購入と賃貸とで、有利不利がないのは、こうなっているからです。
購入派が削られる経済力=購入実費の支払い+リスクの負担
賃貸派が削られる経済力=購入実費の支払い+大家の利益分の支払い
「リスクの負担」という要素が、実際には存在するので、
居住するために用意しなければならない経済力は、
買っても借りても、同じ大きさなのです(同等レベルの家で比較)。
「リスクの負担」とは、今の時点では、次のようなものと考えてください。
予定どおりなら金銭の支払が不要
予定外の場合、金銭の支払いを強制される(支払額不定)
これは、購入派にとって、
予定どおりなら賃貸よりも出費を少なくできる
予定外の場合、賃貸よりも多くの出費となることがある
であることを意味します。