの子
会えなくなってわかるものって こんなに苦しいね

月野「なに、解決?」
百合香「良かった。花野、ごめん」
0753名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/27(木) 19:09:16.25ID:???
雪野「なーにー?じゃあ二人で一人相撲してた訳?」
花野「うん、恵ちゃんも悩んでたらしいよ」
雪野「恵ちゃんっていうんだ」
花野「そう、耳年増の恵ちゃん」
雪野「へえ、似たもの同士だ。こりゃいいね。あはははは」
花野「うん、恋人にはならなかったけど、友達になったよ」
雪野「あれ?じゃああのりんどうは?」
花野「月姉ちゃん」
雪野「月野?」
花野「そうなの、ぜーんぶ月姉ちゃんの悪巧みだったの」
月野「悪巧みとな」

窓を開けたら 次の季節の匂い 舞い込んできて
オルゴール かすかにひとつ 胸に響かせた

花野「月姉ったら、百合香に頼んで私のことつけさせてたんだって。ひっどいでしょ」
月野「だって、花野ったらいつも私は冷静で何でもわかってて、何があってもへっちゃら、
みたいな顔してるんだもん。ついついからかいたくなっちゃうのよね」
雪野「あー!それは言えてる!」
花野「うーん、雪姉までー!でね、最初は単に私を驚かすつもりだけだったのが、
恵ちゃんの出現で路線変更ってことで、りんどう置いたんだって」
月野「そのほうが面白いもーん」
雪野「月野もあんまり花野をいじめちゃ…だめ…あははははははは」
雪野&月野「あはははははははは」

小さな手紙を ずっと大事にしてたね
いつかそっと 心のエッジがぼやける頃には
戻れないくらい 大人だった

花野「えー!なんで!?なんで!?」
0754名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/27(木) 19:13:17.79ID:???
百合香「りんどう、今度は受け取ってくださいます?」
月野「え、じゃあこの前のりんどうって私にだったの?
てっきり花野をひっかけるためだとばっかり」
百合香「私お姉さんにあげたんです」
月野「え、あ、でもなんで私に」
百合香「私、前から花野のお姉さん良いなって思ってて」

花野:
そうか、そうだったんだ!
じゃなかったら百合香が私を騙す手伝いなんかする訳ないもんね。

風邪ひいた夜は 思い出す 昔 いじめたあの子
大好きだから あんな風にしか 伝えられなかったよ

百合香「お姉さん、私のお姉さんになってください」
月野「いや、あの」
花野「月姉ちゃん」
月野「花野、助け…て…」
花野「自分で解決、しましょうね!」
0757名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/10/27(木) 19:18:16.14ID:???
「次回予告」

これからのあらすじ!
うかつにも有馬くんの異常に、もう一つ気づかないお姉ちゃん。
だがそんな事とは関係なく、十波健史は自分の気持ちにようやく気づく。
そして人々はわけもわからずテンパっていく!
次回、カレカノ『14DAYS・6』
ラスト〜〜!
うぉ〜〜〜〜〜〜っす!
0758名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/01(火) 17:23:30.65ID:???
時に西暦1990年代末、日本は戦後最大の経済的不況に喘いでいた。
相次ぐ連鎖式倒産。増加を続ける失業率。
目に余る青少年の凶悪犯罪など、
まさに世紀末と呼称される言葉のイメージによって翻弄されるにふさわしい、
場所と時代になっていたのである。
時を同じく、神奈川県立北栄高校1年A組所属の、仮面優等生宮沢雪野は、極度の見栄王であった。
彼女を変えた有馬総一郎は、敵を作らず全ての不幸を一人で背負い込もうとするモノホンの優等生だったのである。
形式は違えども、お互い二面性を持った優等生として秘密を共有する関係となった二人は、
クラス委員の相棒、仲のいい友人、友達以上恋人未満という段階を経て、
ついに、彼氏彼女という関係にまでたどり着く。
そして、自分達の本当の幸せのために生きていこうと、決心するのだった。
この二人に対し世間は、過酷とも言える試練を次々と送り込んでいったのである。
突発的な魔の手を払い除け、度重なる逆境にも耐え抜いた宮沢雪野は、
今や、夏休みを後にし、一路秋の大文化祭を謳歌しようとしていた!
だが、しかーし!
0759名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/01(火) 17:28:58.34ID:???
『第1場』

語り:彼は現れた。
雪野「おっ あさぴんじゃーん」
語り:そして合流。
秀明「おおっ 宮沢も放送・受付かぁ」
女子生徒達「キャッ 浅葉くーん」
語り:そして会話。
雪野「おう よろしくねー」
語り:彼も現れた。
健史「あれ 二人もここなんだ」
雪野「十波くん」
語り:さらに合流。
健史「よかったー オレ転校してきたばっかで 知り合いいねーし 学校わかんねーし」
語り:そして会話。
雪野「じゃ私といなよ ついでに色々教えてあげる」
語り:続く会話。
健史「なんかコキ使われそー」
語り:続く会話。
雪野「…当然じゃない」
語り:だが、彼は沈黙。
秀明「……………」
語り:そして、凝視。
0761名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/01(火) 17:33:11.77ID:???
『第2場』

