【装蹄】みんなで語ろう【2釘目】
前スレ 【装蹄について】
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/equestrian/1114248517/
馬の肢蹄の故障やケアに付いて皆で語り合うスレです。
時には関連事項で体躯に話が及ぶも桶。
本職装蹄師さん、○○○装蹄師さん、馬乗りさん、厩務員さん
オーナーさん、誰でも楽しく語らい知識を深めましょう。
但し、誹謗中傷、煽りや荒らしさんはお断りです。
こういう書き込みを見ても完全無視、放置推奨で。 原因の特定と症状に対する処置が知りたいんですよね。
でもそれは馬を診ないと難しいんです。
ということで現在の症状の確認をしていきましょう。
熱の範囲と軟腫(水が溜まっているような感じ)の有無。
熱を持ち始めた時期や運動前後の違い。
体を庇っているような感じの有無などはどうでしょうか?
丁度、近況を書こうかなと思っていたとこなのでそちらも少し。
トータルケアの依頼では、肢の問題がある馬が殆どです。
ここ数年治らない軟腫や、蹄葉炎の治療も数件ありました。
なんか、トータルケアは「治療がメインの感じが多いな〜」と感じています。
装蹄も治療の一環としてのウエイトが多いですね。
これはかなりやりがいがありますね。
183です。
水が溜まっているようなぶよぶよした感じは無いようです。
触った感じは熱意外は左右同じ感じです。
時期は何時からかは分りませんが半年前ごろ気付きました。
運動後のほうが少し熱が引いているような感じです。
速歩で動きが悪いです。 あっ蹄球!・・・球節じゃない・・・ですね・・・すいませんでした。
蹄球の色はどうでしょうか?
蹄球の高さに違いがありますか?(バランスが悪いとか)
内の蹄壁が地面に対して立ってきていませんか?(外側より垂直ぎみとか)
蹄底からみて内側が(特に蹄踵の辺り)が狭くなってないですか?
返事が遅くなってスミマセン。
蹄球の色は普通の感じなんですが
高さは内側の方が2センチ位高いようです。
外側の蹄球の上によりかかっている感じです。 挙踵と言う疾病が想像されますね。
判りやすく言うと蹄が捻れている状態です。
何かしらの原因で内側に力がかかり続けた為に起きたと思われます。
装蹄師の癖、馬体の異常、乗り役の癖、偏った運動なども原因になります。
装蹄療法としては、蹄に逆の捻りを懸けるわけですが加減が難しいですね。
長い時間をかけて少しずつ悪化していったので、治療も少しずつ直して行って
ください。装蹄療法を続けていけば改善されると思いますよ。 すいません・・・度忘れしていました。
逆の捻りなどより簡単な方法がありました。
鉄尾をつなげて連尾蹄鉄にしましょう。
片方の鉄尾に懸かった負重を反対側の鉄尾に伝え、偏りを少なく蹄に負重
させる事が出来ます。スタビライザーみたいのものですね。
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いしますね。 ttp://www.hippia.co.jp/modules/xeblog/?action_xeblog_index=1&cat_id=8 異常に早い落鉄の原因ってどういうことが考えられますか? どんな時に落鉄しました?
いつも決まってという条件的なものもあれば参考になります。
とりあえず、思いつく事を挙げておきます。
・蹄鉄の適合ミス
・乗縁、乗尾の過剰設置
・馬房内の問題
・騎乗者のミス
・馬の癖
・不慮の事故(暴れるなど) 有難うございます
放牧時や馬房でなのですが、急に特定肢の落鉄頻度が上がり(一週間程度で落鉄)
装蹄師さんも変わっていないので、どこをチェックしようかと思ったので 内側と外側どちらが曲がっていますか?
内側の場合、狭く踏まなくてはならない状況が考えられますね。
体の問題(疲れなど)や蹄の内側が高い事など。
蹄の内側に何か擦れた後はないですか?
外側の場合、馬房や放牧地で引っ掛ける場所があるなどが考えられますね。
う〜ん・・・でも、1週間程度というのが引っ掛かりますね。
普通落鉄するなら遅くても2〜3日以内なんですけどね。
曲がっているというのは蹄鉄の話でしょうか?
遅くても2〜3日というのは蹄鉄に原因があるときの話ですか?
