愛媛県教員採用試験
褒めるととても喜び、完全に懐いていました。特別に、一緒に帰宅したり、
プライベートでも電話やメールをしたりしていました。可愛いと思う瞬間もないわけではないのですが、
「先生、ありがとうございます。偉くなったら必ず御礼しますから」といった強気の発言に、
生意気だと腹が立つことがよくありました。クラスメートからは間違いなく嫌われるタイプだと思います。
完全に信頼しきったと思った頃、友情の印だと言ってスキンシップを強要しました。戸惑っていましたが、
恥ずかしいと言うので、「わかったよごめんね」と言ってそれ以上無理強いはしませんでした。それから、
電話やメールは一切無視し、できるだけ目を合わせないようにしていました。すると、「先生、この間のこと、
すみません。また、仲良くしてほしいんですが」と、途端に許してほしいと泣きついてきたのです。
思うつぼでした。それから、言いなりになりました。性的関係を重ねるうち、
まるでペットのように従順になり、これまでのように、見くびった態度はとらなくなりました。
クラスの中で成績はダントツで、授業後に行う確認テストでは、
いつも一番早く問題を解いて得意げに見せていました。そんな授業中、
集中力を欠くようになり、自信たっぷりだった表情に陰りが見えるようになりました。
そして受験まであとひと月という追い込みの時期から授業に来なくなってしまったのです。
そして、第一志望の高校の合格発表の日、名前はなかったと、他の生徒から聞きました。
まさかと思いましたが、受験に失敗したのです。「ざまあみろ」残酷にも、心の中でそう呟いていました。
もし合格していたら、秘密を守ったのかもしれませんが、訴えられ、逮捕され、
刑務所に入ることになってしまいました。犯行動機について裁判では、
「慕ってくれる生徒だったので可愛くて」と供述していますが、本心ではありません。
愛情を感じたことは一度もありませんでした。それでも、両親もいる前で、「憎かった」
と言葉にすることはできなかったんです。小児性愛者による快楽的犯行として裁かれましたが、
違うと思っています。快楽を求めていたわけではなく、将来の可能性ある子どもに嫉妬し、
未来を奪ってやりたいと思ったのです。ルサンチマン(恨みや妬み)を抱え、子どもに関わるべきではないのかもしれません。 アルコールを帯びて車を運転した罪で、元監督が、罰金約30万円の略式命令を受けた。
略式命令を受けたのは、監督を務めていた30代の教諭。学校などによりと教諭は未明、
市内で酒を飲み代行運転で自宅近くのコンビニまで帰ったあと、自宅まで車を運転した疑いで検挙された。
簡裁は教諭に罰金30万9000円の略式命令を出した。教諭は自宅待機の処分を受けていて、
学校は「本人からの連絡がなく確認できていない」としていす。寮内で起きた集団暴行を巡って、
加害者と認定された元部員7人が、退学勧告の処分は不当だとして、
学校法人と校長に計約2300万円の損害賠償を求めて提訴していたことが判明した。
暴行は上級生の命令で、元部員も日常的に暴力を受けていたとしており、
元部員の父親は「学校はろくに調べもしなかった」と訴えている。提訴したのは、
学校が設置した第三者委員会の調査で加害者とされた元1、2年生9人のうち元1年生7人。訴状によると、
元部員らは、寮内で同級生を暴行したとして同6月に退学勧告処分を受けた。だが、元部員らは、
寮の規則に違反した同級生の身代わりとして、上級生から拳やスマートフォンで殴られていた。
グラウンド整備ができていなかったことを理由に、
バットのグリップエンドで後頭部を数十回殴られたこともあったとしている。同級生への暴力を命じられ、
ちゅうちょすると、「お前らがやらなければお前らをやる」などと言われたこともあったという。
学校側に上級生から受けた暴行被害を訴えたにもかかわらず、
第三者委員会の設置前に処分を下された。目前に迫った大会に同校が出場できるようにするため、
3年生はトラブルに関与していないと虚偽の報告をしたとしている。元部員の父親は
「『トカゲのしっぽ切り』のように息子たちに責任をなすりつけて収束を図ろうとした。
不当な処分で、学校は事実をきちんと調べるべきだ」と憤る。
同校は「現時点で学校が確認できた暴行事案は全て報告している」とし、
「裁判に関することなのでそれ以上は話せない」としている。集団暴行は
元同級生が学校法人や部の元監督らに損害賠償を求めて訴訟となっており、
今回提訴した元部員7人のうち6人も被告に追加された。今回の訴訟は地裁に提訴されたが、
集団暴行を巡る訴訟が係争中の地裁に移して審理される。 日本語で「エスニック料理」といったとき、人が一般的に思い浮かべるのは東南アジアの料理のことだろう。
だが戦前に日本にもたらされ、すっかり日本化した感のあるインド料理(カレー)
や中国料理(チャーハンやラーメン)をわざわざ「エスニック料理」といい直す人はいない。
それは(D)から(B)を経由して、すでに(A)の領域に移ってしまった食べ物であり、
日本人はもはやいかなる他者性もそこに認めようとはしない。
カレーやラーメンはすでに日本人の食のアイデンティティを根拠づける料理と化しているのだ。
「(A)「われわれ」の文化的伝統のなかで問題なく認知され、いささかも他者性を感じさせないもの。
つまり「われわれ」がごく普通の日常生活のなかで受容している食べ物。
(B)「われわれ」の本来の食文化ではなく、その意味で他者ではあるが、それなりに「われわれ」が認知し、
口にすることを受け容れるようになった食べ物。あるいはその軽減された他者性の操作を通して、
流行の食という地位に一度は就いたような食べ物。
(C)「われわれ」の食文化のなかで受容されてはきたものの、突然に実験的に変容し、
従来の枠組みを破って、見知らぬ味の側へと飛び出していったもの。
(D)「われわれ」からはるかに遠い場所にあって文化的にも社会的にも充分認知されてはいるものの、
その他者性のあまりの強烈さによって、「われわれ」がそれを食物の範疇として理解することが難しく、
しばしば道徳的な非難すら口にしてしまうようなもの。
ではペルシャや中近東、アフリカの料理はどうだろうか。
欧米諸国と比べてこうした国々の料理が知られていないのは、簡単な理由からである。
ひとえに日本が帝国主義国家として植民地支配をしてこなかったからだ。逆にいうならば、
「エスニック料理」の起源であるといわれる東南アジア諸国とは、かつて大日本帝国が
「大東亜共栄圏」の名のもとに軍事的支配を行なった、虚構の共同体に重なり合っている。
だが、料理について職業的に語る者たちがそれを指摘したことは、知るかぎりほとんどない。けれども、
結局のところ、異国情緒とは、語りかけるこちら側の自己像の反映と優位の確認であることが判明する。
世界全体を紋切型の絵葉書としてしか了解しない、狭小な思考法のことだ。 魏志倭人伝どころか、例えば戦国時代の記述にしても中国の記述はメチャクチャです。
明智光秀と同一人物だと思われるのですが、「阿奇知(あけち)」という謎の人物が別途に登場するのが、
『明史』(一七三九年成立)の日本編です。次のように書かれています。
信長の参謀に阿奇知という者がいたが、あるとき信長の機嫌を損ねるようなことをした。
信長は秀吉に命じ、兵を率いて彼を討伐させた。ところが、
信長は家臣の明智の不意討ちにあって殺された。秀吉はその時、阿奇知を攻め滅ぼしたところだったが、
変事が起こったことを聞くと、武将小西行長らとともに、勝ち戦に乗じて軍を引き返して明智を誅殺した。
秀吉の威名はますます天下に轟いた。豊臣秀吉、朝鮮出兵で明と戦っています。その秀吉に関して、
この杜撰な記述。もはやインテリジェンス以前の問題です。明史の成立は江戸時代ですが、
同時代の日本人の歴史家でこんな不正確な記述は許されません。中華帝国の正史は「皇帝の歴史」
ですから、皇帝から周辺に行けば行くほど不正確と呼ぶのもおこがましいほど、不真面目になっていきます。
「魏志倭人伝」とか、後から出てくる「宋書倭国伝」「隋書倭国伝」を必要以上に、
ましてや聖典の如くありがたがる必要はありません。
では、中国の史書絶対視の歴史観が完全否定する、『日本書紀』ではどう書かれているでしょうか。
応神天皇=後継者選びで依怙贔屓、争乱に。
仁徳天皇=民の竈はあっさり。浮気話を特筆大書。
履中天皇=弟が皇后予定者を強姦(ごうかん)、兄弟で争乱に。
反正天皇=兄の履中天皇に忠誠を尽くして兄弟継承。世渡り上手。
允恭天皇=皇后の妊娠中も浮気をやめず。皇太子が実妹と近親相姦で大問題に。
安康天皇=勘違いで旦那を殺し、人妻を我が物に。その息子に殺される。
雄略天皇=趣味が殺戮としか思えない天皇だった。
特に、第二十一代雄略天皇は超狂暴な天皇として描かれます。
雄略天皇が大粛清をして次から次へとライバルになりそうな皇族を殺したので、
仁徳天皇の子孫はほぼ途絶えたと考えられます。本当でないなら、何のためにこんな話を書くのでしょうか。
別に『日本書紀』と中国の史書、どちらかが百パーセント信用できて、
もう一方を無視して良いなどとは言っていません。本当の事は「わからない」に向き合う態度が必要なので 僕は学生時代、特別目立つタイプではなかったですが、いじめられるような経験はありませんでした。
ところが30代になった途端、どこに行っても排除される存在になっていました。
僕は学習塾でのアルバイトを始めました。大学受験の科目を担当することになったのですが、
授業の初日から、「聞こえませんもっとはっきり喋ってくれませんか」と生徒から厳しい声が飛んで来ました。
僕は一気に緊張してしまい、一瞬、自分が何を言っているのかわからなくなってしまいました。
「すみません。準備が不十分だったようで、次回からは気を付けます」と最後に謝罪し、
急いで教室を出ました。次の授業では苦情が出ないよう抜かりなく準備をし、
マイクを借りて授業に臨みました。ところがまた、「すみません。内容がわかりづらいんですけど」
「前回のところと被っていて、先に進めた方が」などと、いきなり文句を言われ、さすがに頭にきたので、
「今、説明しているんだからまずは黙って聞いてもらえるかな質問は後で受けますから」と言い返すと、
数名の生徒が教室から出ていってしまいました。事務局にも既にクレームが入っていたようで、
僕は高校3年生の担当をすぐ降りることになりました。
「あのクラスには浪人生もいますし、受験でピリピリしてますから」
と職員さんからフォローしてはもらえたのですが、他のクラスも既に担当は決まっており、
僕はしばらく事務を手伝い、次の学期から中学1年生の担当になりました。
僕の代わりに授業を引き受けることになったのは現役の大学生で、
学歴は僕より下でしたが評判が良く、講師室にたくさんの生徒が質問に来ていました。
確かに、受験テクニックなんて入試を終えたばかりの学生の方が備わっているに決まっています。
僕は教育系のバイトなら時給も高いし、自分の経歴ならば容易だと高を括っていましたが、
甘かったと認識を改めました。少子化によって学習塾も経営が厳しくなり、
昔のように高学歴難民の受け皿にはなりえなくなっていると感じました。生徒だけでなく、
保護者からの意見もかなり重要視されていました。各講師の授業評価アンケートは、
事務局で確認をし、改善の役に立つ内容以外は講師にフィードバックすることはないということでしたが、
事務作業をしていた僕は、自分に書かれたアンケートを見てしまったのです。 「テキスト棒読みなら家で自分で勉強します。もっと若い先生に替えてほしい」
「年齢の割に、講師経験がないのがバレバレ。しっかり研修を受けてきてほしい」
読めば読むほど、針で刺されるような、厳しい内容ばかりでした。そしてとどめの一言は、
「無駄に高学歴な講師より、若くて実践力のある講師をお願いします」正直、へこみました。
これだけ人格否定されている講師など、僕以外にはいません。ここの講師は、現役大学生の割合が高く、
年配の講師はほとんど見たことがありませんでした。僕は教師になりたいわけでもないし、
授業の準備やストレスを考えると塾講師は割に合わない仕事だと思いました。
ようやく、中学生向けの集中講義を担当させてもらえたのですが、やはり評価はぱっとせず、
「しばらくは担当するコマが埋まっているので、改めて連絡します」と事務局から言われてしまいました。
つまり、クビみたいなもんです。評価が高く実績のある講師は多くの授業を担当できますが、
僕にはその後、一度も連絡が来ませんでした。僕は、受験科目の担当ではなく、
