庵野とも似ているかもしれないね
彼がエヴァ大ヒット→結婚するまで住んでいた場所は
昼間はそうでもないが
夜は赤と青のネオンが混じり合って紫やピンク色に壁と路面を照らし
立ちんぼ、買春宿へ誘う呼び込みがいるフィリピンやタイの夜の街みたいな感じ
ぼっちのアニメーターが仕事に疲れて帰る町が家がアレじゃ…精神を病むと思う

その鬱屈した精神世界から描き出す絞り出すような世界観が庵野は素晴らしかった
でも昔の小説家と同じで、才能と視野と深度があっても人間としては不器用かも

リドリーの場合は映像は素晴らしいけど、脚本をコロコロ変える事に抵抗感がなく
むしろ積極的に楽しんでやろうとするのが…ヤバいと思う
プロメテウスでは謎を振りまき、伏線や次回作へのネタにするつもりの脚本だったが
それさえ撮影済みのシーンがあるのに途中で脚本を変えて
結果的に意味不明になったり、行き当たりばったりのお粗末さが残ったよね

ワームホールを時間を追い抜けるタイムトラベル的な小道具にしたり
ヴィッカーズが実はスタービーストで空間と時間をバックに襲って来るとかは
脚本を変えて大正解だったけど、キリスト云々やファイフィールドに関しては失敗