健史「(…この学校で一番大きな木だな)」
健史「痛ぇ」ゴチ
椿「あー 悪い悪い」
語り:と、彼女は詫びる。そして笑顔。
語り:遭遇。
語り:小癪。
語り:接近。
健史「……何やってんだ こんなとこで」
語り:会話。
椿「間食 こーいうとこで食べんのがカクベツでさー」
語り:馬鹿笑い。
健史「ゴリラ!!はははーゴリラじゃんっお前!!」
語り:呆れる彼女。
椿「…そーいうお前もゴリラみたいだぞ」
語り:再び小癪。
椿「ほらよ エサ」
語り:気だるさ。
椿「はぁ〜あ」
語り:そして安らぎ。
椿「むにゃむにゃ」
0762名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/01(火) 17:35:10.55ID:???
健史「オイ」
語り:均衡の破壊。
椿「んあ?」
語り:耐久の破棄。
健史「おとついオレが言ったこと忘れたわけじゃないだろ」
語り:そして介入。
健史「何 余裕こいてんだよ」
語り:だが、彼女は何も動かない。
椿「ああ」
椿「嫌われたもんは仕方ないなあ ま 好きに嫌えば」
語り:動かない。
健史「ムカ!なんだよそれ…」
語り:動かない。
椿「それに私結構おまえ好きだし」
語り:沈黙。
語り:動揺。
健史「あア!?」
語り:そして、再主張。
健史「オレは お前を嫌いっていってんだよ!」
椿「変なの。嫌われたら嫌い返さなきゃならないのか?
考えたら私はお前といるの面白いと思ったんだもん。それでいいだろ」
0763名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/01(火) 17:36:43.01ID:???
届かない

奔放で
こいつの心はいつもどこか遠いところにいる
オレのどんな声も
感情も
届かない

決して 佐倉に 届かない

椿「なぜ?」
語り:彼は答える。
健史「知らない」
椿「私 キスなんか初めてした」
語り:彼も同意する。
健史「そういえばオレもだ」
語り:そして、疑問。
健史「(……?なんであんなことしたんだろう)」
語り:疑問。
語り:疑問。
0764名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/01(火) 17:41:30.90ID:???
[会議室]
委員「では、次に本部運営についての確認事項ですが…」
総一郎「……」

『第3場』

[準備室]
雪野「ふーありがとー」
語り:彼女は礼を言う。
雪野「今日はこれから参加サークルの企画書のチェックと整理よぉ〜」
語り:そして労働。
雪野「議題を書き出したり 夜まで…夜までね…」
語り:そして苦しみ。
健史「た…大変そうだな 何か手伝おーか」いちおー学年一位だし…
語り:そして同情。
雪野「いや もってもらっただけでいいよ ありがとー」
語り:そして返答。
健史「何だせっかくの厚意を」
語り:そして会話。
健史「だってあんまり他の男の子と仲良くしたら有馬さびしがるもーん」
語り:そして惚気。
健史「何だそりゃ 思い上がんな!!」←ありまファン
雪野「おほほほほ。ホントだもーん♪」
0765名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/01(火) 17:44:58.17ID:???
健史「(ちえっ 
ぜんぜんわかんねぇよ
有馬くんはなぜこんな女と…
もっと清純で可憐な愛らしい…
ぴったりな女の子と
いくらでも付き合えるだろうに…)」理解できん!!
語り:理解不能。
語り:理解不能。
語り:理解不能。
語り:理解不能。
健史「どうせおまえが何も知らない無垢なありまくんをずるいワナにかけて
篭絡したんだろう かけてきっとそーだ!」
語り:そして推断。
語り:そして言及。
雪野「ぶーっ!ハズレー。有馬のほーからアタックしてきたんですぅー」
健史「聞こえない〜〜うそだーっ!!!」
語り:驚愕、そして否定。
雪野「それより椿への復讐はどうなってるの?」
語り:そして、彼女は聞く。
健史「え………してるよ あきらめてねえよ」
雪野「ふーん」
雪野「でもなー 2年間かたときも忘れずに相手にこだわる気持ちってさー」
健史「?何だよ」
雪野「べっつにー」
語り:再び彼が現れた。
0766名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/01(火) 17:47:44.42ID:???
雪野「あさぴん」
語り:再び会話。
秀明「あ これ 沢田サンにたのまれた」
語り:再び会話。
雪野「サンキュー」
語り:再び会話。
健史「あーあ オレもクラス手伝い行くか」
語り:再び会話。
雪野「フクシュウがんばってねー」
健史「っせえな」
語り:そして離別。
秀明「……」
語り:そして凝視。