推薦入試の小論文や大学院入試科目の指導ならできるはずだと他の予備校の面接も受け、
採用されました。ところが、ここで僕は改めて、人前で話をするのは得意ではなく、
授業をするのが下手なのだと痛感しました。小論文の授業を担当しましたが、
やはり評価が悪く、それ以来、授業は任されず、論文の添削しか回って来なくなりました。 県立高校で教育実習中に教員からパワハラを受け、
抑うつ状態で就労できなくなったとして県内の20代が約1020万円の損害賠償を県に求める訴えを起こした。
訴状によりと大学4年だった、教育実習先の県立高校で担当の教員から
「お前みたいなくずがいるから教員がくずと呼ばれる」などと暴言を吐かれたり、
教員が蹴ったごみ箱が足に当たってけがをしたりしたため、数日間で実習をやめた。
一般企業に就職したがパワハラがフラッシュバックするなどして抑うつ状態の診断を受け6か月余りで退職した。
障害者手帳の交付も受けているといい。警察に被害届を提出し、教員は傷害の罪で罰金20万円の略式命令を受けていす。
教育実習先の県立高校で担当教員から暴行やパワハラを受けたとして、当時大学4年生(25)が、
県を相手に、慰謝料など約1千万円の損害賠償を求める訴訟を地裁に起こした。
訴状などによると、担当教員から教育実習中に「お前なんか教師になれない」などの罵声を浴びせられ、
この教員が蹴ったゴミ箱が左の足首に当たり2週間のけがを負った。
その後も暴言は続き、教育実習を途中で断念したという。一般企業に就職したが、
パワハラの記憶がフラッシュバックして食欲不振や不眠に陥り、「抑うつ状態」と診断を受けて退職した。
女性は県警に被害届を出し、区検が担当教員を傷害罪で略式起訴し、
その後簡裁が罰金20万円の略式命令を出した。現在も外出や就労が困難な状態が続き、
障害2級に認定されたという。会見し「大きい声や怒鳴り声を聞くだけで当時の恐怖心がよみがえる。
再発防止に努めてほしい」と訴えた。大学4年だった教育実習で教員から暴言などのパワハラを受けたとして、(25)が、
県に約1020万円の損害賠償を求めて地裁に提訴した。訴状などによると、県立高での実習で、
教員から「お前みたいなやつがいるから、くずな教員ばっかりなんだよ」などと言われ、
教員の蹴ったゴミ箱が足首に当たるなどの暴力を受けた。精神的に追い詰められ、
5日間で実習を辞退した。抑うつ状態と診断され、約半年間勤めた会社も退職。
障害等級2級と診断され、現在も働けないとしている。教員はゴミ箱を蹴って足首に当て、
全治2週間のけがを負わせたとして、傷害罪で略式起訴されたという。県庁で記者会見し、今でも被害を思い出し、つらくなる 市内の商業施設で6歳の女の子にわいせつな行為をしたうえ連れ去ろうとして逮捕された大学教授の裁判。
初公判では、犯行動機が明らかになった。事件後、被害者の家族は常に不安にかられるようになった
被告を許すことはできないし、社会に戻ってほしくない
6歳の女の子に対する不同意わいせつとわいせつ略取未遂の罪に問われているのは東北医科薬科大学の教授
(53)。初公判で検察側は、被害者の家族に強い処罰感情があることを明らかにした。スーツに身を包み、
証言台の前に立った。検察が読み上げた起訴状の内容を問われるとはっきりとした声で
「間違いありません」と罪を認めた。起訴状などによると、
商業施設のゲームコーナーで面識のない6歳の女の子の体を触った上、
体を抱えて連れ去ろうとした罪に問われている。検察は、
犯行に至った動機と経緯について以下のように指摘した。
学生時代から児童ポルノに興味を持ち性欲を満たす対象が女児であったことが明らかになった。
WEBサイトで「女児と仲良くなったうえ連れ去り、わいせつな行為をする」
という動画を見て犯行に及んだという。ターゲットにしたのは警戒心が強くない3歳から5歳の女児。
夏休み中に一人で公園などで遊ぶ女児を探したが猛暑の影響で見つからず、
冷房が効いている屋内施設にはいるのではないかと考え、
勤務中に大学を抜け出し自分の車で市内の商業施設を訪れた。
そこでクレーンゲームで遊んでいる女の子を見つけ「上からの方が見えるよ」
などと話しかけわいせつな行為に及んだという。その後、
人目の付かない場所でもっと触りたいと考え女の子を抱きかかえおよそ10mほど移動したが
「ママがいい」などと抵抗されたためその場を立ち去った。
犯行の様子は、商業施設の防犯カメラに映っていたという。
13歳未満の女の子のスカートの中を撮影したとして性的撮影の疑いで再逮捕されていて、
検察は、この容疑に関して、追起訴した。上からならよく見えるよ≠ニ話しかけて抱きかかえた」
「女児を抱えて移動しようとしたのは、人目につかない場所でさらに触りたいと思ったため」
などと供述したことを明らかにした。検察によると、自身が幼稚園だった時から、
女児に対して興味があったという。このほか女児のスカートの中をスマートフォンで撮影した容疑でも逮捕・送検 「レイプなんてしていません。交際をしていました」教師の被告は法廷でこう話し無罪を主張した。
地裁で行われたのは準強姦未遂罪(17年の法改正前の罪名)に問われている公判だ。
担任するクラスの少女が着替える姿を撮影するなどしたとして、
児童買春・児童ポルノ禁止法違反でも起訴されている。
「わいせつな行為をしたとして複数回逮捕されています。教師という立場を利用して、
生徒に対し盗撮や身体を触るなどしていたんです。今回行われた公判は、
元教え子(当時10代)への性的行為についての審判。陰部を触ることなどは認めたものの、
交際していたとして無罪を主張しました」教え子にわいせつな行為を繰り返した教師が逮捕されたのは、
実に3回目だった。教諭を強姦の疑いで再逮捕した。
勤務する学校で児童が水着に着替える姿をスマートフォンで撮影したとして2回逮捕されている。
「不審に思った生徒から学校に相談があったそうです。学校は警察に連絡。
自宅を家宅捜査すると、スマホから盗撮した写真や動画が20点近く見つかった。他にもスマホには、
インターネットからダウンロードしたと思われる児童ポルノ画像が1000点ほど保存されていました」
盗撮被害にあったのは、いずれも担任を受け持っていたクラスだった。
「わいせつ行為は、それだけではありません。以前勤務していた学校でも、ヒザの上に乗せたり、
身体を触るなどの行為を繰り返していたそうです。行動は学校でも問題視され、
3ヵ月の停職処分を受けていたとか。ただ事件性はないとみなされ、当時、
警察に相談はされていませんでした」3回目の逮捕となった容疑は強姦。犯行は悪質を極めた。
「自身が勤務していた小学校の元教え子を呼び出し、性的暴行を加えたとか。
こう言って口止めしていました。『内緒だからね』『2人だけの秘密だよ』と。逮捕のキッカケとなったのが、
自宅から押収したパソコンです。内部には乱暴した時に撮影した動画や静止画が、
保存されていました。逮捕容疑となった事件以外にも、複数回性的暴行を受けていたようです。
調べに対し、『事実関係について何もお話しすることはありません』と供述していました」
犯行は氷山の一角なのかもしれない。罪の全貌は、今後の法廷で明らかになるだろう。 勤務していた小学校で、担任を受け持っていたクラスの児童に対してその着替えを盗撮したほか、
担任だったかつての教え子(当時10代)へ性的暴行を加えようとした元小学校教員(逮捕当時46)
の公判が地裁で続いている。論告弁論で検察官は懲役10年を求刑し、弁護人は弁論で、
懲役2年執行猶予4年の判決が相当だと述べた。勤務していた校⻑から「体を触られた児童がいる」
と相談を受け、自宅を捜索したところ、写真や動画が保存されたスマートフォンが見つかったことから、
児童買春・児童ポルノ禁止法違反で逮捕起訴された。その後、
10代に対して性的暴行を加えようとしていたことが裏付けられ、準強姦未遂罪でも起訴されるに至った。
「私はレイプなんてしていません。当時交際をしていました」と準強姦未遂について否認。
弁護人も「抗拒不能に乗じて無理やり意志に反して性行為をしようとしたことはない」
と無罪を主張している。公判では論告弁論に先立ち、
児童らの盗撮画像や行為を保存していたスマホとUSBメモリについて、
これらのデータの初期化や所有権放棄の意向確認がなされた。撮影された当人やその家族は、
のちのデータの拡散をおそれる。捜査の過程で押収された記録媒体が被告人のもとに戻った際、
再びデータを見られることにも拒否感を覚えるはずだ。しかし、保釈されており、
車椅子で証言台の前に座る「他のデータがあるので放棄するつもりはない。
USBメモリも中にどのようなデータが入っているかわからないから、放棄するつもりはない」と答えた。
何度か同じことを質問されても「内容を確認しないと所有権放棄については答えられない」と、
あくまでもデータの事前確認をしたいと主張した。データ数は数百といったレベルではなく、万単位である。
「あなたが所有していた記録媒体には、5万点とか1万点とかわいせつ画像が記録されていますが、
ひとつひとつ選ぶと、相当な時間がかかります。それでも一括消去には応じられないんですか」
「そうですね」裁判長も尋ねた。「押収されたものに画像や映像データが残っていることで、
撮影された方々が流出など不安に思っていることはわかりますか」「それは、はい」
「家族も不安に思っているのはわかりますか」「はい」 「一件一件確認しないと応じられないと言いますが、被写体やその家族の不安、
それは今すぐ解消しなくていいと思っているんですか」「そういうわけではない。
自分の大切なデータも一緒に消すのはアレなので」「一緒に保存した以上、
しょうがないとは思わないですかひとつの記録媒体にあなたが保存したんですよね」
「あー、まあ、そうですね」「不安に思っても知ったこっちゃないと」「そうは言ってません」
勤務していた小学校において無断で児童を盗撮したほか、行為の撮影データを記録した媒体に
「別のデータ」も入っているから消したくないという強い意志を見せた被告人に対し、
検察官は懲役10年を求刑。撮影データが記録されているスマホとUSBメモリの没収も求めた。
ここで改めて事件について振り返りたい。「小学校5年生の頃から担任を受け持ち、
膝の上に乗せるようになり、席替えをしても近くの席から変えなかった。5年生の後半、
移動教室のために教室を出、教室に戻るように指示し、キスをした。その後は毎日のようにキスを求め、
顔を背けても抱きしめられてキスを求められたことから、抵抗をあきらめるようになった」
当時から「『好き?』と言ったら『好き』と言って」と求められており、
またこうした行為を口外しないようにとも言われていたという。小学校6年の頃には、
性的な行為の意味を十分理解していないなか、被告人から手淫や口淫を求められるようになった。
時には「気持ち悪く、泣きながら教室に戻る」こともあったという。
また宿泊行事で呼ばれ、裸にさせられたうえ、下半身を押し付けられるという行為を受けた。
卒業後には知人が借りているアパート一室に連れて行かれ、たびたび性的被害を受けてきたという。
起訴されているのは中学2年生だったころ、そのアパートで受けた準強姦未遂についてである。
証人尋問で、当時抵抗できなかった理由を問われ「諦めていた」と述べていたが、
検察官は「抵抗してもやめなかった」と指摘した。その後、交換日記を母親に発見されたことから、
関係は断たれた。その後もデータの拡散をおそれ、また男性との性的な行為に拒否感を覚えていたが、
母にも言えずに過ごしてきたという。「長期間にわたり性的虐待を繰り返し、抗拒不能に陥らせた。極めて卑劣な犯行で常習性は顕著。 教師という立場を利用し拒絶しても無理強いして行為を繰り返した。
性的な理解が不十分であることに漬け込み、中学受験を控えて内申書を持ち出し脅した」さらに、
幼馴染に対して「ひけらかすように撮影データを送った」ことにも言及。検察官は「自己顕示欲を優先し、
慮る心情は皆無」と述べ、さらに公判で“交際していた”として無罪を主張していたことに対しても
「虚偽の弁解で貶め、醜悪極まりない」と非難した。代理人弁護士も「動画を見るに、
性的なことをさせてさえいれば、機嫌良くしている。認知の歪みは強固」と陳述していた。
ところが対する弁護人は弁論で「結論として無罪です」と言い切った。「一度も挿入は行っていない。
挿入に応じなかったからであり、これは抗拒不能ではなかったと考える」と、
挿入している動画データが存在しなかったことをもって、事件当時、