すぐには見にいけないので次回見に行ったとき確認してみます。
おそらく、馬房や放牧場で引っ掛けたのかとも思いますが
必ず同じ肢で、その肢のみ打ち直ししても
他の肢が落鉄する前に落鉄したりということもあり
原因を探すための参考にさせていただきたくてお聞きしました。
自分では確認していないのですが、落鉄する前に
蹄鉄が緩んでいたりといったことは無かったと思います。
もし、何か他に可能性あることがあればお教え下さい。 すいません。説明が足りませんでした。
曲がっているというのは蹄鉄のことです。
遅くても2〜3日と言うのは、落鉄の原因の殆どが日常の行動の中に原因があるからです。
言い換えれば2〜3日中に落鉄起きるのであれば日常の行動の中に原因がある。
もしくは装蹄に問題があるという事になります。
装蹄後2〜3日以内に落鉄をしないということは、日常的な行動の中には原因が
あるとは考えにくいという事になります。
臆病でありたまに暴れる馬や馬を強引に扱うなどした時といった事が原因かも
しれませんね。
蹄には問題はなさそうですか?
釘の位置が浅い、欠けている部分があるなど。
何か競技をしていますか?
ちょっと読み直してみましたら、「最近多い」と言う点が気になりました。
馬が疲れている事も考えた方がよさそうですね。 以前は、早い落鉄でもほとんど一月以上は持っていたのですが
このところ、特定の肢がこれまでと比べて早く落鉄してしまうという状態です。
早いのでその肢のみ打ち直ししても他の肢より先に落鉄してしまいます。
日常的な行動というのはどのような範囲の行動のことを言うのでしょうか?
蹄の方はいまは見れないのでなんともいえませんが以前と比べて
特にどうこうといったことは無いと思います。
競技は行っておりませんし、最近はむしろ運動量もやや減っているのですが
加齢によって疲れやすくなっているのかもしれません
ちなみに、疲れていることによる落鉄というのはなぜですか? 日常的な行動というのは・・・・、別にこれといってないんですけど。
馬房からでて、運動して、洗い場に入って、また馬房に戻るといったような
普通の事です。
同じような行動パターンを2〜3日繰り返しているのに落鉄をしないと言う事は
「日常的な動きの中に、落鉄の原因はなさそうだな。」と言う事になります。
疲れていると落鉄と言うのは
馬が自分の肢をちゃんとコントロールできないといった状態です。
ちょっとした事なのですが、躓きが多くなったり、自分で自分の蹄を踏むような
事が起きてきます。
疲れている肢を投げ出すような(休めの姿勢)姿勢をとったりします。間片足で立つ事を嫌がります。
尾を持って横に引っ張って見て下さい。自分の体重をかけて、強く引っ張って
構いません。引っ張りに負けてぐらつくようであれば、腰は疲れています。
ここに書いた姿勢の変化や検査の仕方はあくまでも1例です。
「原因は何か?」を特定する事は出来ませんのでご理解下さい。 とすると日常的な動きの中ではない=(外部的要因を含む)何らかのアクシデント/偶発性の何かである可能性が高いということでしょうか?
つまり疲れているときは、落鉄しやすくなる要因が増えるということですか
とすると、出した日数・時間による体力的疲労ばかりでなく、
運動内容や騎手のミスによる特定肢への負担、背・腰部へのダメージによる動きへの影響なども
同じように落鉄の要因として考えられるということですね? そう考えていいと思います。
でも、装蹄の1週間後というのが引っ掛かりはしますね。
別の方向で考えてみると・・・
常日頃から落鉄の原因となるような事はしている。
でも装蹄直後はそれに耐える事ができる。
しかし、その原因となるような行為を1週間程度続けられてしまうと落鉄してしまう。
壁をよく蹴る馬は、蹄鉄が内側にどうしてもずれ易いです。
一定以上ずれてしまい、踏み掛ける位でてしまうと落鉄してしまうでしょう。
落鉄する肢は前肢ですか後足ですか?内側と外側どちらを曲げていますか?