語り:長い沈黙。
語り:長い沈黙。
語り:長い黙視。
語り:長い黙視。
語り:その先にあるもの。
語り:その果てに待つもの。
秀明「…おまえさ」
語り:沈黙の打破。
秀明「宮沢に近づきすぎだよ」
語り:膠着の打破。
秀明「有馬を追いつめる」
語り:閉塞の打破。
秀明「軽い気持ちで余計なことしないほうがいいよ」
語り:圧迫の打破。
0767名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/01(火) 17:50:45.61ID:???
健史「……えー 有馬くんがぁ?」
秀明「お前の知ってる『有馬くん』はただの模造品だろ」
語り:真実の打破。
秀明「本当の有馬は気性が烈しい」
秀明「独占欲強いよ」
語り:そして巨像の打破。
秀明「宮沢はけっして自分を裏切ることはしないと分かってる」
秀明「でもリクツじゃないんだ」
語り:及び、虚構の打破。
秀明「有馬が掛け値なしに優しいのは 宮沢にだけだよ」
語り:そして幻想。
秀明「有馬がオレといることを許すのは」
語り:そして欺瞞。
秀明「オレがけっして宮沢にだけは手を出さないということを知っているからだ」
語り:そして同化。
健史「はあ〜?考えすぎじゃねえの だいたいそんなごたいそうな女かよぉ」キライじゃないけど
語り:それも、真実。
健史「ちょっと頭よくてかわいいってくらいのどうってことない」
語り:それも、現実。
健史「ふつうの女じゃん」タイプでもないもん
語り:それも、形骸。
秀明「……わからないのか。子供(ガキ)だな」
語り:そして、許容。
健史「……(怒)」?
0768名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/05(土) 22:05:45.72ID:???
『第4場』

僕と君
君には僕で
僕には君でならない理由

怖いんだろ?

もう一人の総一郎「頭じゃ分かっても感情がどうにもならない。そうだろ?」

なぜだか
教えて
やろうか

もう一人の総一郎「お前は気付いてしまったんだ。
宮沢を抱いても
幸せになれない自分に。
触れ合ってしまったからこそ二人の距離がよくみえた。
二人はまるで別々の個人だと」

触れ合う歓びは一瞬
それはゴールなんかじゃない
以前はそんなこと考えもしなかったのに
痛切に

もう一人の総一郎「知ったんだろ。自分は宮沢無しではもうやっていかれないということと、
宮沢はもうお前無しでもやってゆけるということに」
総一郎「…!はあはあ」
もう一人の総一郎「可哀想に。幸せになれると思ったのに」
0769名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/05(土) 22:08:16.68ID:???
『第5場』

雪野「お」
語り:三度の出会い。
健史「仕事終わったのか」
語り:三度の会話。
雪野「うん やっと解放されたよーっ」
語り:三度の会話。
雪野「ねっ 有馬見なかった?」
語り:会話。
健史「いや 見てねえ」
語り:会話。
雪野「そっかーお芝居とかで会えない分 一緒に帰るとかしたいのになー」
語り:会話。
健史「で? お芝居は? 面白い?」
語り:会話。
雪野「うん みんなで 何かやるの 面白いよ!」
語り:会話。
秀明「(宮沢に近づくなよ)」
健史「なんだってーんだよなぁ!!そんな気を遣うような女かよー!!」
雪野「!?」
健史「じゃあな」
語り:そして離別。
雪野「またねー」
語り:そして離別。
0770名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/05(土) 22:09:34.37ID:???
総一郎「…」
健史「…!」

総一郎:
もしかして今まで自分だと信じてきたものは、
努力で作り上げただけの偽物だったんじゃないのか。
僕の中にはもう一人本物がいるんじゃないのか。
0771名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/05(土) 22:13:47.19ID:???
『第6場』

健史「あ 有馬くん」
語り:再度の出会い。
総一郎「…」
健史「あのっあのっ」
語り:そして彼を包む戸惑い、焦り。
健史「(完全にきらわれてる…)」
語り:不安。絶望。
雪野「おはよっ。ねー今ありまいなかった?」
健史「わあああ!オ…オレに近づくなああ」
雪野「?」

有馬くんは
ボクに優しく
してくれた
一番の友達

今なら分かるけど
当時のオレは
甘やかされた実に
イヤなガキで
嫌われても
仕方なかった

でも有馬くんは
そうしな
かった
0772名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/05(土) 22:14:16.21ID:???
一人になると
さりげなく側に来てくれる

皆は有馬くんの周りに集まるから
僕はあのクラスでは
いじめられることはなかった

公平で
優しくて
そして恐ろしく
頭が良かった

ごめんよ
そんなに宮沢が大事だって
知らなかったんだ

…でも正直
びっくりした
有馬くんが
あんなに感情を
むき出しに
するなんて
恋愛って
そーいうもん
なのかな
0773名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/05(土) 22:14:56.98ID:???
…むきだし?
あれ?
じゃ
有馬君の中には
元々そんな部分が
あったのかな?
なら、オレが
中学のとき見てあ
あの有馬くんは?
……見せかけ…
……だったの?
ばかな!!有馬くんは
そんな人じゃねーよ!!
いや
どっちかっていうと