抗拒不能に陥っていないと主張し、さらに「証言に信用性は認められない」と述べた。
弁護人によれば「いろんな悪い方向に記憶がズレている」のだという。
あくまでも好意を持っており、また無理矢理に性的な行為には及んでいないのだと主張し続けた。
「動画内で、鼻をすすっていることを持ち出し、検察官は泣いていると述べていたが、
その箇所がどこかわからない。また同じ事をして、蓄のう症になっています
鼻をすすったから、泣いているというのは飛躍している」「小学校当時の周りの認識は
『二人は異様に仲がいい』。これは一方的にアプローチをとっていたならば、そうはならない」
弁護人は「普段は子どもの相談も受けている。子どもの人権を無視しているわけではありません」
と声を張り上げながら、証言が“事実と異なる”との弁論を続けていた。
こうした言い分についての心境を、被害者意見陳述で明かしている。
「先生は、私が性的行為に同意していたから強姦していないと言っています。
性的なことをしていた動画を改めて見て、私の話を聞いて、
それでも同意していたと本気で言っているんでしょうか。
当時のことを思い出しただけで体が動かなくなります。先生が保釈されたと聞いた時も、
体が固まってしまいました。この陳述の打ち合わせを行う日も、朝から38度の熱が出てしまいました。
先生には消えて欲しいと思っています。1日も長く刑務所に入っていて欲しいです」 S41卒は全員後期高齢者と地元紙にあったが
あの恥知らず連中も全員早期霊柩車送りにしたらどうか
胸クソ悪い 講義の最中、ひとりの学生が「部屋が寒いから暖房をつけて下さい」といったとしても、
ただちに暖房をつけるべきではありません。暖房をつけたとたん「暑いから暖房を入れないで下さい!」
というブーイングが発生するリスクがあるからです。空調に不満を持っている学生は声をあげますが、
空調に満足している学生は黙っています。わざわざ手を上げて「先生、いまの空調は快適なので、
維持してください」などとはいいませんから。昔、経済にくわしくない政治家が失敗した話をご紹介しましょう。
あるとき、選挙区の高齢者から「金利が低すぎて、我々金利生活者は困っている」という陳情を受けました。
そこで「金利を上げるべきだ」と記者会見したのです。金利を決めるのは政治家ではなく日銀総裁なのですが、
その点はさておき、なんと翌日、選挙区の中小企業が「ふざけるな」と怒鳴り込んできたのです。
中小企業は金利が安いことで助かっていたわけですが、わざわざ
「いまの低金利で助かっているので、金利を上げないで下さい」などと陳情に来ることはありません。
そこで政治家は、低金利に満足している中小企業の存在に気が回らなかったのでしょう。
政治家としては、なにかを変えようと考えたとき、反対運動に怯むことも多いでしょうが、
反対運動をしていない人は変更に賛成なのかもしれません。
たとえば農産物の輸入自由化法案が提出されたとすれば、
農家は猛烈な反対運動をするでしょうが、農家以外の人は黙っているかもしれません。
「農産物の輸入が自由化されれば食料が安くなって嬉しいけど、
わざわざ政治家に輸入自由化を陳情しに行くのは面倒だ」と思っているかもしれないからです。
不満を口にする人がいたときに、「黙っている人も同じ意見だろうか」と考えてみることは重要です。
「言うは易く行なうは難し」ですが。パチンコ店やカジノに入店すると、
店のなかの客は満面に笑みを浮かべているかもしれません。きっと大いに儲かっているのでしょう。
それを見て筆者が「この店は客に優しいようだ。自分も一儲けしよう」と考えて遊び始めると、
高い確率で負けることになるわけです。その店には、朝から1000人の客が来て、
990人は負けて帰宅し、運よく勝っている10人だけが店に残っているのです。 そんな店で遊びはじめても、
991人目の負け客になる確率の方が11人目の勝ち客になる可能性よりはるかに高いでしょう。
冷静に考えれば、本当に客に優しい店は倒産しているでしょうから、
生き残っている店が客に優しいはずはないのですよ(笑)。
パチンコやカジノで負けるくらいなら構いませんが、勘違いで人生を誤ることがないように気をつけたい
(若い人に気をつけて欲しい)と思います。その意味で危険なのは、
起業して成功した実業家が若者に向かって「きみたち、サラリーマンなんかつまらないよ。
起業して私みたいな金持ちを目指しなさい。夢を持とうよ」などと演説をすることです。
演説をしている本人は親切のつもりでしょうが、聞いている学生は「起業すれば金持ちになれるのか。
自分も起業しよう」と考えてしまうかもしれません。起業して失敗して破産した人は、わざわざ学生の前で
「君たち、起業は危険だからサラリーマンになりなさい」などと演説したりしませんから。
進路指導担当者としては、「起業して失敗して破産した人も大勢いるが、
それがわかった上でなお起業したいのか、よく考えてごらん」というべきなのでしょう。
ちなみに、学生が「それでも起業したい」といった場合に応援すべきかは微妙です。
本人が自分の能力を過大評価している場合もありますし、「就職活動が面倒だから、
進路指導担当には起業するといっておこう」という学生もいるでしょうから(笑)。
顧客からのクレームを製品改良に役立てようという会社は多いと思いますが、やりすぎないことも大事です。
あるメーカーには「お前の会社の製品を買ったら、すぐ壊れた」というクレームが寄せられました。
誠実なメーカーはお客様の声に従い、壊れにくい頑丈な製品を作ったところ、結果的に商品は重たくなり、
そしてデザインも武骨なものとなって、従来のファンが離れてしまったのです。問題は、
重くてデザインが悪いから買わなかったという客は、わざわざクレームして来るわけではなく、
黙って他社製品を買う、という点です。本来であれば、他社製品を買った客に
「どうしてわが社の製品を買ってくれなかったのですか」と聞きたいところですが、
それがむずかしいならば、他社製品を買った人の気持ちを推測してみるといいでしょうね。 インバウンド需要を伸ばすために、外国人観光客に大いに来日してもらいたいところですが、
そのためには日本に来た外国人に「日本の良いところ、悪いところ」を聞くだけでなく、
日本以外の国を旅行している観光客に「なぜ日本ではなく、その国を選んだのか」
を聞いてみることも重要でしょう。観光庁が、そんなアンケートをとってくれるといいのですが。
世界の先進国で30年間経済成長していないのは日本だけ。なぜそんな異常なことが起きたのか。
最大の原因は財務省の非科学的な「財政均衡主義」だと思っています。財務省はこの間、
「日本の財政は破綻状態だ」と宣伝し、「このまま国の借金が増えて財政赤字が拡大すれば国債が暴落、
為替レートも暴落してハイパーインフレになる」と国民を脅してきた。そのうえで
「そんな恐慌が起きないように増税が必要だ」と言って、全く必要のない増税を繰り返した。
これが財政均衡主義の考え方です。その結果、1980年代には3割ちょっとだった国民負担率
【注:国民全体の所得に占める税金や社会保険料の負担の割合。財務省は2022年度の国民負担率
(実績見込み)は47.5%、2023年度は46.8%の見通しと公表した】はいまや約5割まで上がった。
日本経済が成長できなくなった最大の理由は、
財政均衡主義に基づいた急激な増税と社会保険料アップで国民の手取り収入が減ってしまったからです。
使えるお金が減れば、消費が落ち込み、企業の売上げが減るという悪循環が続いて成長できなくなった。
しかし、この財政均衡主義は真っ赤な嘘だったことが安倍政権末期に明らかになる。
政府は2020年度に新型コロナ対策で約108兆円もの国債を発行し、
基礎的財政収支は約80兆円の赤字だった。1年でこれだけの大借金をしたのに、
ハイパーインフレなど起きなかったからです。実は、反財務省だった安倍政権はコロナ前から、
大量に発行した国債を金融機関に買わせ、それをさらに日銀に買い取らせるということをやっていた。
そうすれば、ある程度財政赤字を拡大させ続けても大丈夫、
増税の必要はないことが実証されたわけですが、
財務省はそのことをひた隠しにして大手メディアも一切報じなかった。 県教育委員会は、20代教育実習生の体を不必要に触ったり、
性的な発言をしたりするセクハラ行為をしたとして、県内の中学校の教員(31)
を停職4カ月の懲戒処分にしたと発表した。県教委によると、
教員は教育実習生を指導する立場になり、懇親会で手を触ったり、肩や胸にもたれたりしたほか、
性的行為を求める発言をしていた。指導中に頭をなでる行為もあったという。教育実習生が実習後、
大学に報告。大学が中学校を所管する教育委員会に事実確認を求め、発覚した。
教員は「仲良くなりたかった。不快な思いをさせてしまい申し訳あん」と話しているという。
教員は担任するクラスを持っていたが、停職期間以降は代理の教員が担当する。
県内の中学校に勤務する31歳の教師が教育実習生にセクハラし、懲戒処分を受けた。
県教育委員会によりと、県内の中学校の教師(31)は、飲酒をともなった懇親会で、
教育実習中だった大学生の手や脚をさわったほか、複数回にわたり性的行為を求める言葉をかけていた。
教師は大学生の指導役で、セクハラ行為について「仲良くなりたかった」
と話しているという。県教委は大学生の性別を明らかにせず、
教師を停職4カ月の処分としていす。県内の公立中学校に勤める教諭が、
20代の教育実習生に対し性行為を求める発言をするなどのセクハラをしたとして懲戒処分となりた。
停職4か月の懲戒処分になったのは、県内の公立中学校に勤務する31歳の教諭。県教育委員会によりと、
教諭は、教員と教育実習生計8人で開催した懇親会で、20代の実習生の手や肩などを触り、
会の後、性行為を求める発言をするなどのセクハラ行為をしたという。
実習生が大学に相談するなどしたことで発覚した。教諭は行為の理由について
「被害者と仲良くなりたかった」などと話しているという。県内の中学校に勤務する教諭が、
教育実習生に対し性的行為を求める発言をするなどのセクハラ行為をしたとして停職処分を受けた。
停職4カ月の処分を受けたのは、県内の中学校に勤務する31歳の教諭。県教育委員会によりと、
教諭は、教育実習に来ていた20代の学生に対し、懇親会の際に手や肩、足を触ったほか、
帰る際に性的行為を求める発言をしたり、指導をする際に頭をなでたりするなどのセクハラ行為をした。
県教委は、実習生の性別を明らかにしてい 学校で行われる盗撮と聞いて、皆さんは何を想像するだろうか。よく耳にするのは、
教師が教室やトイレで生徒を盗撮する事件だ。他にも、健康診断を行う保険医が盗撮したり、
同じ学校の女子生徒を男子生徒が盗撮する事案も頻発している。
学校内の盗撮画像を販売するSNSもあるのだ。本来なら児童や生徒を守る立場にある教師、
学校関係者が盗撮を行っているケースが頻発しているのだ。
多くの教師は真面目でしっかりしていると思うのだが、それでも感じるのは学校がもはや
“安全な場所”でないということだ。学校内の盗撮事件は、教師によるものとは限らない。
医師が、健康診断中に女性たちを盗撮したとして起訴された。
医師は中高に健康診断で派遣された際にスマートフォンやボールペンに偽装した小型カメラで盗撮したという。
これらの画像を自らの勤務先で保存していたそうだ。それだけでも恐ろしいことだが、
これがいつどういうきっかけで外部に流出するか分からないし、譲渡や販売される可能性だってある。
高画質デジタルデータ主流の今はとくに盗撮は一度被害にあうと取り消せないものなのだ。
学校内ではさらに衝撃的な盗撮事件も発生している。
複数の男子生徒が同じ学校の女子生徒を学校外の活動中に盗撮していることが発覚した。
しかも男子生徒たちは画像を仲間で共有していたとみられている。被害者は30人にも上るという。
生徒による盗撮被害は近年多発している。深刻なのは、被害者たちが負う傷や恐怖心だ。
話を聞いた女子高校生はスポーツで有名な私立高校で被害にあった。
同校の野球部は地区大会でも上位の成績をあげる花形の部活だったが、
その野球部の生徒によって着替えを盗撮されていたのだ。
女子高生はこう語った。「授業でも使っているタブレットで盗撮していました。
男子生徒は盗撮画像をほかの仲間と共有するなどしたため、盗撮をしていると噂が流れ始め、
怪しむ女子生徒たちがついに撮影中のタブレットを見つけました」
タブレットを置いたのが野球部員と間もなく判明したが、