内側を曲げている場合は、主に自分の蹄で踏み掛けています。
外側を曲げている場合は、主に壁や馬房の縁など何か引っ掛け易い所などで引っ掛けています。
前肢の外側は自分の後肢でも踏みかけることもあります。
よく踏みかける馬は、蹄鉄に変な磨耗が残っていますし、蹄にも擦れた後があります。
装丁してもらうのはいつも同じ装丁師サンの方がいいんですか? それはなんとも言えないですね。
別の装蹄師さんにする理由が問題ですよね。
なにせ、その装蹄方法が良いのか?悪いのか?の判断が一般の人には難しいと
思います。(判らないのをいいことに、甘えている装蹄師もいる訳で・・・。)
現在何も問題が無い馬でも、その状態を続けていると問題が起きる状態と言う
事もあります。なにか肢元や蹄に問題が起きた時に、ちゃんと説明して対処を
してくれる装蹄師さんなら問題ないと思います。
人大杉では入れなかったら、落ちてしまいましたね。でも携帯からなら書き込めるんですか? ちょっとショックなことが事が・・・・
飛節後腫という疾病が発症した馬がいます。
珍しく獣医師が「腰が原因かもしれない」とまともな事を言い、治療をしていました。
治療を終えた獣医師がいなくなった後に、調教師がこんなことをいいました。
「飛節が腫れているのに、あいつは腰を治療していった。飛節が腫れているのに・・・」
彼は「飛節後腫」がなんなのかは知りません。(プロなら知っていて欲しかったけど)
もちろん何が原因でそうなったのかも理解していないでしょう。
それなのに、治療法に指示をだします。これでは馬を治す事ができませんよ。
もしかしたら、腰を治療した獣医師は首かもしれません。
獣医師の説明不足もいけないとは思いますが・・・・。 どうでもいいかもしれませんが、一応書いておきますね。
>>210と>>211も私ですよ。 お久しぶりです。
なんかよく耳にしそうな話ですね。
治療の成果で すっと腫れが引いて快方に向かったとしても
その調教師は当たり前の顔をして何も言わないでしょうし
逆に少しでも治癒が長引いたりするとボコボコに言うんでしょうね。
自分で原因や治療法が判らないのであれば専門家を信頼して任せるべきですね。
半信半疑では治療効果にも少なからず影響を及ぼすと思います。
素人の本職さん、これからも色々な話題や情報をよろしくお願いしますね。(^^♪
余談ですが・・・2ちゃんねる専用ブラウザを使うと人大杉でもは入れますよ。
おひさです。
私はギコナビを使ってます。当然、無料です。
過去ログ検索なんかは有料サービスもありますが、ブラウザで
スレを見るだけならたいてい無料です。
蟻洞で困っている馬の多いクラブがあり、そこに新しく入った装蹄師さんが短期間の内に
殆ど治したと言う話を聞きました。
私としてはそんな事が本当にあるのか?という疑問を抱きました。
というのも、蟻洞と言う病気の性格上そう短期間に治るものではないからです。
もし治ったのであれば
1・そもそも蟻洞ではなかった。
2・手入れや馬房の状態が酷かった。
3・栄養状態が偏っていた。
4・運動不足。
などが考えられます。
その状況を見た訳ではないので何とも(装蹄が原因ではない)といいませんが、普通に
考えれば蟻洞が多発している時点で、なにか大きな原因があると思った方が素直だと思います。 >>218
蟻洞が多発する大きな原因があっただろうけど、
新しい装蹄師さんが、とりあえず適切な処置をした。
と言ったところではないでしょうか。
私も経験上簡単に治るとは思いません。 >>219
私もそうだと思います。
新しい装蹄師さんが特別なのでは無く、いままでの装蹄師さんが処置を怠っていた
と考えた方がいいでしょうね。
でもよく勘違いする方がいます。
「新しい装蹄師さんは特別な存在だ!」「彼だから治せたんだ」と・・・。
これを言いたくて>>218を書いたのですが上手く書けませんでした。
219さん合いの手ありがとう! まず問題点を書くなら初めにその装蹄師の処置を評価すべきでは?
素人さんの書き方は悪意的な捉え方にもなりますよ。
基本的には応援してますが。 221さん
なるほど。誤解を生んではしょうがありませんね。
書きたいことはあるのですが、問題点がどこにあるのか?自分は何を言いたいのか?を
もう少し練ってから書き込むべきでした。
今回の場合、書きたかったことは装蹄師さんの批判ではなく、装蹄が全ての原因ではないよ、
装蹄だけで治るという事はまずないよ、ということでした。
いまになって考えが纏まってきているようでは駄目ですね。
以後気をつけます。指摘ありがとうございます。
素人さんへ
先日、NHK番組『生きる』で装蹄師さんの話が取り上げられていました。
飛節外腫と装蹄の関係について教えてください。後肢を捻って歩くことと
関係があるのですか? 飛節外腫ではなく飛節軟種だと思いますよ。見ていないので何ともいえませんが・・・。
後肢を捻って歩く=蹄が回転しているという事です。
ということは、地面に接している蹄と肢の付け根の間で捻じれが生じてしまいます。
肢に捻じれが生じる=関節に負担がかかるとなります。
負担のかかった関節は滑りをよくしようと潤滑液を出します。
この潤滑液が軟腫です。
捻じれの事を捻転といいます。(いまさらながらですが・笑)
捻転を装蹄で防ぐ方法はありますが、あまりお勧めはできません。
理由としては、
捻転している=滑っているので抵抗は少ない
捻転を止める=滑りを止める訳ですから、今まで以上に肢は捻れてしまいます。
ではどうするか?
主に原因は疲れかもって生まれたものかのどちらかだと思います。
疲れが原因ならば、腰の負担を軽減するような装蹄法が必要です。
体重を綺麗に乗せられるようにすることも重要ですね。
同時に獣医師の治療もすればなおいいでしょう。
人の場合、腰が疲れたらどうします?