あの頃は
ソボクに
信じてたけど
全員と平等に接するっていうのは
まるで全員同じようにしか見えていないみたい

あれ?
…なんか
オレ
開けてはいけない
箱を開けかけているような
…………
(秀明「お前の知ってる有馬くんはただの模造品だろ)
…………そう
でもあれが本当の
有馬君
0774名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/05(土) 22:17:18.01ID:???
雪野「有馬ー!」
総一郎「力持ちだね。持とうか?」
雪野「うん」

想う気持ちの
全ては宮沢に

反発や敵意は
宮沢と自分を妨げるモノ全てに

宮沢に関わるときだけ
有馬くんは感情を
抑えられなくなるんだ

はじめて
ボクは夢やアコガレではない
有馬くんを
知りたいと思った
今度こそ 本当に
ボクは君と
友達になりたい

有馬君

君の心は

何処に在るの
0775名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/05(土) 22:25:22.84ID:???
雪野「いや〜助かった。どうもありがとう」
総一郎「いえいえ、これしまえばいいの?。み、宮沢」
雪野「いや何となく。この頃スキンシップが足りない気がして」のしっ
総一郎「それは僕の努力が足りないということでしょうか?お嬢様」
雪野「ううん、夏休みずっと一緒だったのに文化祭で急に忙しくなっちゃったから、
有馬といるの楽しいからやらなきゃいけないことうっとうしくなる。
これ終わったら思いっきりべったべたしようね」
総一郎「べったべた(汗)う、うん。でもちょっとやらしい気持ちになるかも知れないんだけど、たまに」
雪野「あ、あ、そうね(一線を超えたのに、この人のこのピュアさは…)」

総一郎「僕といたい?」
雪野「うん。
なんでかな。有馬ときどきまるで別の人みたいな目をするね」
総一郎「そうかな?変?怖い?」
雪野「ううん」

離さないで

総一郎:
日毎、歯車が狂っていく。暗闇のほうへ。
どうしてそんなこと言える?
君を独占したいなんて。自由な君が本当に好きなのに。
一方で全てから奪いたいと想う。

こんな気持ち 知られたくない
0776名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/05(土) 22:34:22.30ID:???
『第8場』

雪野「遅くなりましたー。お、やってますねー」
秀明「ちーっす」
りか「ゆきのんもお疲れ様ー」
真秀「なに?読み合わせすんの?セリフは全部入ってるよ」
つばさ「むしゃむしゃ」
雪野「ていうか亜弥ちゃんに聞きたいことあるんだけど。あれ来てない?」
りか「それなんだけど、ちょっと事情変わっちゃって」
雪野「なんかナーバスじゃない?」
りか「実は一学期に書いた話が雑誌で評判よくて亜弥、短期の連載をすることになったの」
雪野「え、すっごーい」
りか「でもすっかりプレッシャー感じちゃって。昨日からずっとああなの。あれで結構気小さいから」
亜弥「はあ………やめた!今日は日が悪いわ!」
雪野「えー!もう!?」
亜弥「昨日から何度も何度も書き直してるんけどね、50回くらい。ピタッとが来ないのよ!」
雪野「ピタッと?」
亜弥「何かがあるのよ。キャラクターと設定とエピソードとシャーペンと自分のテンションがピタッと噛み合う一瞬が。
それがくればスラスラかけるけど、来ないと来るまで足掻かなければならない。そういうもんが!」
雪野「イタコみたいなものかしら」
りか「みたいね。くよくよしないで書き進んじゃえばいいのに」
亜弥「私が楽しんで書いてないものを、誰が読んで楽しいと思うのよ!
ふっ、あんまり書けないとどんどん不安になってくんだ。もう私の書く力は尽きたのかなって」
雪野「いやだなあいやだなあ。書けないときの物書きって」
りか「いいのよ。ノリノリのときは調子づいていい気になるんだから。たまには苦しむほうが」←けっこう言う
雪野「ねえ、天気いいしお昼河原に食べに行こう。亜弥ちゃんも脳に酸素を入れるのよ」
0777名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/05(土) 22:36:27.08ID:???
雪野「うわ〜気持ちいいね。ここで立ち稽古とかしたら気持ちよさそう」
りか「それいいねー」
つばさ「あーん、ばくっばくっ」
亜弥「そっか、あの二人を双子にするほうが膨らむかも知れない」
雪野「なんとかなりそうで良かったね」
真秀「うん」
雪野「なによーそれなら芝居やめれば?とかもう言わないの?」
真秀「え…べ、別に」
雪野「しっかし亜弥ちゃんも忙しいとなるとこりゃ大変だなー」
亜弥「え、私やるよ。もともと言いだしっぺは私だし」
雪野「うんうん」
0778名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/09(水) 20:19:07.88ID:???
真秀「ねえ」
雪野「うん?」
真秀「なんで急に芝居やる気になったの?はじめ嫌がってたのに」
雪野「ああ、はじめて勉強以外で面白いって思ったから。
ここのとこずっと何か他に夢中になれるものが欲しいと思ってたからね。
私には勉強と有馬しかないけど、有馬はちゃんと別に他の世界を持っていて、
インターハイ行ったりするんだもん。
悔しいというか、私は私の世界ってのを持ちたいじゃない」
真秀「負けず嫌い」
雪野「そうじゃないといけないと思う」
真秀「……」
雪野「それに有馬、私のこと好きなんだもん」
真秀「はあー?なにノロケてんのよ。ノロケてんのよ!」
雪野「ち、ちがう、そうじゃなくて。有馬は私より世界が深い。
何も知らない私を悩ませたり、苦しめたりするくらいなら自分で抱えこんじゃうんじゃないかな。そう思って。
だから、私は私の世界を作ろうと思ったの。有馬に甘えるのは好きだけど、
甘やかされて怠けてしまうのは絶対にいや」
真秀「(ふーん、だから有馬は数ある女の中で宮沢にだけ反応するんだ)」
雪野「あー笑ったわね。なによーいつも私ばっかり話してずるいー。真秀さんの話もしてよー」
真秀「いやだー」
雪野「いいじゃない。吐けー」
真秀「あ〜やめてよ〜あはははは」
亜弥「おーいそこそこのレズレズ。チャイム鳴ってるよー」
雪野&真秀「うっ」
0779名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/09(水) 20:23:00.55ID:???
『第9場』