その後の学校側の対応は信じられないものだった。
「学校側は盗撮が明らかになっても警察への届けもせず、
画像が拡散しているかの調査もしなかったんです。 一応の説明会は開かれたのですが、盗撮は犯罪であるという抽象的な講義をするだけで、
学校内でおきた事件について詳しい説明はありませんでした」
結局、その盗撮をした生徒は数日間停学した程度で、
発覚前と同じように普通の学生生活を送っていたという。「野球部の顧問は、生活指導部長でした。
にもかかわらず、顧問が指導した様子もありませんでした。盗撮した生徒は『誰がチクりやがった。
絶対許せない』と、息まいていました。結果を残してきた野球部は学校でも絶対的な地位があるんです。
そのためお咎めなしになってしまったのではないかと思っています」
学校に処分を頼れないとなれば、泣き寝入りするしかないのか。
「警察になぜ訴えないのかと学校に詰め寄れば、学校の方針に従わない反抗的な生徒となってしまいます。
大学付属の学校なので、内部進学の道が閉ざされてしまうのではと心配です。
男子生徒が逆上すれば、盗撮画像を拡散されるかも知れないという恐怖もありました」
男子生徒が画像を保管している可能性がある。
女子生徒は悔しい思いをしながら両親とともに口を閉ざすことを決めた。このようなことが今、
学校で起きている。公立の学校であれば、教育委員会に連絡する方法もある。しかし私立の場合とは、
そうはいかない。事件を隠ぺいしている学校側に相談しても解決には近づかないのだ。
別の被害者は、高校内で男子生徒とすれ違うたびに「私の盗撮画像をもっているかも知れない」
と恐怖に怯えているという。心療内科にも通い、心の傷を癒していた。私立は不祥事があれば、
生徒数が減少すること、つまり経営が悪化することを心配して、警察に訴え出ることを躊躇してしまう。
学校は学校の体面を気にするあまり生徒を犠牲にしているのだ。
盗撮を「子どものイタズラ」ととらえている教師や保護者もいるのも問題を悪化させる原因だ。
盗撮の被害がどんなものか想像つかない、運動部が活動停止になっては困る学校が警察に相談したり、
情報を保護者や生徒に伝えて安心させるということすらままならない。これは私見だが、
こうした問題が起きた時は、毅然として対応する学校の方が「通いたい」「通わせたい」学校となると思う。
統計に乗らない盗撮事件が学校を舞台におきている。学校内盗撮を放置しておくことがいかに危険か。 SNSを見てみると分かる。X(旧ツイッター)を巡回していると、「校内」もしくは「校内鳥」
というキーワードが多く見つかる。これは学校内で(隠し)撮り=鳥という意味の隠語だ。「校内鳥あります。
交換しませんか」「鳥師(=盗撮師)です。画像販売します」などの書き込みがたくさん見つかる。
学生と思われる男たちが、学校内の盗撮画像を販売したり、交換しているのだ。
誰でも見られるように画像の一部を貼り付けているケースもある。それを見ると、
学校内で撮影されたであろうことは明らかだ。学校内の盗撮が子どものイタズラだと主張する人は、
こうした現状を見てもまだ同じ主張を繰り返すだろうか。学校では教師や同級生に、
塾では講師に狙われる。もはや子どもにとって安全な場はないのだ。
日本が盗撮大国であると改めて感じた。ニッポンに安全な場所は無い、
というくらい危険が多いことも分かった。犯人の刑事告訴や民事訴訟はもちろん、
サイト運営者への削除依頼、発信者情報の開示請求、犯人側との交渉など、
幅広くリベンジポルノ被害の回復支援が受けられる。高校時代に、
通りすがりの男性から被害を受けたという40代の女性「駅のホームで電車を待つ間、
通りすがりの男性から精液をかけられました」5歳くらいの時に、警官から被害を受けたという50代
「警官が私のワンピースの胸当ての脇から指を突っ込んで、ニヤニヤしながら
『かわいいね』『お母さんが作ったの?』とか言いつつ乳首を弄んだ」
さらに、同じ大学の女性からストーカー行為を受けたなど、様々な体験が展示されています。
中には、“痴漢”に遭った際の服が多く見られす。「痴漢という言葉が、
津波と並んで外国でも知られている日本語だということが象徴していると思います」とし
「体験を寄せてくださった方のほとんどが、誰にも今まで相談したことがないと回答していらっしゃって、
やはりやり場のない思い。また、自分が悪かったって思っている方が非常に多かったと思います」
と分析した。さらに印象的だったと語るのが、肉親から受けた被害で。7〜8歳の時、
兄から被害を受けたという20代「3歳上の兄に、おもちゃの手錠で遊ぼうと言われた。
両親が夜に出かけると、裸にされ、赤いバンダナで目を塞がれ、手錠を両手や両足につけられた」 中学1年生の時、兄から被害を受けたという50代女性「2歳離れた兄からでした。家族にも相談しました。
しかし、加害者が実兄であることが誰にも信じてもらえず、家が安全なところではなくなりました。
誰でも被害者になることを知ってほしいです」警察庁の調査によると、性犯罪・性暴力の被害者のうち、
約2割が親、その他家族・親族からの被害だといい。「自分だけじゃないんだとか、
私は悪くなかったってことを感じてほしいですし、あなたが着てたものが理由だっていうような、
服のせいにしないってことは当然ですし、やはり被害を受けた人に、
あなたは悪くないということは一番伝えたいことです」と語りた。さらに、展示に携わったのは
「性被害ってのは女性だけに起こることではなくて、特に若い女性とかに限られた問題ではなくて、
どのセクシュアリティー、どの年代の方でも起こる問題だということがまず気付きだった。
性被害にあった時の体験ももちろんつらいけど、それと同時に、そのあとに相談した友達とか、
(性被害を支援している)センターの方々とかのお話の中でも、また心に傷を負ってしまうということが
(展示の)キャプションを読むとよくわかるので、性被害っていうのは起きた時だけが事件なんじゃなくて、
その後もずっと続いていく問題なんだなと気付かされます」と語りた。「どんな服装だったの」
「挑発的な服を着ていた方が悪いのでは」これらは、性暴力の被害者たちに向けられてきた言葉だ。
「性的な服を着た若い女性が性被害に遭う」といった認識が誤りであり、
どんな服装でも性暴力は起こり得ること、
そして被害者を非難する二次加害がいかに不当であるかを突きつけている。
ブルーのニットにデニムパンツ。エプロンドレス風の子どもの花柄ワンピース。
白い半袖ブレザーに紺色の無地のスカートを合わせた学生服。ピンクの長袖・
長ズボンの子ども用パジャマ。展示スペースに掛けられているこれらの服装は、18歳〜
50代の性暴力サバイバー20人の証言を基に、被害に遭った時の着衣を古着で再現したものだ。
どれも「特別さ」は感じられない。あるベージュのニットは、自宅のクローゼットにあるものとよく似ていた。
各展示服に、被害に遭った時の年齢や当時の状況、加害者との関係性などの説明書きが添えられている。 「母が2時間ミシンを踏んで手作りしてくれた大のお気に入りのワンピースにイヤな薄汚い記憶が結びついてしまったことが、
一番嫌で許せなかった」「加害者が実兄であることが誰にも信じてもらえず、
家が安全なところではなくなりました。誰でも被害者になることを知ってほしいです」
「痴漢がこれほど頻繁に発生するのは単なる力の不均衡の問題ではなく、
痴漢が犯罪として認知されないまま『許される』状況が長く続いているからだと思います」
「ただ悲しみ、怒り、無力感。子どものうちから同じような経験をすることが、どんな気持ちか」
加害者が家族のケースは多く、他にも高校や大学の友人、制服を着た警察官、大学院の指導教員、
交際相手など様々だった。子ども時代の被害も目立ち、「当時は被害だと認識できなかった」
という訴えもあった。同意のない性的行為は全て性暴力です。
被害者を萎縮させる社会ではなく、性暴力を許さない社会にするためのきっかけを提供したい
『何を着ていたかお酒は飲んでいたか踊っていたか笑顔を多数に振り撒いたか』。
このような質問をした後、警察は『起こったことはお気の毒ではありますが何も力にはなれません』
と言ったのです少なからぬ学生が『性被害を受けないために自分が気をつけます』とか、
『暴力をふるう相手を選んだ人自身が悪い』といった意見を述べます。
性暴力の被害者を非難するメッセージが社会に溢れていて、『被害に遭ったあなたは悪くない』
と教わる機会がほとんどないまま育ってきたからです。『性被害に遭うのは挑発的な服装の若い女性』
という先入観が現実に即していないことは、子どものワンピースや学生の制服、男性サバイバーの長袖・
長ズボンなどの展示品からも明らかです。固定観念の『学び落とし』をするためにも、
展示を見てほしいです。『被害を受けないよう気をつけなさい。
被害を受けたらそれは自己責任だ』と被害者を責めることの理不尽さが伝わるはずです」
「大学生の性暴力事件が学生の間で話題に上った時、『被害者にも非があった』
という反応をされることは今もあります」と明かす。「被害者の服装や行動は、
性暴力を正当化する理由にはなりません。被害を訴えた時に、
真っ先に被害者側の非を探る社会でいいのか多くの人がそういった偏見を持って物事を見ているのではないか 「全部本当です。いい年してホント、パワハラ。いじめですよ。今3つくらい出ているが、
あんなのは氷山の一角。シーズン中に若い選手が球団幹部と話す機会はそうはない。
契約更改は1年間で唯一、しっかり会話できる貴重な機会。
夏場には『オフの契約更改で告発する』と決意表明する若手が複数いた。
『ほかの選手が言わなくても、俺は絶対に告発する』と宣言したもんだから、『なら、俺も』となって。
1人、2人ならまだしも複数人が一斉に告発したことで、球団を動かしたのだと思う。
稼ぎ出した途端、年上でも稼ぎが少ない選手や年数が短い選手に対する態度が変わり、
見下した物言いが目立っていた。それが彼の本質かなと思う」。
コロナ明けで球団が会食の制限を解くと、カネにものを言わせた宴会パワハラに拍車がかかっていった。
「若手や裏方を集めて飲む機会をよく作っていたが、おごりながらマウントを取る感じ。みんな
『行きたくない』『ほかの先輩についてきてほしい』と漏らしていたが、年齢が近い選手は同席させず、
お気に入りの後輩を囲い込みたがる。連日のように『何してる予定空けておけよ』と連絡し、
誘いを断ると『なぜ来ない』と夜中までしつこく確認。『この先1カ月のスケジュールを送ってこい』
と言われた選手もいた。後輩が自分と年齢が近い選手と食事に行ったと知ると、
『お前、メシ行く先輩考えろ』と激怒。あまりにうっとうしくて態度に出すと、
その後は一切無視されるが、『やっと輪から抜けられた』とみんな喜んでいた。
軍団≠つくりたいんだろうが、誰も入りたがらない」年上の選手が注意することもあったというが、
「あっけらかんとした表情で『そんなことする訳がないじゃないですか』とシラを切り、
むしろ言った先輩が押されるような空気感を出してくる。だから『おぉ、ゴメンな』で終わり。
深く追及できない」。こうした態度が許されない格上の選手の目の前では、
「いつものオラオラのノリではなく、借りてきた猫のように大人しくなる」という。
腐ったミカンになり下がり、チーム内の空気をひどくよどませていたようだ。
主将を務めていた部で後輩にカメムシを食べさせたり、灯油を飲ませたりといった悪質行為が発覚。
自身の関与は認めなかったが、複数のスカウトが「少なくとも白ではない。黒に近いグレー」との認識 「ナンパ癖は有名で、遠征などに行くたびに、宿舎近くで女性に声をかけ、
トラブルになることも少なくなかった。宿舎近くには“追っかけ”のような女性が結構いる。
そういった女性の中には、声をかけられると舞い上がってしまう人もいますから、
ナンパのハードルが低いと思っていたのかもしれません」市内にあるコンビニで声をかけられた。
「最初、声をかけられ、それを嫌がって別のコンビニに逃げたら、そこまで執拗についてきたんだそうです。
根負けして連絡先を教えたら、頻繁にメッセージが届くようになりました」《LINEつきあってーな》
《男嫌いやないんや笑笑》《女の子らしい、格好しないよね?笑笑》「当時、未成年だったんですが、
それを知っているのに“飲みに行こう”と誘っていました。誘いを頑なに断っていましたけど」
不信感を決定的にしたのが、テレビ電話だった。「自宅か宿舎かわかりませんが、