たぶん腰の治療をするでしょう。
馬の場合、筋肉の治療自体が軽視されていますが、ただ休んで回復を待つより
遥かに早く馬の回復を図る事が出来ます。
話が少し膨らんでしまいましたが、こんな感じでいいですか?
ありがとうございます。捻じれのイメージが掴めませんが、
馬が真後ろに蹴りだせずに逃がしているのは分かります。
踵骨とアキレス腱と下腿骨に挟まれた外側のくぼみの部分に
ぽっこり軟腫ができていました。ここの軟腫が飛節軟腫ですか?
外腫との区別がつきません。
あと、体重をキレイに乗せるときに、多少前肢のほうに持っていく
ということはされるのでしょうか?
筋肉の疲れを取る治療、人であれば当たり前のことなのに
確かに軽視されていますね。SSP、笹針以外になにか
あるかなぁ。 飛節外腫と言っていたのですか?
すいません。飛節外腫というのを聞いたことがありません。
軟腫が外に出ているから外腫と言っているのでしょうかね?
捻じれのイメージですか・・・う〜ん・・・
肢がありますよね。片側は腰についていて、筋肉でしっかり固定されています。
もう片側は蹄です。こっち側は固定されておらず(相手は地面ですからね・笑)、
体重圧と地面のグリップ力で固定されています。(表現が微妙かな?)
固定はされていますが、もちろん滑ります。この滑りを故意に止めてしまうと危険
なのですが・・・・。
滑りを説明すると、肢が地面に着き、肢の付け根の真下まで移動しますよね。
そこから後、肢の付け根の真下から後方に移動する時に肢が外方に捻れようとします。
その動きは蹄にも係り、蹄が外側に回転する訳です。(大まかな動きです。)
残りはのちほど。
復活!
体重をきれいに乗せる。というのはそういうことではないんですよ。
馬は長く細い足で体重を支えています。肢には関節があり、曲がっていたりもします。
体重はそういう肢で支えられています。
その肢の先端に蹄がついています。蹄は肢のバランスを人為的に治せる場所です。
蹄が歪んでしまうと、普段立っている時でさえ負担がかかってしまいます。
恥ずかしながら「SSP」はなんの略ですか?
笹針はあまりお勧めしません。笹針が効くというよりも、その後の舎飼いで回復していると
思っています。
筋注・揉み張り・お灸・ショックウェーブ・レーザーなどがありますね。
専門ではないので細かな効果までは、ちょっとわかりませんが、一緒に行動して
いる獣医師は使い分けていますね。
馬体を診察し筋肉の固さ(質)や、触診の感覚、馬の年齢、運動の内容、過去の病歴、
などを参考にしているようです。(専門ではないので大きな事は言えないです・・。) たくさん説明していただきありがとうございます。
肢を捻って歩くイメージは分かりました。体重を乗せられない、
肢を大きく後ろに引けない要因があるために、ネジって後ろに
引いているような感じなのかな、と思いました。
「SSP」とは電気的刺激療法なので、原理は揉み針と同じ
です。が、針ではなく吸盤みたいなものを貼り付けて電気を流して
筋肉を強制的に動かしているようです。
笹針は同感です。精神衛生上も良くない結果に終わる馬がいて
その後の対処に困ります。
マッサージは治療ではないですが、最近いろんなところで
取り上げられているのを見かけます。私たちが自分で
馬のために出来る良いことの一つで、好感を持っています。
体重のバランスは私には全然見えません。見るポイントが
あったら教えてください。これも球節の沈下ですか?
電気的刺激療法ですか。そう言えば最近見ないですね。
体重のバランスのポイント
そうですね。球節の沈下は大きいと思います。
真下に落ちるのがベストと言えますが、私は馬の状態に多少左右されると思っています。
馬体になんの問題も無ければよいのですが、問題がある場合きちんと装蹄しても真下に
落ちるとは限らないと思います。
どこを見ればいいのか?
私は肢軸を基本に見ています。前肢なら膝下、後肢なら飛節から下を挙肢検査時に
一緒に見ます。そして肢の流れに合った蹄角度・内外バランスを決めます。
骨の流れを見る訳ですね。(経験と勘ですが・・・。)
体重を支えるのは骨ですから、特に関節面が綺麗に合わさるようなイメージをもって
装蹄します。
SSP、競走馬は頻繁に使っています。
分かりやすいご説明をありがとうございます。
これから馬の足、体をよく見て触ってみます。
バランスが分かるようになれば、曲がりにくい馬、歪む馬
など、騎乗にも応用できそうな気がします。
私のいる所ではショックウェーブが流行っていますよ。
電磁波式のやつです。(あってるかな?)
私の知るショックウェーブの使い方は
1・1回800〜1200発
2・治療後は2週間休養
3・2〜3回に分けて行う
そして効果は自然治癒能力の向上と言う事だそうです。
ですが、現状では
1・1回300〜500発
2・治療後は2日後から調教OK
3・一回でもOK
なんでしょう?この使い方は・・・。これじゃ効かんでしょ?