健史「(有馬くんを理解するにも)」
語り:思索。
健史「(そもそも恋愛感情ってもんがわかんねー)」
語り:思索。
健史「(佐倉!!)…と浅葉君」

秀明「はーい、元気?」
椿「視線外さないでよ」
秀明「ほのぼのカレカノメイトの中で俺らだけ相性悪いしな」
椿「まあ、キャラ被ってるからね」
秀明「ばかな!キャラかぶってなんかねーよ!お前、可愛い女の子しか好きじゃねえとか言うじゃねえか!
そういうのが許せないんだ!女性はすべて美しいんだよ!」
椿「うっさいなー私は綺麗なものが好きなだけ。
選別という残酷を含むから美は美なのだ。全て美しいというのは詭弁に他ならない」
秀明「違う!断じて違う!」
椿「ふふん、まあいいじゃないの。夏服も今月で見納めよ」
秀明「は!」
椿「ご覧なさい。世間の荒波に晒される前の乙女達の一瞬の輝きを」
秀明「ああ、美しい…」
語り:そして彼も見つめていた。
語り:見つめていた。
語り:見つめていた。
椿「じゃな」
語り:重複される離別。
椿「あれ十波」
語り:そして気づき。
0780名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/09(水) 20:26:14.52ID:???
健史「バーカ」
語り:そして、形而上化の挑発。
健史「ってえな。なんだその怪力は てめーなんか女じゃねーよ」
椿「うるさっい バカって何だ!!」
健史「バーカ」
語り:再び形而上化での挑発。
健史「(くそっ 何だ このムカつきは)」
語り:そして、不明の行動。
語り:曖昧な感覚。
語り:あやふやな感情。
健史「(こいつもさー
昔は男なんかと ヘラヘラ 笑うよーなやつ じゃなかったのに←人間が丸くなっただけ)」
0781名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/09(水) 20:27:42.83ID:???
きのうオレと
キ…キ キスッ
キスとかしといて…

椿「(なんかうしろからやーなオーラが)」

なぜオレは
あんなこと
したんだろう

うそっ

語り:突然の疑問。
0782名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/09(水) 20:29:29.57ID:???
もしかしてオレ男が好きな人!?

語り:憶測。

オキナワで女の子に「つき合って」っていわれても

語り:欺瞞。

ぜんぜん乗れなかったし!

語り:当惑。

語り:検証。

じゃなきゃだれがあんな男 男したやつなんかに…

語り:心当たり。

語り:そして、焦燥。

え?

語り:再度の疑問。

佐倉って
あんなだったか?
前はもっと力づよい……

語り:記憶の錯綜。
0783名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/09(水) 20:31:03.25ID:???
あれ

語り:瞬間。

回路が一コ
つながってない

語り:永遠。
語り:優しさ。

何か
大事なことが一つ
抜けている

語り:残酷。
語り:希望。
語り:虚しさ。
0784名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/09(水) 20:32:38.72ID:???
椿「わっ」

えっ

語り:始まり。

なんでこんなに軽いんだ!?

語り:あまりに遅い始まり。

こいつの腕はこんなに細かったか!?