ベッドに横になって“ラブホ行ける?”って突然言われたことがあったそうです。“ハァ、ハァ”
と電話の息づかいも荒くて、“性的なターゲットにされている”と恐怖心に襲われたと言っていました」
「急に自分の“派閥作り”をはじめた。ターゲットになったのは、若手選手たちでした」
ロッカールーム内で若手選手を逆立ちさせ、下着を脱がせて陰部を露出させ靴下を装着といった行為だ。
このほか、キャンプ中に頭部を平手でたたかれ「むち打ちみたいになった」
と被害にあったことを明かしていた。「一緒にいると、常に持ち上げられることが求められます。
昼夜問わず届くLINEへの“即レス”は必須ですし、
コロナ明けともなると彼との飲みは毎日のように開かれていた。朝の3〜4時まで飲むのはザラで、
罰ゲームと称して後輩に無茶な飲み方をさせることもあった。また、遠征先で『女を呼べ!』
と言われた後輩が、無理して女性を集めていたこともあります。飲み会を断った後輩には、
飲みの場から電話をかけ、『なんで来ないんだよ』と電話越しに大声で説教をしたこともあります。
こうした横柄な態度は選手にかぎらず、飲食店などの店員の方や、
お気に入りの女性記者などに対して。球団職員がいる前でも行なわれていたので、
ある程度は知られていた話なんです。でも、誰も真剣に注意をすることなく、どんどんパワハラは酷くなっていった」 勤務先の小学校で女子児童の下半身を撮影したとして強制わいせつの罪で起訴された小学校教師の初公判が、
地裁支部で開かれ、男は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
起訴状によりと小学校教師(50)は、当時勤務していた小学校で、
児童のスカート内に手を入れ下着をずらしデジタルカメラで動画や写真を撮影したなどとして強制わいせつの罪に問われていす。
地裁支部で、初公判が開かれ、被告は「間違いありません」と起訴された内容を認めた。
検察は冒頭陳述で被告は自身の性欲を満たすため被害児童の下半身を撮影したいと思い、
呼び出した児童を椅子にまたがせた後、スカート内にデジタルカメラを入れ写真や動画を撮影。
自身のハードディスクに被害者の名前を連想させる名前をつけて保存していたと述べた。
また検察は被害者が「今回の場所が大半で他の場所でも被害を受けた、
盗撮された時にはいつも制服だった、お母さんには言えなかった」などと供述していることを明らかにし、
被告に厳しい処罰感情をもっていると述べました。被告は
当時勤務していた小学校で児童の下半身を撮影した疑いでも起訴されていて、この公判も始まる見込み。
署は、小学校教諭(50)=強制わいせつ容疑で処分保留=を別の同容疑で再逮捕した。
再逮捕容疑は、当時勤務していた学校内で、10代の下半身をカメラで撮影した疑い。
容疑者は、2回にわたってこの下半身をカメラで撮影したとして、逮捕されていた。
同署によると、容疑者の関係先から押収したカメラなどの解析で再逮捕容疑が浮上したという。 全国を騒がせた「江川事件」が勃発。1979年1月31日。巨人のエース・小林繁は、
宮崎キャンプに向かう羽田空港で巨人関係者によって引き止められた。当時の金子鋭コミッショナーの
「強い要望」を受けて、阪神の1978年ドラフト1位・江川卓とのトレードとなったのだ。
江川はそのドラフト前日の「空白の1日」に、巨人と電撃契約を結んでいた。
「4歳上の小林さんとは1年間同じユニホームを着ましたが、堀内恒夫さんと双璧のエースだったので、
言葉さえ交わしたことがありませんでした。同じ鳥取県出身なのに、小林さんは洗練されて華やかで、
芸能人っぽかったですね」しかし、角氏は衝撃の言葉を口にした。「何十年か後に聞いたんですが、
阪神が要望した本当の交換要員は、自分と西本だったようです」。1978年、
共に22歳だった角氏は60試合を投げ5勝7セーブ、西本聖は56試合で4勝。
将来を嘱望される投手だった。一方、26歳の小林は、長嶋V2の1976年と1977年にいずれも18勝8敗
(防御率2点台)だったが、チームが2位に終わった1978年は13勝12敗、
防御率は4.10と甚しく落ち込んでいた。細身の体に負担がきている、
という球団サイドの判断だったのかもしれない。トレードが決まると、
当時の球団社長がナイン全員の前で訓示をした。「江川がエースになれるよう、
みんなも協力してやってくれ」。「何言ってんだよ、と最初はみんな嫌っていました。
ドラフトのルールを根底からくつがえす行為だ。とんでもない、ふざけるなって」。
巨人投手陣からは非難ごうごう、総スカンだったという。しかし一緒に練習をして、
たった2、3日で、見方は一変した。キャッチボールの球が素晴らしくホップする。
遠投はミサイルのようにどこまでも伸びていく。「僕たちはキャパからあふれるぐらい努力しているんだけど、
江川さんは8分目の力で、そんな球を投げるんです」入団の経緯は“スーパー・ヒール”だったが、
本人の預かり知らぬ「大人の世界」に翻弄されただけのこと。実力はモノが違う。
全国を騒がせて当然だ。人柄もいい。1歳下の、角氏、西本、定岡正二、藤城和明は作戦会議を開いた。
「これから、どう呼ぶ?う〜ん。『スグルちゃん』だな」。江川は実力と愛嬌で、周囲の雑音を文字通り「完封」してしまった ヨーロッパの進歩思想の決定的な問題点はここにあります。自分たちの変化を進歩と信じて疑わない。
非ヨーロッパ世界に対する力による支配を正当化し、非道な行為にも目をつぶってしまう。
右手で握手しながら、左手では相手をひっぱたくようなものです。同性愛や、婚姻外の性交渉、
不倫についても同様のことが言えます。かつては西欧でも、キリスト教会の強い圧力のもとで、
これらを罰してきました。これらに対する差別と蔑視が弱まってきたのは、
ここ数十年のことです。現在では、同性婚も認める方向にありますし、
性自認を尊重することが基本的人権として意識されるようになりつつあります。
婚姻外の性交渉や不倫で刑事罰を科されることもなくなりました。
このこと自体は、西欧社会が多様性を認める方向に進んでいることを意味します。
それを西欧自身にとっての「進歩」と理解したとしても、何ら問題ではありません。西欧社会では、
この動きに反対するキリスト教保守の動きも活発化していますから、両者は激しく非難しあっています。
ただし、同じ西欧社会のなかでは、相手を力、とくに暴力で支配することはできません。
そのことを了解しあったうえで、互いを批判し続けています。
ところが、相手がイスラム社会になると、とたんに、上から見下す蔑視があらわになります。
イスラム社会では同性愛への許容度が西欧社会よりも低いのは確かです。不倫の場合も同じです。
時々、これらの問題で処刑されたり、集団で暴行されたりという事件が起きると、
欧米のメディアからは囂々たる非難の嵐が起きます。西欧は、100年前とは変わった。
10年前とは変わった。その変化が退行であるはずがない、進歩だ。だからおまえたちも進歩しろ。
自分たちについてこい。ついてこないなら、力ずくで張り倒すぞ。西欧のイスラム世界に対する態度は、
わかりやすく言うならこういうことです。19世紀以来、「進歩」を確信してきた西欧は、中東・
イスラム世界に対する態度を変えることなく、自分たちが進歩の末に到達した「普遍的価値」
を執拗に押し付けようとしています。その点において、欧米諸国が世界的なレベルで
「多様性」に新たな価値を見出しているというのは嘘でしょう。
彼らの社会に内在する多様性についてのみ、それを受け入れることに進歩を見ているだけです。 「全てを内部で収めるムラ社会の存在、情報伝達を阻害する秘密主義、学外者を排除する排外主義」
事件の対応を巡り、学内の検討会議で議長を務めた弁護士が指摘したのが経営陣の組織風土だ。
組織論を研究する事件をきっかけに露呈した組織の問題点をこう分析する。 「二重の意味で
“共同体”になっている。1つは事件が起きた寮あるいは部という組織が閉鎖的な共同体であり、
もう1つは問題に対応した組織も内向きな共同体だ」法違反の疑いで逮捕・
起訴された部員は初公判において部内で吸っていたのは「10人程度だったと思う」と述べ、
「副学長がもみ消すと思った」との認識を示している。当初は個人的な犯罪だとみていた側も集団的・
常習的に行われた疑いがあったと結論付けており、「使用を知らなかった学生もいる。
しかし全員が知らなかったということではなく、知ってる学生はいただろうという感触はある」と発言している。
これに対し「外から見たら絶対許されないことだが、内側ではそれほど悪いことだと認識されていない。
『外にバレなければいい』というような気持ちがどこかで働いていた可能性はあると思う」と見解を述べた。
問題が公になれば、多くの部員や関係者が巻き込まれることに。組織を守るため、
できるだけことを大きくせず解決したいという内部の独特な慣習や規範がこの問題の背景にはあると分析する。
若手へのパワーハラスメントがあったとして、自由契約となり、
パワハラの現場を見聞きしたおよそ40人いたことを明らかにした。なぜ声をあげられなかったのか
「問題は大多数を占める“傍観者”だ。“上”から目をつけられたくない、
周囲から除け者にされたくない、あるいは問題を指摘しても潰されてしまうのでは、
などの思いからなかなか告発に踏み切れなかったのでは」と推測する。さらに、女性が死亡した問題。
「いじめやハラスメント」は認めていないものの、「長時間にわたる活動に、上級生からの指導が重なり、
心理的負荷となった可能性は否定できない」としている。「上下関係の弊害」
には2つの共通点があるという。 「1つは閉鎖的で外の目が中に入りにくい、あるいは人の移動・
入れ替わりが少ないこと。もう1つは固定的な人間関係ができるとおのずと、上下関係が序列化されてしまうことだ。 「許せない」この一報にそう怒りをにじませる関係者。「同意のもとだなんて、
そんなものがあるはずがありません。手をかけたのは中学3年ですよ。
マインドコントロールで正常な判断ができない状況に追い込まれていたのです。
そんな弱みにつけ込み、卑劣な犯行に及んだのです」関係者によると、親族の影響で、
会員になった。各地で「セミナー」を開催。帰依を会員に求め、自らは「メシア代行」
などと預言者のような存在として振る舞い、会員らに「浄霊」などのスピリチュアルな施術を行っていた。
「病気が治る」「売上が上がる」「天変地異から守られる」などの効能を謳ったペンダントを販売していた。
セミナーは団体内で「神様研修」などと呼ばれ、親子で参加する会員もいたという。
「そうした団体の代表としての顔だけでなく、会社を運営する経営者としての顔も持っていました。
そこでは健康食品や美容商材、健康器具などを販売しています」
現在は閲覧できなくなっている同団体のホームページでは、「自然の力で世界を照らす」
などと喧伝し、自らの経歴をこう紹介していた。18年間の宣教師の活動終了8年前、
38歳で社会に出てマイナスから起業初年度で健康美容商材で億へ法人化する
現在3つの事業で36億の流通法人は5社を経営太陽の光で世界中を照らす事業へ変化進化
事件の背景を知る関係者が続ける。「もともと別の神道系新興宗教に所属し、
その後独立して団体を立ち上げたと聞いています。会社では健康美容商材の販売のほか、
カフェの運営も行っており、実業家のように振る舞っている。ところが実態はまさに“宗教”で、
顧客のほとんどは会員。信者からカネを搾り取る手法にネットでは批難の声があがっていた」
事件によってとんでもない悪行が暴かれた格好となった。どんな被害にあったのか。
「知りあった直後から性的な関係に持ち込もうとする素振りがあったようです。
セクハラめいた身体接触を繰り返し、セミナーで自身を戦国武将・
前田利家の生まれ変わりだと語っていたことから『前世では12歳とやっても大丈夫』
などと誘ったり、『ぎゅー(抱擁)して』などと甘えたりすることもあったとか。それでも、
マインドコントロール下にあった理不尽な被害にあっても『光栄なことなんだ』と思い込まされ、服従させられていたようです」 よく耳にするのが、「何が起こっているのか、わからなかった」というものです。性交に関する知識や、
体の仕組みの違いについてもまだ知識のない子どもにとっては、自分の体を性的に消費される、
加害者の性器を見せられる、裸の写真を撮影されるなどの出来事に直面しても、
何が起こっているのか状況を即座に把握できません。
中学校1年生のときに被害にあった、それまで性体験がなかったため当時はとても困惑し、