こうなってしまった問題はショックウェーブの副作用の鎮痛効果にあると思います。
鎮痛効果を狙っていて、本来の自然治癒能力の向上は全く無視されています。
鎮痛効果が高いために、中央ではショックウェーブを使用した馬は、確か2週間は
レースにでる事が出来ません。(自主的にかもしれませんが、競馬法が追いついて
いないためかな?ちょっとあやふやですみません。)
鎮痛剤をうってレースに使うのと変わりませんからね。
このような使い方をしていて
「ショックウェーブは効かねえな。」
なんて言われるようになってしまったら、もったいないですね。
えと、ちょっと割り込みさせてください。
SSPって、俗に言う電気鍼のことでしょうか?
で、ショックウェーブですがあれは電磁波ではなく物理的な衝撃波です。
自分に撃ち込んでみた感想ですが、人間用の療法からいうとオーバーワークでうっ血した筋肉に対して行う
マッサージに近い感覚です。マッサージと違うのは圧力を「重さ」として使うのではなくパルス状にすることで
「力」としての成分だけを取り出して叩くように格好で使うためにマッサージでは効果が期待できない軟骨や
腱のような比較的硬い組織に対しても一定の効果が期待できるというものだと思われます。
副作用としての鎮痛効果ですが結論から言うと「違うものだが鎮痛とみなしても良い」というあたりです。
これも自分に打ち込んだ感想なのですが「痛みの閾値が上がる」感じです。
打っている最中はかなり痛いです。特に骨に直接当たったり軟骨の付着面に対して垂直に近い方向から当てると
機械を蹴り飛ばしたくなるくらい痛いです。高いからできないけどwww
100発程度でも2〜3日は痛みや痺れが残るくらいの刺激なので、こいつを2000発も掛けちゃった日にはもう、
痛みを感じ取る受容体の感度が鈍るのも当たり前くらいのもんです。
ただ、これも使いようでして。 腱や間接の故障にはありがちなのですが故障そのものは治っているのに、
故障している状態の記憶みたいなものが体の感覚として残ってしまっている場合があります。この状態で動かすと
故障していないにもかかわらず痛みを感じるとか、そこまでいかなくでも無意識に患部を庇うようにしてしまったりします。
こうした現象に対してはショックウェーブは劇的に効きます。
それ以外の効果に対してはちょっと疑問を感じています。
個人的には一種のマッサージ器として、特に関節や骨への付着部近くの筋肉に対して使うのが正統的なものではないかと。 レーザーの細胞の分化速度の向上は聞いたことがありますが、
ショックウェーブが筋肉に効くとは初めて聞きました。T型
コラーゲンに効くからかなぁ?すると筋肉というよりも微細な
靭帯ですよね。
弾道型衝撃波のものは表層が痛むとは聞きますけど、
原理から言えば筋肉は透過してしまうような気がするんですが。
血流が良くなると聞きますので、その効果なのでしょうか?
骨膜炎などに対して鎮痛効果を狙うのはよいと思うのですが、
かつてレーザーが鎮痛効果だけがクロースアップされた弊害で
無理から故障箇所を悪化させるようでは、こちらの機械の
使い方がまずいといわざるを得ませんね。
素人さんに同感です。物は使いよう。ちょっと使ってみてうまく
いかないのを物のせいにするのは、もったいないことです。
すみません、だいぶ話がずれてしまいました。 335さんのコメントを読まずに投稿してしまいました。
骨には収束型が良いとなると、弾道型はそれ以外に
使っていくようになるのかもしれませんね。
高い治療ですけど、効果があるなら安いものです。 ショックウェーブを自分に打つって・・・・
すごい職人の心意気ですね。
乗馬界にももっと真面目な方が欲しいです。 ショックウエーブ私も打ちましたよ(笑)
直接骨をコンコン叩かれた感じでしたよ。
あまり痛くは無かったですが、変な感じでした。
えっとですね、ショックウエーブは2種類あるんです。
確か、コンプレッサータイプ(200万円位)と電磁波タイプ(600万円位)。
コンプタイプは外的な刺激が内部まで浸透、電磁波タイプは内部にエネルギーを
発生させる(胆石破壊の機械みたいな感じ)だと記憶しています。
ttp://blog.goo.ne.jp/syoubara-trf/e/2184634b56d6d56c18c25324d7b807e3 238
見させていただきました。
よいのではないでしょうか?問題は起きてないみたいですし。
といいながら、気になった点を一つ
「私はサラダオイルとモクタールを5:1くらいの割合でミックスして使っています。
かれこれ10年になりますが、蹄叉腐乱が起きたことは一度もないし、蟻道などの
トラブルも皆無です。」
とありましたが、蹄油の使用と蹄叉腐爛・蟻洞の関係はあまり無いかと思います。
むしろ関係あるのは
「ヘイキューブは水又は湯で完全にふやかして与える。」
「ボロ掃除は完璧に。基本は1日3回+ボロを見たとき。」
の方だと思います。
いいのかな、勝手に引用して。 素人目から見ると
>ボロ掃除は完璧に。基本は1日3回+ボロを見たとき。
が蹄叉腐爛など蹄の質病に対してはとにかく効果的で
それが出来ない状況であればそれ以外の管理で対策を考えるとか・・・?