語り:迷いの始まり。
語り:苦しみの始まり。

オレの中に焼きついた佐倉のイメージは"圧倒的に自分より強いモノ"

語り:歓びの始まり。

だからいつまで経っても絶対的に強いのかと

語り:悲しみの始まり。

どーして今まで気付かなかったんだ
もともと体のつくりが違うんだ
鍛えればオレは佐倉をたやすく抜いてしまうんだ

語り:忘却の始まり。
0785名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/09(水) 20:34:24.11ID:???
椿「……」
健史「……」
椿「うわっ。お前、助けたり突き飛ばしたり」
健史「……」
椿「おい!」

むかし ボク達の間には
性別が無かった

語り:彼は気づいた。

だから 長いこと
この感情に名前をつける
ことができなかった

語り:彼は気づいた。
0786名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/09(水) 20:35:28.78ID:???
簡単なことだ

何故 佐倉に
なんとも思われて
いなかったことに
あんなに深く傷ついたか

何故 どうしても
ボクの存在を
佐倉にきざみつけたかったか

何故 佐倉が
他のヤツといると
不快なのか

語り:好きだからだよ。
0787名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/09(水) 20:37:30.29ID:???
ずっと胸の中で
行き場のなかった思いは

やっと出口を
見つけた

ボクはただ
君に知って欲しかっただけだ
ボクという人間が
ここにいるということを

語り:離別の果てに。

語り:忘却の果てに。

語り:切に願う未来に、幸多からんことを。
0788名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/09(水) 20:39:33.05ID:???
そして、彼と彼女の物語は
つづく


探し物はなんですか?
見つけにくいものですか?
かばんの中も机の中も
探したけれど見つからないのに

まだまだ探す気ですか?
それより僕と踊りませんか?
夢の中へ 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?

Woo woo woo Woo woo woo
Woo woo woo さあ

休むことも許されず
笑うことは止められて
はいつくばって はいつくばって
一体何を探しているのか

探すのをやめたとき
見つかることもよくある話で
踊りましょう 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?

Woo woo woo Woo woo woo
Woo woo woo さあ

0789名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/11(金) 23:37:52.58ID:???
ねむれない今日も 汗をかく 体中 ぬけられない道がない
閉じ込められて 出れない

Woo おしよせるナヤミやフアンの雨が降り注ぐ
Woo おしよせるナヤミやフアンの雨が降り注ぐ

胸の痛み 弱い自分 せめて想う 空しい気持ち

Ah カラッポのまま Ah カラッポのまま 生きていけるのならば さぞかし楽ねエ
Ah よごれて行く Ah よごれて行く ことができりゃあ ずっと前から楽ねエ
0790名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/11(金) 23:39:32.74ID:???
かこまれてる 気がついたらいつも 自分だけつくってる
うそつきな自分にずっと

Woo わかってる 変わらなきゃ進めないことだって
Woo わかってる 変わらなきゃ進めないことだって

ふるえている この心を なげとばして ふみだすことも

Ah つめこまれた Ah つめこまれた 情けない想いは なかなか消えない
Ah 忘れさせて Ah 忘れさせて すべてなくせるなら かるくなれるじゃない

Ah カラッポのまま
0791名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/11(金) 23:41:55.29ID:???
しずかな しずかな程 流れてる体温
孤独な 孤独な程 静けさが聞こえる
心と体が今 離れていきそうで
さけんで さけんで ほら 願いを叶えたくて

一人じゃ生きていけないと 人 傷つけ
泣きくずれても 笑い疲れてもね まだ終われない

とまらないで 枯れないで キレイな自分を捨てて
はかない煙のままじゃ 全ては消えゆくよ
0792名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/11(金) 23:43:02.99ID:???
たりない たりない そうたった一つだけ
言葉に 言葉に ずっと言えないことも
渇いた 渇いた この錆びてる声が
少しの 少しの こと感じてる

体を洗い流しても 消えない跡
こみあげてくる空しさばかりが 今 もがいて

つぶさないで 消さないで あなたが目覚めた夢を
この世で生きてることを 悔やまず 羽ばたけよ
0793名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/11(金) 23:44:08.75ID:???
とまらないで 枯れないで キレイな自分を捨てて
はかない煙のままじゃ 全ては消えゆくよ

とまらないで 枯れないで 身を切り 明日をつくれ
しみついた涙忘れ 声をあげてほえろ
0794名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/12(土) 00:03:19.84ID:???
頭のネジが1つコワレタような
昔の僕が 消えてしまったようだ

すべてすててハジケル そんなコワレルことのある
気持ちいい瞬間 カンジルままに今 出してくれ

YEH YEH みだれろ YEH YEH ぬぎだせ
YEH YEH けちらず あげちゃえよ
YEH YEH バカゲた YEH YEH キレかた
YEH YEH ふるえろ 体中
0795名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/12(土) 00:04:49.87ID:???
くさったものを すべて吐き出すように
カラをやぶって 生まれかわったように