自分の身に何が起こっているか理解できなかったことや、
体が硬直してどう反応をしたらよいのかわからず、
とりあえず寝たふりをしたという趣旨の発言をしています。
さらに子どもの場合、知らないうちに被害にあっていることもあります。
自然体験ツアーなどを主催するキャンプ教室の添乗員が、子どもが寝ている間を狙ったり、
薬を塗るふりをしたりしてわいせつな行為をし、その一部始終を動画撮影したことで、
ポルノ撮影グループが摘発される事件がありました。
このグループメンバーの所持品からは、児童ポルノ画像や動画が10万点以上も押収され、
被害児童は4〜13歳の168人にものぼったという報道もあります。これによれば、
そのほとんどが被害に気づかず、たとえ性被害にあった自覚があっても「恥ずかしくて親に言えなかった」
と話す児もいたそうです。被害者が自分の身に起きたことを「性被害だ」と認識しづらいことは、
アンケート調査からも明らかになっています。性被害者支援に取り組む一般社団法人が公表した
「性被害の実態調査アンケート*5」では、被害後すぐに「被害」だと認識できなかった人は6割に及び、
被害の認識までにかかる年数は平均7.48年だったそうです。約7年半というのは、
小学校1年生の児童が中学校2年生になるほどの長い年月です。幼い頃の経験を
「あれは性暴力だったんだ」と思春期になってようやく認識する、というわけです。
この調査を分析した准教授は、「顔見知りの人からの被害だと、『見知らぬ人から突然襲われる』
というイメージと合致せず時間がかかることもある」とコメントしています。
それまでゲームを一緒にしていたやさしいお兄さんから突然性的な被害を受けた子どもは激しく混乱し、
被害を被害と認識するまでにとてつもない年月がかかるこれもグルーミングのおぞましさといえるでしょう。 PTSDや解離性障害は、性被害後によく見られる症状です。
PTSDは、強烈なショック体験や精神的ストレスにより引き起こされる障害です。
性被害だけでなく、戦争や震災、台風や火事、事故で重傷を負う、非業の死を目撃するなどといった、
日常とはかけ離れた命の危険を感じるような状況に遭遇した後に起こります。
代表的な症状に不眠や集中困難、恐怖を感じたときの記憶や感覚が突然よみがえる「フラッシュバック」
などがあります。また、安全な場所にいても常に緊張して神経が過剰に研ぎ澄まされてしまい、
平常時なら気にならないようなことが気になって、イライラして落ち着きがない
「過覚醒」に陥るのも代表的な症状です。子どもの頃に性被害を受けた場合、
PTSDは10〜20年という年月を経て発症するケースも珍しくありません。解離性障害の「解離」とは、
「解いて離れる」と書くように、自分の感覚や感情・知覚・アイデンティティが切り離されるという現象です。
つらい体験から自分を守るため、性被害者は一時的に記憶をなくしたり、
外から自分の体を見ているような感覚になったりすることがあるのです。
現実にはありえないような不思議なものが見える、声が聞こえる、
周りの景色がすべてモノクロにしか認識できない、香りを感じられなくなる
などのさまざまな症状が出る人もいます。いわゆる多重人格(解離性同一性障害)とも呼ばれるように、
複数の人格を持つこともあります。さらに過去の性被害によるトラウマが原因で、
不特定多数との性的逸脱行為など、さまざまな問題行動を引き起こすことも珍しくありません。
とくにこれは女性に多いのですが、性被害にあったのちに「自分には価値がない」「こんな私は汚らしい」
と自暴自棄になり、自傷行為的に不特定多数と肉体関係を持ってしまうパターンです。
男性でも、子どもの頃の性的虐待によって性依存症に陥ることもあります。
幼少期に父親から性的虐待を受けたことから性に対する認知が歪み、
成人になってからも、強迫的にセックスにのめりこむセックス依存症になった経験をしています。
成人への痴漢やレイプなどの性暴力と違い、子どもへの性暴力においてもっとも特徴的なのが、
「被害者である子どもは被害をすぐに認識できない」という点です。 警察庁が発表する「犯罪統計」によれば、2022年に性加害が事件化し、加害者が逮捕・起訴された
「強制性交等罪の認知件数」は1655件でした。そのうち被害者が20代以下のケースが8割以上、
10代以下に限っても4割以上を占めていることが明らかになっています。
さらに子どもが被害者となる強制性交等罪の認知件数は増加傾向で、0〜12歳に関しては、
2018年に比べると1.4倍以上にも増えているそうです。性犯罪は暗数が多い犯罪です。暗数とは、
統計に表れている数字と、実際の数字との差のことです。法務省「第5回犯罪被害実態(暗数)調査」
(2019年)によると、過去5年間の性的事件において警察に被害届を出した人はわずか14.3%でした。
つまり8割強の人が性被害を認識していながら、自主的かそうでないかはわかりませんが、
被害届を出さずにいるということです。被害届が出されない限り、
統計上は被害があったとはカウントされないのです。「犯罪統計」によると、2022年の0〜
12歳の子どもの強制性交等の認知件数は216人、強制わいせつは769人で合わせて985人ですが、
これもあくまでも氷山の一角と考えるのが妥当だと思われます。子どもへの性加害においては、
加害者が巧妙にグルーミングを行い、「ふたりだけの秘密だよ」などと被害者に口止めをする。
また、子どもは自分が何をされたのかを正確に理解できないことも多く、
親など周囲の大人に被害を訴えたり、
しかるべき機関につながるまでに時間がかかるケースがとても多いからです。
この調査では、性加害を受けたのち、被害者は「異性と会うのが怖くなった」
「誰のことも信じられなくなった」「夜眠れなくなった」「自分に自信がなくなった」
などさまざまな心理的変化を経験していることも示されています。4人に1人は
「生きているのが嫌になった・死にたくなった」と回答していることも見逃せません。医学的には、
性暴力を受けた被害者への心理的影響としてPTSD(心的外傷後ストレス障害)や解離性障害、
うつ病などの精神疾患、不安症状、神経症やパニック障害などの神経症全般、強迫性障害、
自傷行為などがあります。また、とくに女性では摂食障害(拒食・過食)も見られます。 性暴力被害の特徴としては、学校の関係者(教職員、先輩、同級生など)、交際相手(元交際相手も含む)
インターネット上で知り合った人。『薬、タバコ、お酒、なんでも持ってるよ。会って渡せるよ』
などとこちらからDMするようになり、何ターンかやりとりして会話が成り立つような子とは実際に会います。
これまで下は中学1年生、上は22歳の子まで、10人くらいと会いました」
薬の提供は無料。しかし、求める市販薬をそのまま渡しているわけではないという。
「自分のあげた薬で倒れられたら困る。だから、中身を健康的なサプリなどにすり替えて渡します。
ついこの前も中学1年生の子に直接会って渡したんですけど、
その子ったら飲んでるのはただのサプリなのにプラシーボ効果なのか、たちまち『気持ちいい〜』
と言い出して服を胸までめくってくれました。ODなんてやめたほうがいいと言ったって、
『あなたに私の気持ちがわかるわけない!』とキレられますからね。
これまでそうやって何人もの子にブロックされたし、言うだけムダです。
半裸を見せてくれるというラッキーに巡り合えるかもしれないし、
“その先”の話ができることもある。今は14歳、15歳の子も、あと3、4年見守って18歳になれば、
大人の関係になれるかもしれないじゃないですか。「最近はやりとりをチェックする親は多いと思いますが、
コミュニケーションサービスはノーマーク。多くの病み垢の子はアカウントも持っているので、
ここでやりとりする。また、未成年をカラオケなどに連れ込むと誘拐罪に該当してしまうので、
公園などの広い公園の人気のないベンチなどに座っておしゃべりします」
「パキスペ」にも、わざわざリスナーとして参加することもあるという。
「配信する子がODで意識朦朧としてくると、リスナーたちが自慰行為のリクエストするんです。
正常な判断能力がなくなってるので言われるがままに自慰を始めるのですが、
喘ぎ声などをリスナーたちは録音するんです。親が飲んだくれだったり、暴力を振るってきたり。
他にも、親自身もODしている、シングルマザーが連れてきた彼氏に乱暴をされるといった悩みを聞きます。
ODにハマる子たちは概して家庭環境が悪いことが多いですね」市販薬の購入を制限するだけでは、OD問題は解決しそうもない。 小学生の時に担任の男性教員から性被害を受けたとして、今治市内の小学校を卒業した40代の女性が、市教育委員会に教員の処分を求めていることが20日、分かった。市教委は男性教員に話を聞いたが、性被害の事実確認はできていないとしている。
市教委によると、6月に女性から、小学5、6年の時に担任だった男性教員から性被害を受けたとの訴えがあった。男性教員は聞き取りに対して、女性が訴えた内容を否定したという。市教委は、調査が終了しているかどうかは言えないとしている。
今治市内の小学校を卒業した40代の女性が、在校時に担任の男性教員から性被害を受けたとして、市教育委員会に教員の処分を求めている問題で、市教委は21日、女性からの求めがあれば第三者を加えた調査をする考えを示した。
また、教員が既に依願退職していることを明らかにした。退職したのは女性が市教委に被害を訴えた6月以降で、具体的に時期は「言えない」としている。市教委によると、男性教員はこれまでに体調不良や病気で休職したことがあり、本人の申し出を受理した。女性にも退職したことを伝えたという。 S39卒は60周年記念と地元紙にあったが
あの恥知らず連中も陵辱周旋機関とでも呼んだらどうか
胸クソ悪い 風俗嬢に女子大生があまりに多い。学生は親の協力や給付がなければ一勢に困窮状態となる。
困窮する学生は空腹で飢えるわけでも、汚い服を着ているわけでも、スマホを持っていないわけでもない。
その苦しさは可視化されない。見えないので親の協力がある恵まれた学生や、
大学関係者は身近な隣人の過酷な現実を理解できない。
さらにいえば風俗嬢は社会からの差別や返還が強い職業であるため、誰もが人に隠しながら働いている。
それもまた、現実が可視化されない理由のひとつだろう。大学文系学部の3年生の証言が紹介されている。
衆議院議員に“大学生の貧困”の現状報告をするため永田町の議員会館を訪ねた際、
同行した女子大生だ。「ピンサロで働き始めたのは大学2年の夏休みからです。
どう考えても大学生を続けるためには、もうそれしかないって判断でした。
駅近くのピンサロで30分8000円の店、時給2000円。基本時給に指名料や歩合給がつきます。
コロナ前だったら1日2万円くらいは稼げて、今はその4割くらい。
仕事内容はお客1人につき30分で15分しゃべって15分でプレイとか」マンションは家賃6万5000円。
光熱費2万円、携帯代8000円、食費4万円と、固定費だけで13万円弱。さらにサークル、交遊、洋服、書籍、
交通費などを含めると月の生活費は20万円近くに。月12万円の第二種奨学金をフルで借りており、
学費を引いた残りを生活費にあてているという。過去にもさまざまな時給で仕事をしてきたが、
授業とサークル以外のすべての時間を効率よく使って働いたとしても、せいぜい月8万円程度。
どう考えてもお金が足りないため「水商売しかない」と面接に出向き、誘導されるままピンサロ嬢になった。
「夜をすれば生きていけるんじゃないかって。大学1年、2年の前期は支払いに追われて、
本当にギリギリでした。生活費を削って、食費も限界まで削って、家賃とか光熱費の支払いにあてた。
ご飯も公園のハトのほうがいいものを食べている、みたいな。学費は奨学金で払っていて、
親からの給付はほとんどないです。ゼロに近くて、そういう子は同級生にもたくさんいます。
みんな経済的に追い詰められています」彼女が話しているのは“どこにでもある女子大生の日常”
なのだそうだ。女性秘書は話を聞きながら泣いてしまったという 小学校に着任した教員(30代)は、受け持った高学年クラスの児童の一人に違和感を抱いた。
算数や国語の授業になると「頭が痛い」と言い、保健室に行く。
一方、好きな教科の授業は受けて給食も問題なく食べる。「ここまでやってから休まない?」
「もうちょっと頑張ろう」。声をかけると、保護者から頻繁に連絡が入るようになった。