冬も馬の肢は湯で洗ってはいけないってのは守るべきな気がしますが
問題がおきていないからいいのでしょうが、馬の蹄質によっては問題がおきそう
流れた蹄壁面の油脂って蹄油で補えましたっけ?
流れ去ることはあっても吸収はされないと聞いたような・・・
>気温が低い日は速攻で湯も冷えます
ってのはだからダメってことなのでは?
蹄油自体は状況・環境によって塗らなくてもいいとも聞くのでそれでいい気がしますけど それ以外の対策で意外に効果的なのが
「人の靴下」を履かせる事ですね。蹄底にオガやボロが詰まるのを防ぐ事が出来ます。
私も吸収はされないと思います。
それ以上乾燥させないためのものでしょうね。
>気温が低い日は速攻で湯も冷えます
あそこの所はいまいち良くわかりません。
でもまあ問題なくやってきているのですから。
絵で書き身振り手振りをを加えながら説明するのと、書いて説明するのは全然違います。
あのブログの方も軽く触れているだけかもしれませんね。
おぉ、ショックウェーブ治療器に種類があるとは知りませなんだ。お恥ずかしい。それと、弾道型と収束型の違いがいまいちイメージできません。
調べ直して出なおしてきます。
蹄油については私はかなり乱暴な取り扱いですので語る資格がありません。
ただあのブログで紹介されているブレンドは安易に真似しないほうがいいかも知れません。油の「伸び」がかなり悪くなりますし
ゴミの付着も多めになりそうです。塗る前の下準備がいい加減だと逆効果になる場合もありそうに思えます。
個人的なやり方ですが、濡れた蹄には蹄油を塗らず、なるべく水気が切れてから塗るようにしてます。作業を急ぐような場合には洗っただけで
しばらく放置してから塗ることもあります。はっきりとした分類を提示できないので恐縮ですが特定の蹄質に限っては余分の水気を非常に嫌う
場合があるように思われます。ボロや小便がかかった上から塗るのは論外ですが着いてすぐなら塗る前に拭くだけで良しとしてます。
油もそこらのですが、油膜が厚くなりすぎないものを選んでますね。 とか言いながら自分の担当馬にはほとんど蹄油を塗らなかったりしてます(^^ゞ
ごめんなさいね>装蹄師さん
まあ少なくとも泥詰まりや砂は当たり前に落としてますが。
詳しく書いちゃうと自分の名前を公表してるのと同じになってしまうので書けませんが、馬を手元に置く目的が、
ベストの健康状態を追求することだけには留まらない以上は致し方ない面もあると思ってます。
とりあえずは蹄叉腐乱なおさなきゃ(^^;;;;; 業者の一員として書き込みをしてみるのも面白いだろうか? 高い所が潰れるのか?
高いから潰れるのか?
潰れるから高いのか? 投げっぱなしでした。
「高い所が潰れる。」ということは、高い個所が潰れるのですから常に平坦に近い
状態であるという事になります。
「高いから潰れる。」というのは、その場所が標準値より飛びぬけているか、平坦
なのにもかかわらず、その馬にとっては高い時と同じ状況ということになります。
「潰れるから高い」これは勢いで書いてしまいました。
よくよく考えると重複していますね。
質問です。
馬が大暴れして1つの蹄鉄が少しずれてしまった気がします。
何ミリかなのですが直してもらったほうがいいでしょうか。 基本的には254さんの言う通りですが、それだけで装蹄師さんを呼ぶべきか?
迷っていそうなので参考までに書きますね。
チェックポイントを挙げます。
・蹄鉄は内側・外側どちらにずれているか?
ずれ方の度合いなのですが、仮に内側にずれていると今後踏みかけを起こす
可能性はどうしても高くなります。踏みかけを起こし落鉄してしまうと、蹄が
欠けてしまうかもしれません。
対処法としては、踏み掛けないように鑢などでずれた分を削り落としてしまう方法も
あります。
・蹄鉄のうえに蹄が乗っているか?