台風のうずの中 はだかになってアバレてる
そんなさらけ出してる 自分のままで さあ 立ちむかえ

YEH YEH 追い出せ YEH YEH 弱音を
YEH YEH つぶせば 始まりだ
YEH YEH 求めろ YEH YEH かみつけ
YEH YEH つかめよ 夢だけを
0796名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/12(土) 00:06:31.41ID:???
YEH YEH みつけろ YEH YEH とびだせ
YEH YEH 本音を いっちゃえよ
YEH YEH 生みだせ YEH YEH その手で
YEH YEH すべてを 変えちゃえよ

YEH YEH みだれろ YEH YEH ぬぎだせ
YEH YEH けちらず あげちゃえよ
YEH YEH バカゲた YEH YEH キレかた
YEH YEH ふるえろ 体中
0797名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/12(土) 00:08:42.36ID:???
HEY You? わめきちらしてくれ
HEY Shout どなりちらしてくれ
Oh たまりたまったモヤモヤをけしちまえよ

かくしもったかたまり 火がふきだしちゃうよ
くいしばった その口 ほどいていえよ はらん中すべて

おどり狂え 今すぐ もだえ狂え 今から
その身をさらけだして 叫び狂え おもうままに
0798名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/12(土) 00:10:09.11ID:???
HEY HEY さあ よびさましてくれ
HEY Mind 感じつづけてくれ
Oh 見たこともない その自分 出しちまえよ

カミナリ落とすよに ときはなて おのれを
やりたいようにやりゃあいい ほどいてやれよ タマシイのままに

とべ こわせ つきぬけろ まっ白に すべてすてて
バラまけ こわいものにつっこめよ おもうままに

おどり狂え 今すぐ もだえ狂え 今から
その身をさらけだして 叫び狂え おもうままに
0799名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/20(日) 19:14:18.59ID:???
うす暗いソラが明けるように 陽がのぼりだした
ぽっかりあいた すきまさえも アカく塗りつぶす

いろあせたこのココロ かえられた 気がつけば
同じニオイかぐように ひきよせられてる

なぜに 出会って かよいだす ハダでカンジて まわりだす
ふるえるほどに いとおしく この胸のイタミは ましてゆく もっと
0800名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/20(日) 19:15:14.91ID:???
どこにいても はなれらない 笑う君のカオ
手をのばしてみる いつも君へ とどかぬ場所へ

かみしめれば ふくらむよ すなおなままの風船よ
うそのない すきとおる 風にフカレユク

どうして出会ってしまうの むくわれないキモチのまま
おわりのない このくるしみだけ のこすなら すべて消してよ そっと
0801名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/20(日) 19:17:07.71ID:???
もしも二人だけならばすべて うまくいくのかな
だきしめて ふれたいよ おもいのままに

どうして出会ってしまうの むくわれないキモチのまま
おわりのない このくるしみだけ のこすなら すべて消してよ
0802名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/20(日) 19:19:33.56ID:???
やわらかい やわらかい 白いそのキミの手 今日も胸にしまいこみ
たわいない たわいない ことでも いつでも 笑いあえて 見つめてる

よりそい ならんでる 花のように ひかれあって 咲いてる

今 はなれず はなれず 抱き合ってる
互いの胸のこどうを聴くようにいつも
二人のキズナをぬい合わせている
離れることのないように フカく
0803名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/20(日) 19:20:39.04ID:???
あいたくて あいたくて あえなくて せつなく ため息ばかりがキョウも
くるしくて くるしくて しめつける おもいは ふりつづく雨に似てる

どんなにはなれていたとしても 忘れることないだろう

カタチのない想いがかさなりあい
互いの指がからまりあい あざやかに
ひとつになる喜び 教えるように
やさしく抱きよせ 心の底から
0804名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/20(日) 19:22:38.37ID:???
きがつけば きがつけば あるがままの自分が 本当に笑いかける
言葉より 言葉より 通じ合う気持ちが なにより大切なこと

約束などすることはないと 気がついている だから

ずっとよろこび かなしみ わけあってる
互いの出会いの意味を知るように そっと
きっと忘れない 忘れない いつまででも
この世界が終わりを告げるまでは

カタチのない想いがかさなりあい
互いの指がからまりあい あざやかに
ひとつになる喜び 教えるように
やさしく抱きよせ 心の底から
0805名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/20(日) 19:24:49.13ID:???
いつまでたっても眠れない 不眠症の僕
ふらふら歩けばつまずき 血がでてきちゃう

カワイイ女の子声かけて 好きにしてみたい
頭の中だけで ぐるぐるとかきたてられる

情けない ねえダメダメオレ? こんなに ついてない?
うそでしょう ねえ やさしくして 愛がたりてない
だれかくれよ わけてくれよ!
0806名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/20(日) 19:25:46.30ID:???
小心者で金もない いいとこないかも?
ごまかし ごまかし 生きてます テキトウこいてます

声かけて おねがいウズウズと 出番を待って
めぐんでよ あなたのそのしずく ちょっとだけでいい

イヤイヤ ねえ いじめちゃいや 広げてみないで
痛々しい あわれな目で こっちを見ないで
何かがちがう ずれてる ぼく?
0807名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/20(日) 19:26:38.44ID:???
情けない ねえ ダメダメオレ? こんなについてない?
うそでしょう ねえ やさしくして ねえ ねえ たりてない

