>>487
ただし、くだんの昭和の四角いエレベーター無し物件については、なかなか建て替えの総意が得にくいように思うね。
敷地が広いから同じ団地でも駅徒歩が異なるから、駅徒歩5分の棟は建て替えで利益を得ることができても、遠い棟は無理だろうし
そうなると賛成多数になり得ない。

この人だけでなく、こういう旧公団の団地は日本各地にあるわけだけれども、確かに敷地は広いが、何棟にも小分けされていているからさ。
そして微妙に駅から距離がある棟だと、公団内の店舗も閉店してて
駅まで行かないとちょっとした食料品なんかも揃わないことも多く、地味に不便みたいなこともある。
(くだんの相談者の物件がどうかは分からないが)

同じ旧公団でも、分譲ではな賃貸だと、1階はほぼ埋まり3階以上は空室が目立つ感じだね。
そこから推し量ると、分譲の出口戦略はなかなか大変だよ。

自分の実家のある街のニュータウンと同じ駅の徒歩20分の県営公営住宅は賃貸だから建て替えが可能だし、
高層化して、余った土地は民間に払い下げたりしてるんだけど
それより立地のよい旧公団の分譲でそれができるだろうか。

この五階建て旧公団分譲の良い点を一つ挙げると、
敷地が広いから駐車場は平置き、かつエレベーターなし、かつただの四角い建物なので、
管理費修繕費が築年数が古いにも関わらず、安いのはメリット。
たとえば、三大都市圏の政令都市、地下鉄駅徒歩5〜12分
築45年、62平米管理費2000円、修繕積立金8000〜10000円だ。