ずれ方が大きいと蹄鉄に蹄が乗らなくなります。こうなってしまっては一度蹄鉄
を外し打ち直さないといけません。打ち直すだけならば素人さんでも出来ると
思います。
釘を打つ時のポイントは、釘の頭に付いている印を内側にして、元の穴に打つ事
です。いきなりトンカチを使ってはいけません。元の穴に手で探りながら釘をしっかり
入れてください。(蹄鉄が合っていれば必ず入ります。)
ある程度入ってから軽くトンカチを使ってください。
元の穴に入っていれば、殆ど手応え無く刺さっていきます。
蹄壁から釘が出たら叩き締めて完了です。
後は少し長めに切って折り曲げておいてください。
・蹄鉄は曲がっていないか?(蹄との間に隙間が空いていないか?)
曲がっていたら素人さんにはちょっと難しいかもしれません。
(蹄鉄が曲がっていなくても隙間が空く場合があるのでご注意ください。)
ありがとうございます。
蹄鉄は曲がったり浮いたりしていません。釘はしっかり付いているのですが、外に1-2mmぐらいずれています。
なので誤差の範囲なのかどうかで迷っています。指導員に見せたのですが、「どおってことないよ」と言われましたが気になったので… 蹄鉄があまりずれると釘節が起きてきます。現在釘はしっかりしているとのことなので大丈夫かと思いますよ。写真があればもう少しアドバイスできるのですが。よろしければホームページに送ってもらっても構いませんよ。 HPに用語辞典なるものを作ろうと思います。
用語、読み方、写真、意味や効果などの説明が付いたものを目指します。
ここで問題が一つ 、は行にブルノーズと書いても何だか判らない方が多いと
思います。そこで、ブルノーズと書いた横に写真を置き、画像からの逆引きと
いう性格も持たせたいと思っています。(理想が高いか・・)
問題はそこまで写真が揃っていない事です。現在装蹄学校に画像の協力を求めています。
自分でも写真をできる限り撮るようにはしています。
協力というのは、馬の写真を送って欲しいのです。(注・愛馬のスナップではありませんよ(笑)
皮膚・肢・蹄・外傷などなど・・・・。何かおかしいかな?と思われるようなもので構いません。
肢や球節・蹄・蹄底などは異常が無いと思っても送っていただければ助かります。
誰もここに書き込んでくれないけれど、一人書き込み続けたりしています。
過去に何度か触れた話なので、わかっている方は飛ばしてください。
とある獣医師からこんな話を聞きました。
「なんでもかんでも蹄葉炎だと言う装蹄師がいる。蹄葉炎だと言っておきながらたいした説明もしないし
処置もしないので、オーナーはただ不安になってしまう。」
話をしてくれた獣医師は、「あれでは言った者勝ちだ」とも言っていました。
蹄葉炎・・・・装蹄師にとって非常にいやな病気です。オーナーさんにとってもそうだと思います。
ちょっと前までは蹄葉炎になってしまったら最後という認識しかありませんでしたが、最近では
認識が変わってきましたので少し説明しておきます。
蹄葉炎とはそのまま蹄葉の炎症です。
蹄葉は葉状層のことを指します。
葉状層は・・・・
え〜と・・・人で例えると爪のしたの組織、爪とお肉がくっ付いている層と思ってください。
ちょっと乱暴な表現になりますが、
トンカチなどで指を叩き(もしくはドアなどで挟み)爪の下に血豆を作ったことは無いですか?
血豆が起きている範囲は、爪とお肉が剥がれています。
その剥がれている状態が蹄葉炎です。(一度剥がれると生え変わらない限りくっ付きません。)
範囲が小さければたいした事はありませんが、大きければ爪は取れてしまいますよね。
今までは広範囲で剥がれた状態の事を蹄葉炎だといっていましたが、現在ほんの一部分が
剥がれても蹄葉炎なんだと言うことがわかってきました。
範囲が小さくてももし蹄葉炎だということがわかったら?
過剰に心配する事はありません。多かれ少なかれ殆どの馬が持っているものです。
「蹄葉炎の素質を持っているんだな」と思い、日頃の変化を観察してください。
飼葉を見直すのもいいと思います。 いつもどうも。
そのような場合の、具体的な見直し方は? 麦等、穀類の過剰な摂取から蹄葉炎を発症したと聞いた事がある すいません。ちょっと仕事が立て込んでいまして・・・・。
月末までは長々書き込むのはちょいときつそうです。
で、対処方なのですが
剥がれた場所は(変色)ラメラーウエッジという代用の蹄が詰まっています。
これにカビが感染すると面倒な事になるので、カビの感染を予防する事が
メインになります。
残念ながら発生自体を防ぐ事は出来ません。
飼葉で注意するのは、運動量に見合った飼葉内容か?ということです。
飼葉量が多いのが殆どです。濃厚資料のあげ過ぎは特に注意しなくてはいけないでしょうね。
装蹄用語関係の検索してもたいして出てこないもんだな ブルノーズ、ぶっちゃけ蹄尖壁摩滅の事とは違うんですか?逆になぜ、ブルノーズという言い方をみんなが知る必要があるとお思いですか? 辞典を作る・・・ってんなら、みんなが知る必要あるかどうかより
単に表記しておく必要があるというのも事実
だから、あくまで例で挙げた単語であり、
みんなが知る必要があると思っているという発言がない以上
後者の質問は妥当じゃないかと思われ >267さん
おっしゃる通りでした。すいませーん。
おぉ〜あっという間にレスが!