さみしい ねえ 食べてもいい? たまりたまってる
いらない? ねえこんなオレ?
もらってください ほしいんだろ? なめまわしてよ
0808名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/21(月) 19:13:13.95ID:???
流れ落ちゆく 涙の跡を ながめてる
立ち上がるほど 傷つき 疲れてるね

終わらない道を 走り続けてみている
終わりたくはない 僕はまだ眠りたくはないからね

太陽が昇るたび きっと いくらでも 立ちむかうだろう
誰かが疲れたとして けど僕は終われないから

つかみたいもの つかめるまでは 止まらない走って
笑えるほどに もがくことさえ 悔やまず あばれつづける

陽がくれて月が泣いても 僕はただ前を向くだろう
目をこらし先を見るだろう 闇の中をキリさくため
0809名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/21(月) 19:16:16.07ID:???
うなずくことは カンタンかもしれないけど
首をフルこと そう楽じゃないよね

おのれをつらぬくことが どれだけつらいかを
自分の心は誰よりも よく知ってる 自分だから

みな生まれてくるときも 死ぬときも1人だけれど
同じこの血を流してる 誰もが同じ色をして

かぞえきれない想いを胸に きざみつけたけど
あきらめられない自分を おしとおしたい だからもとめて

今日もまた 身をけずるだろう さがしものみつかるまでは
目をこらし先を見るだろう この血が さわぎだすかぎり
0810名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/21(月) 19:16:52.43ID:???
太陽が昇るたび きっと いくらでも 立ちむかうだろう
誰かが疲れたとして けど僕は終われないから

けど僕は終われないから…
0811名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/21(月) 19:19:52.89ID:???
タチドマル ウゴケナイヨ 身うごきがとれない今の僕
ツマラナイ オモイエガキ のみこまれてゆく 海の底へと

風のない 空気がない 息のできない海にいるみたい
もがくほど しずんでく うらはらの心はあせりだした

ユラリ ユラリ あずけて 体
ユラレ ユラレ 流され そっと
波よ 波よ 波にまかせ 波にまかせ
波にまかせて 僕を
0812名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/21(月) 19:21:24.28ID:???
ノシカカル オモイニモツ 静かに肩から 置いてほしいよ
ネコロンデ ミワタセバ 広がるヒカリ 悪くはないから

ユラリ ユラリ うかんで 眠れ
ユラレ ユラレ 進んでゆく
波よ 波よ 波が呼ぶ 波が呼ぶ
波が呼んでる 僕を
0814名無しが氏んでも代わりはいるもの
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2022/11/27(日) 14:50:10.36ID:???
くだらない話題 耳につく冷たい笑い声
真実という名の 嘘を装う人たちばかり

この胸の色だけは かえたくはないから
生きること急いでも 自分を捨てられない

僕らのすむこの世界はきっと変わってゆける
自分の心の言葉で花を咲かせてみよう
ミエナイ明日のために
0815名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/27(日) 14:54:14.01ID:???
涙のため息 隠して歩いてきたの?ずっと
下を向く人たち 生きてる呼吸が聞こえない

何も感じない こぼれてる体の意識さえ
嬉しさも悲しみも わからない そんなままじゃ

ふみつけてた この世界をあたためなおしたい
壊れた様に 叫んでみれば無くしたものよみがえる
きっとみつかりだすよ
0816名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/11/27(日) 14:55:31.42ID:???
この胸の色だけは かえたくはないから
生きること急いでも 自分を捨てられない

誰も本当の 世界はまだ何も知らないけど
魂からの自分の声 信じ突き進んでいこう
ミエナイ明日の僕へ ミエナイ明日の君へ
0818名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/12/15(木) 22:32:12.75ID:???
イカサマな 世界でも けっこうシビアだったりして
ゴロゴロ寝てるヒマもなきゃ 人をウダウダ言ってられない
雨が降っても 必ず晴れる事を 信じる気持ち 忘れないで
素直になって 心のまま

輝く光よ 立ちのぼる希望を胸に
華やかな風よ しみついた涙を捨てて
笑顔を武器にして
0819名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/12/15(木) 22:33:01.57ID:???
人づきあい疲れて 毎日しっくりこないけど
自分を守る事など ここらで少しお休み
出し惜しみなんて しないで 心のまま
体で感じ 表わさなきゃ 宝の持ちぐされに なるよ

輝く光よ わきあがる勇気を胸に
華やかな風よ 錆び付いた言葉を捨てて
笑顔を武器にして
0820名無しが氏んでも代わりはいるもの
垢版 |
2022/12/15(木) 22:34:04.89ID:???
一人前になるため 急ぐよりも
胸の痛みも せつない思いも 全て受け止めて 強くなる

輝く光よ 立ちのぼる希望を胸に
華やかな風よ しみついた涙を捨てて
笑顔を武器にして
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