「頭が痛くなるのは個性なんです」「優しさが足りない」。始業前の朝、昼休み、放課後。
保護者対応だけに1日3時間も費やした。いったん理解を得たと思っても、
翌日には態度が一変し、時に声を荒らげて批判された。校長は「我慢するしかない」という立場。
同僚からはねぎらいの声もなく、「保護者にやり込められている様」を職員室の会話のネタにされた。
その保護者は以前から要望や苦情が多く、担任のなり手がいなくなっていたことを知った。
お鉢が回るのは、決まって異動してきた教員。各家庭の事情を知らず、新たな勤務先で拒否もしづらい。
当初は「何かあったら手伝うから」と言う同僚もいたが、いざ問題が起きると
「引き受けたあなたに責任がある」という雰囲気。学校に出勤できなくなり、
適応障害と診断されて休職した。対応が困難な子どもや保護者を新たな異動者に任せるのは、
この学校に限ったことではない。知り合いも、問題を起こす児童を集めた学級の担任を持たされた末、
精神疾患で休職し、退職していた。フラッシュバックや、迷惑をかけたという負い目に耐え、
1カ月で担任に戻った。中学校教員(50)は、過去15年分の残業時間を記録し続けた「証拠資料」に
「もしもの時よろしくおねがいします」というメッセージを貼り付け、自家用車の中に置いている。
昨年度、月平均の残業時間は100時間を超えた。170時間の月もある。
高速道路を運転中に意識が飛ぶこともあり、実際に交通事故を2回起こした。
授業、生徒指導、部活動、テストの準備などをこなすだけで残業時間は積み重なる。それでも、
学校に来ていない生徒への家庭訪問は毎日欠かさない。自身に不登校経験があり、
放っておけないためだ。10人ほどが欠席した日も全員の自宅を回っている。教員生活26年の中で、
同僚4人を心臓発作などで亡くした。「自分もいつ死ぬかわからん」と思いつつ、生徒や保護者と誠実に向き合おうと心がける。 正気を失った者が運転する、誰にも止められない機関車。
米国の爆撃機が飛べば嵐が起きてみな落ちてしまう、という戯言を国全体が信じ
ずるずる引きずられ、負けることが明白な戦争を誰も止められなかった。
第二次大戦当時のヨーロッパも、日本よりいいとはいえません。
狂信から脱することができた国はわずかです。独裁的な政権はヨーロッパにも存在しました。
日本を特異な事例にしているのは、自身が神性を帯びていることによって、
超越する存在を思考できないことです。自身が神格化され、自然法の伝統が稀薄であることもあって、
批判の可能性が極小化してしまったのです。ヨーロッパにも君主制があり、
国王は社会的ヒエラルヒーの頂点にいると考えられますが、国王は一個の現世的存在にすぎません。
彼らの上に位置する宗教的ないし自然法的価値が、ヨーロッパには存在しました。
そこが、根本的な相違点です。ヨーロッパの人々はその超越的価値に依拠して政治を対象化し、
権力に抵抗することさえできたのです。日本との差異は明らかです。
現在、ヨーロッパや米国でアイデンティティに基づくナショナリズムが台頭しています
さまざまな要素が絡み合っていて理解しがたいことも多々ありますが、
日本でも同じ現象が起きているといえると思います。念頭にあるのは、
憲法「改正」を最終地点とする右傾化です。とはいえ、この点においても日本はヨーロッパと異なります。
なぜならヨーロッパ、とくにフランスには自然法と社会契約の思想を核とする「啓蒙」の経験があり、
やがてそれが公共社会(国家)は基本的人権=自然権を擁護し実現するためにこそ存在するのだ、
という思想を定着させたからです。それはいうまでもなく1789年であり、「人権宣言」です。
人権宣言は、一字一句の変更されることなく、現在でも憲法的価値を持つものとして生き続けています。
この点が重要です。フランスには、人権宣言の廃棄を訴える政治家はいないでしょう。極右のエリック・
ゼムールやルペンでさえそんなことは言えないはずです。ところが、自民党の「日本国憲法改正草案」
は人権宣言を真っ向から否定するに等しい内容なのです。パリから1万キロ離れた極東には、
人権宣言の衣鉢を継ぐ憲法をあからさまに敵視する、驚くほど多くの政治家を国会に送り込む国があるのです。 実に多くの「先生」たちが、あろうことか教え子にわいせつ行為をはたらき、逮捕や免職に追い込まれた。
文部科学省が公表した「公立学校教職員の人事行政状況調査」によれば、児童生徒らへの性犯罪・
性暴力(わいせつ行為)や同僚らへのセクハラで処分された公立学校教員は、
10年連続で200人台の242人(前年度比26人増)にのぼる。この内、児童生徒、
18歳未満の子どもへの性暴力で処分を受けたのは119人だった。また、被害者全体のうち45.1%
(109人)が「自校の児童・生徒」となった。児童生徒への性暴力の詳細は多いものから「性交」(42人)
「体に触る」(32人)「盗撮、のぞき」(21人)「接吻」(13人)「裸体等の撮影」(5人)と並ぶ。
教え子に対する性暴力で罪に問われた2人の元小学校教員の判決が、それぞれあった。
13歳未満に対する強制性交等などの罪で起訴された小学校の元教員に対し、
懲役5年6月の実刑判決を言い渡した。自宅などで複数回にわたってわいせつ行為をしたという。
教え子だった生徒への準強姦未遂と児童買春・ポルノ禁止法違反(製造・所持)
の罪に問われた元教員に懲役5年(求刑懲役10年)の実刑判決を言い渡した。
生徒に性的暴行を加えようとしたほか、教室で着替える様子を盗撮したという。
罪状認否で被告人は「私はレイプなんてしていません。当時交際をしていました」と否認していた。
学校内で教員による盗撮被害も全国で相次いだ。中でも被害児童数が151人と群を抜いて多かった事件。
この市立小学校の元教員は、勤務する小学校で児童151人を盗撮して動画を保存したほか、
担任だった児童にわいせつな行為をしたという。地裁は、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)
や強制わいせつなどの罪に問われた元教員に対し、懲役3年保護観察付き執行猶予5年
(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。弁護側は、被告には小児性愛などの性嗜好異常
(パラフィリア)などがあるとして、責任能力が限定される心神耗弱を主張していた〉という。
逮捕された中には、なんと現役の中学校長もいた。この校長は、
過去に勤務していた中学校の生徒らのわいせつ動画29点や写真19点を所持していたとして児童買春・
児童ポルノ禁止法違反(単純所持)の罪で起訴された。 初公判では、「間違いありません」と起訴事実を認めた。「生徒らと、いやらしい行為をするようになった。
それを撮影し、その後見返して自慰行為をしていた」という。校長室に画像を保管していたのは
「妻に見つからないところに、と自宅に保管していたカメラを校長室に持ち込み、
鍵のかかる引き出しに入れ、鍵をかけて保管していた」からだとか。呆れるばかりだが、
被告人は児童ポルノ禁止法違反での逮捕後、生徒への準強姦致傷容疑でも逮捕されている。
教委は懲戒免職処分にした。事例をみると、唖然とするばかりだ。わいせつ教諭懲戒免職地検は不起訴に
この中学校教諭は〈県教委の聞き取りに対し、容疑を認めた上で「本当に申し訳ありませんでした」
と謝罪したという。地検は教諭を不起訴とした。「諸般の事情を考慮した」としている。〉
このほか、〈生徒を盗撮、県立高教員免職〉〈セクハラ小学教諭懲戒免職〉
〈生徒にわいせつ懲戒免職公立中の臨時任用教諭〉〈生徒にわいせつALT懲戒免職〉などがあった。
文科省の「公立学校教職員の人事行政状況調査」によれば、性犯罪・
性暴力による懲戒処分は合計242件の内、免職は153件、停職41件、減給17件、戒告8件だった。
では「先生」たちは裁判や教育委員会などの調べに、どう弁明しているのか。被害生徒と
「交際していた」と主張した元小学校教員がいたように、様々な言い訳と反省の言葉が並ぶ。
「止められなかった」。そんな言い訳をしたのは、高校の教諭(25)だ。
教諭は勤務する高校の生徒とキスやわいせつな行為をしたといい、その理由は
「大人として冷静な対応をするべきだったが止められなかった」。この教員は、懲戒免職処分となった。
他にも、「性的欲求を満たすためだった」「被害者のことが好きになり、性的欲求を抑えられなかった」
「欲求に歯止めをかけられなかった」「ばれないだろうと思い、自制できなかった」などと、
いずれも性欲に負けた教員たちの情けない姿が浮かび上がる。児童や生徒と性的関係を伴う対等な恋愛関係が成立すると思い込み、
あろうことか実際にわいせつ行為に及んでしまう人物の採用をどう防ぎ、また採用後の犯行を断念させることができるのか。
性欲を我慢することすらできない呆れた教員たちの存在が、教育現場への不信感を増幅させる一因にもなっている。 姿が部屋へと消え、再び出てきたのは、それから3時間後だった。ホテルに入ったことについて
《「進路選択についての相談」と、「幼少期の家族関係に由来する人間関係についての願望水準低下を、
どう克服するかの相談」などに、乗っていました》翌18日8時半、
ホテルに車で乗りつけ、満面の笑みで手を振る。この後、病院へ向かった。
当初、病院の地下駐車場のエレベーターに近い場所に車を停めていたが、12時半に、
目立たない奥まった一角へと車を移動させ、エンジンを切った状態で2人で過ごしているのを目撃した。
その後は、窓ガラスが真っ白に曇り、後部座席のドアを少し開け、車内を換気していた。
密室の車内で、2人は何をしていたのだろうか。ようやく車は、13時45分に発進した。 “ドライブ”
もまた、これで終わりではなかった。14時、駅付近に車を停めると、2人は自然と手を繋いで町方面へ。
途中のキッチンカーで購入したケバブ丼を手に、じゃれ合うようにラブホテルへ入った。
2時間3000円という、界隈でもリーズナブルな一軒だ。病院の駐車場で何をしていたのか、
なぜラブホテルに入ったのかを聞いた。《それぞれの相談についての映画を用意して、
タブレットで観てもらいながら相談に乗ったので、相応の時間を要しました。
病棟から出た後、車内で加湿しながらそれを続け、車内に居つづけるのが窮屈になったので、
ホテルに場所を移動したという経緯です》3時間後にラブホテルを出た2人は、駅で別れた。
2人の関係について、こう回答している。《プライベートな相談に乗ることもありましたが、
むしろ最近の高校生の性愛事情に関して、
本人や周囲の友人たちの行動や心理を細かく取材していました。
総じて、いわゆる男女関係は一切ありませんでしたが互いを信頼し合う関係にはありました》
セクハラや性暴力の問題に詳しい弁護士はこう解説する。
「特にラブホテルで男女が一緒に過ごしたという事実は、配偶者に対する裏切り行為ですし、
社会常識として不倫である決定的証拠になります。社会的地位や権力のある教員と、
未成熟な学生との間で対等な恋愛が成立するとは思えません」夫人は事件の際、夫に対して
「妻になる時点で、覚悟はできています」と毅然と語ったという。妻を裏切ることの代償を、受け入れる覚悟はあるのか。 まず第一に「人からホテルの部屋に誘われてのこのこついて行く女が悪い」との説。
読んでいないのではないか。あるいは読んだけれども誤読し、勝手に怒っているのである。
読めば分かる話だが、まず「VIPの参加する飲み会」に誘い「ドタキャン厳禁」と釘を刺した上で、
飲み会当日に「撮影防止のため、会場はホテルのスイートルームになった」旨を伝えている。
この流れで危機感を感じて誘いを断るのは、どう考えても「警戒しすぎ」であろう。
個室を選ぶのは至極当然であり、それがホテルの広々としたスイートルームであれば、
それほど不自然なことではなかろう。つまり、それほど巧妙に女性たちを誘い出していたと考えられる。
次に「暴露するのではなく、警察に行ってシロクロつけるべき」との説。
女性が警察に行っても証拠不十分で相手にしてもらえないケースも少なくない。たとえ事実であっても、
それを事件化できるレベルまで第三者に証明するのは、決して容易ではない。そもそも、
証言者は強制わいせつ罪の時効(7年)が過ぎており、もはや警察に相談しても意味がない段階である。
また、女性が、業界の大物を相手に被害届を提出するなんて、怖くてできるはずがない。
日本では20歳以上の女性の約7%が性被害の経験を持つ。
だが、被害者のうち警察に相談する人はたった5.6%に過ぎない。誰にも相談しない人がもっとも多く、