267さん、どうもありがとうございます。
262さん、そういうことですので、ご了承くださいね。 265さん
症例に限らずなんでも構いません。
ここを見ていただいている方達数人と会うことが出来ましたが、部位や読み方が
わからないという声をよく聞きます。
蹄尖壁摩滅=ていせんへきまめつ と読めない方もいます。(摩滅は読めると思いますが)
ていせんへきとはどこか?といった感じです。
このあたりの写真は、私でも取れますしセンターの方に協力を呼びかけています。
あとは、同じ疾病でもこういう場合もあるといったような写真が欲しいのです。
いろんな症例の写真、協力していただければいろんなものが集まるかと思います。
270さん
「あれ?自分で自分に? 」とは?
ttp://s0ze.tripod.com/soutei/top.htm
ttp://blog.livedoor.jp/girico81/archives/cat_1004601.html
ttp://blog.livedoor.jp/teitetuya/
ttp://blogs.yahoo.co.jp/teitetuya
ttp://teitetuya.way-nifty.com/maesitu/
ttp://f43.aaa.livedoor.jp/~tibajutu/i/soutei/soutei.html ttp://www.hippia.co.jp/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=34&post_id=164#forumpost164
フーフグリースってフーフ=蹄、グリース=油で蹄油と同じじゃないの? ttp://drhig.blogzine.jp/equine/2006/07/__2a88.html あーー!そうですね!
262ではなくて266でした。
どもありがとう。 272の
1個目は特にこめんとはありません。
2個目の笹針の解釈はこわい。
3・4・5個目は先輩のとこ 最近行ったクラブで、蹄鉄を広く打ってくれとリクエストされた。
そして蹄鉄はできるだけ厚く幅のあるもの。
ただ単に日にちを伸ばしたいみたいだ。
馬はなんのケアもされてないようでグタグタ。
しんどそうに歩いている。
インストラクターに聞くと装蹄は2〜3ヶ月に一度だそうだ。
予想通りなんのケアもしていない。
噂では聞いていたが、やはりこんなクラブはざらなのであろうか?
いままでそんなオーナーに会った事はなかったのでいささか驚いた。
決して多くはないと思います。
でも残念ながら実在します。 多くはない?それは良かった。
個人のオーナーさんはどうにかしようと頑張るの人が多いのだけれども、クラブに
とっては完全な経済動物でしかないように感じてしまったので・・・。
私は装蹄師という職業病か、馬の管理に高い水準を求めてしまっているようです。
求めておいてそこを食い物にしている・・・・そこまで言うのであれば、値段を
下げるべきであろうと思ったりもする。さげればもっとまめに装蹄をしてくれる
のであろうか?
「手術をすれば助かりますよ。でもお金がないんじゃね〜」
なんていう医者に似てたりするのはいやだな。
でも自馬を持つ以上、最低限の出費と覚悟しなくてはならないんじゃないのでは
ないだろうか?
ああ〜葛藤が・・・
気分を変えて、さっきの続きを少し
グダグダの状態ながら、前を通ると噛みに来るのだが・・・・
思いっきり避けられるくらい遅い。
からぶった勢いでよろけたりしているが、明日も乗られるのであろうな。 クラブにとっては経済動物でしょう。でも、クラブのオーナーだって最初はみんな、自分こそは馬にもやさしく、乗りにくるお客さんにも十分満足してもらえるクラブを、我こそは作ってみせる!と思って立ち上げたんだと思うんですよ。
出来ればコンスタントに装蹄師を呼びたいのは皆同じだと思います。
ただ、オーナーさんたちには今は装蹄よりも優先されるべきお金の使い道があるのでしょう。だから、料金を下げるとかでなく、装蹄の重要性を毎日の仕事の中で地道にアピールしていくしかないと思います。
従業員がバカすぎたら? 馬の事を知らないにも限度があると思うけど、その限度を越えていたら? ありえないクラブなんて沢山ある。 そうですよね。
誰もあんな状態を望んではいないとは、私も思うのですよ。
装蹄や馬体のケアの重要性をできるだけアピールしていっています。
あまりやると煙たがれますので、あくまでも徐々にね。
お馬鹿な従業員にもわかるように頑張っていきますよ。
一度痛い目に会ったから装蹄の重要さが
身に染みてます。