約6割を占める。警察に相談することは、被害者にとってとても困難なことなのだろう。
勇気を出して警察に行き、被害状況を何度も思い出して言語化し、事務的な手続きを繰り返した挙句に
「何もできません」と言われたら、疲弊するだけである。この辺り、改善の余地があるかもしれない。
あまりにも「不都合な真実」であるため大きな声では語られないが、
日本社会は性犯罪者にとって極めて有利な国と言える。痴漢や強制わいせつ、
強制性交などの犯罪を実行しても、めったに罪に問われることはなく、
逃げ切ることが可能というのが現状だ。教育社会学者は、統計資料を基に、
レイプ事件のうち裁判所で罪が裁かれるのはたったの1.92%と推定している。
警察に行ったり裁判を起こしたりすることが困難な場合、
メディアを通して不正を訴えることは、何も間違ったことではない。 続いて「直後にお礼のメッセージを送っているから、女性は嫌がっていなかったはずだ」との説。
これはもう多くの有識者が説明しているので付言は不要だが、恐怖を感じている時こそ、
ああいう文章を送ってしまうものではないか。「本当に本当に素敵」「頂けたご縁に感謝」
といった過剰に相手を持ち上げる言葉遣いやキュートな絵文字満載の画像から、
北朝鮮の喜び組のような関係性が連想され、痛々しさすら感じられた。
と、明らかな誤謬を指摘しているだけで、かなりの文章量になってしまった。
それほど、日本社会にはまだまだ性加害に関する誤解と偏見が溢れているということだろう。
被害を口にすれば一斉にバッシング(セカンドレイプ)を受けるこんな世の中では、
多くの被害者が沈黙してしまうのも無理はない。多くの人々は今、
躍起になって擁護する材料を求めている。そうしないと、精神的に落ち着かないのだろう。
動揺のあまり「被害者が憎い」という思考回路に陥っている人もいるのではないか。
もちろん、加害行為があったと断定できる状態ではない。だが、今、
重大な疑惑がかけられていて複数の証言と物証がある。「事実無根なので闘いまーす」だけでは、
何も説明したことになっていない。かっこよければそれで良い、面白ければそれで良いという具合に、
人というのは昭和から平成の長い間、一般の社会常識や倫理観からは少し遠い、
別世界の人間として生きていた。いっそのことそれもアリじゃないかとチラリと思うが、
世の趨勢はそうではない。内容が事実であれば、今後の活動は極めて困難になるだろう。
今後の展開としては「me too」と声をあげる人、
つまり被害を訴える人の数がさらに増えれば信憑性は高まっていくだろう。
顔や実名を出して語れる人がいれば風向きは大きく変わると思うが、
すでに激しいバッシングが行われているなか、
巨大なリスクを背負って立ち向かえる人がいるかどうかは分からない。
「障害者は穀潰し」「子供を産めない女性は価値がない」「同性愛は病気の一種」。
今ではほぼ聞くことのないこうした差別的な言葉は、戦前〜昭和の頃まで珍しくなかったに違いない。
そう考えると、日本社会は少しずつ前に進んでいるのだろう。
「被害者が悪い」という暴力的な言葉も、数年後には時代遅れになっていると良いのだが。 「事実かどうか分からない以上、何も論評できない」という誤謬もある。
先日は、子分たちが口々にそう述べていた。でも、本当にそうだろうか。
例えばかつて存在した雑誌の一行情報のようなものであれば、「論評できない」
というスタンスもありだろう。だが、今回の記事は物証付きで5人もの証言者が具体的に体験を語っている。
証言がすべて事実かどうかは分からないものの、「どっちもどっちだね」
みたいな粗雑な判断を下せるものではない。被害を訴えている人の声を無視することは、
公正中立な態度なんかではなく、加害者の側に着く行為である。
被害を訴えている人がいる以上、説明をしなくてはいけないのに、休業を発表してしまった。
にも関わらずアクロバティックな論法で擁護する声が止まないのは、多くの人々(国民の大半かもしれない)
が、家族同然のように思っているからだろう。「笑わされたことがない人」は探すのが難しいぐらいだ。
友達や家族、あるいは親戚ぐらいに思ってしまうのは、まったく無理もない。
かたや、被害を訴えているんは、赤の他人に過ぎない。「本人がやったと言うまで、
信じます」というのは、犯罪加害者の家族がしばしば言うセリフである。
もしも自分の家族が加害者として容疑をかけられた場合は可能な限り信じたいと思っている。
と考えていくと、やたらに擁護している人々は、「迫害と結束のストーリー」に囚われているのかもしれない。
ファンというのは、スターがピンチの時ほど結束する。つい最近、さんざん見せつけられた光景だ。
善悪の判断や合理性は二の次で、「大好きなスターがピンチだから、ファンとして助ける」
という思考回路をたどるのだろう。それは本当の家族や友人であれば美しく見えるかもしれないが、
大量のファンが一人に対して発動すると暴力的ですらあるし、新興宗教のようでもある。
「信じます」という声は、「被害者の話は信じません」と言っているに等しい。
加害者だと思うから、思考が歪むのである。「区在住のIT社長」あたりに置き換えて読み直せば、
もう少し公平に物事を見ることができるのではなかろうか。つまり、現状「かなり疑わしい」のである。是非、試して頂きたい。 懲戒免職には至らないが、懲戒に値する問題行動を繰り返す“懲りない”
教師もいる。高校に務める62歳の教諭は、理科の授業中に、教室内で生徒2人に対して、
「私の身体が脂肪だと思っているかもしれないけど筋肉だよ、触ってみる?」などと発言。
着衣の上から尻を触らせ、生徒に不快感や嫌悪感を与えたという。
保護者から相談があって発覚した。さらに、驚くべき「言い訳」をしていた。
聞き取りに対し「理科の年度の最初の指導で、
物質の探求のため先入観をもって事象をとらえることがないようにということで、
発言を行って生徒に体を触らせた」と話していたという。
ただし、生徒には「物質の探求のため」などの説明は一切していない。
「勝手な思い込みで、生徒がここまで嫌悪感を抱いているとは気がつかなかった」と話しており、
停職1カ月の懲戒処分が下された。だがこの62歳の教師、懲戒処分を受けたのは、
初めてではなかった。「生徒の指と指の間を触る」「自分の膝の上に生徒の足をのせて膝下外側を触る」
「生徒に自分の胸を触らせる」などしたとして、停職3カ月の懲戒処分を受けているのだ。
停職処分を受けた教師は更正プログラムを受けなければいけない。
それにも関わらず、生徒に不快感を与える問題行動は繰り返されてしまった。この教師は、
「度重なる指導を自分が受けているにも関わらず、軽率な行動で生徒の心を傷つけてしまい申し訳ない」
と話しているという。教委によると、同様の問題行動で初めて処分を受ける場合と比べて、
2度目の懲戒のため、処分内容は重くなっているという。
問題行動を繰り返すのは“わいせつ”教師だけではない。高校に勤務する63歳の教師は、
勤務先の学校で2年生の生徒の顔に向かってボールを投げつけて右目に当て、
その体罰について速やかに報告しなかったとして、減給10分の1を6ヶ月間の処分を受けた。
部活動の指導中の出来事だったという。この教師も、生徒の顔面にボールを投げて当てた上に、
生徒に他の生徒の顔をたたくよう指示してほおをたたかせるなどして、停職3月の懲戒処分を受けていた。
また処分を受けた事について、「体罰はいけないことと認識していたにもかかわらず、
感情的になって体罰を行ってしまったことは悪質であったと反省している」と話しているという。 クリニックに来院している人で子どもへの性加害を繰り返してきた人は、
診断基準に照らし合わせるとほぼ全員に「小児性愛着障害」という診断がつきます。
小児性愛着障害とは、通常13歳以下の子どもに対して性的関心を持つ精神疾患で、
嗜癖行動(行為依存)としての側面もあります。そして子どもと信頼関係を築き、
関係性を巧みに利用して性的な接触をする行為を性的グルーミング(性的懐柔)といいます。
これから紹介する事例は、面識のある関係でのグルーミングの例です。
個別指導の英語塾で講師を務める30代男性は、学生時代に海外留学の経験があり、
英語の発音はネイティブ並み、さらに細身でスマートなルックスも相まって女子生徒からの人気が高かった。
当時担当していたなかに、中学校1年生の女子生徒がいた。彼女は精神疾患のある母親を持ち、
家事やきょうだいの世話を一手に担っていた。父親は「家事は女がやるもの」と強く主張し、
ときに女子生徒が勉強や部活で疲れ切って寝てしまうと、「長女なのになぜ家事をやらないんだ」
と日常的に叱責し、女子生徒は次第に家での居場所がなくなっていった。ある日、女子生徒が
「どうしたら先生のように英語を話せるようになるんですか」と英語の勉強法について講師に相談。
英語で日記を書くようにアドバイスをし、その日記を添削してあげると約束。
このことがきっかけで、女子生徒は個人的に話す機会が増えていった。
さらに女子生徒の家庭についての相談にも乗るようになった。
それまで周囲の大人や友達に家庭の話をしても「大変だね」「頑張って」と言われるだけだったが、
具体的なアドバイスを施したことから、女子生徒は親近感を抱いたという。
次第に、英語の勉強と称して塾の外で女子生徒とふたりきりで会うようになっていった。
公園や喫茶店で過ごし、さらに自宅にも招き入れるように。
自室では自分が留学していた頃に撮影した写真を女子生徒に見せていたが、
そのなかには女性のヌード写真も含まれていた。怪訝な顔をする女子生徒に対して「芸術作品だから」
と語り、繰り返し性的な写真を見せるようになった。ついには女子生徒が中学校を卒業すると、
自宅に泊まりに来るように誘い、その夜に性行為に及んだ。 性行為はそれきりで、ふたりは二度と会うことはなかったものの、
女子生徒はやがて不特定多数との性行為を自傷行為的に繰り返すようになった。
これは機能不全家族、ヤングケアラー、父親の男尊女卑的価値観、
性依存症、そしてグルーミングと複数の問題が絡み合ったケースですが、まず特筆すべきは、
カウンセラー顔負けの傾聴力です。「受容・傾聴・共感」の3要素を総動員しながら話を聴いています。
家庭での悩みを抱えながらも、なかなか周囲の大人たちに相談できず、友達に相談しても
「大変だね」と片づけられてしまう。当時は「ヤングケアラー」という言葉すらなく、
女子生徒自身も自分の置かれた状況が公に相談すべき問題であるという認識すらありません。
そんな寄る辺ない女子生徒にとって、自分の話を否定せずに最後まで聴き、
具体的なアドバイスもくれとても心強い存在になったのは想像に難くありません。
顔見知りによるグルーミングでカギとなるのが、子どもの孤立感です。加害者は、
孤立している子どもを巧妙に狙います。家庭で日常的に「お前はダメだ」と叱責されていたり、
ほかの子どもと比べられて「ありのまま」であることを否定されている子どもは、
自己肯定感が著しく低下しています。子どもたちは「こんな自分は価値のない人間だ」
などと自らを否定し続けていきます。この女子生徒も、父親から男尊女卑的な価値観を押しつけられ、
そこから外れるような行動をしたときに激しく𠮟責されていました。そんな孤立した状態の彼らの前に、
自分の話を否定せず聴いてくれるやさしい大人が現れた。よき理解者であると同時に、
女子生徒にとって英語を流暢に操れる「憧れの人」でした。
家にいたら家事やきょうだいの世話をしなくてはならない。少しでも家事を怠ると父親から𠮟責される。
つらい現実から逃げたい一心で、女子生徒は中学卒業後、
すぐに性行為に応じた。加害者の目的は、子どもをカウンセリングすることでも、
家庭に居場所がない子どもに寄り添うことでもありません。
あくまで性を使った加害行為を達成することが目的です。その目的を遂行するためには、
彼らはターゲットを慎重に選びます。まるでピラニアが血の匂いを嗅ぎ分けるかのように、
加害者は孤立した子どもを鋭敏に察知し、狙いを定めていくのです。 S37卒は傘寿で終了と地元紙にあったが
あの恥知らず連中も惨呪で醜行とでも呼んだらどうか
胸クソ悪い 愛媛県教育委員会は、未成年に対する不適切な行為があったとして、
愛媛県立学校に勤務する教職員を24日付で懲戒免職処分としたと発表しました。
県教育委員会によりますと、
この教職員は18歳未満の子どもに対し不適切な行為があったということです。
県教育委員会は、被害者のプライバシー保護などを理由に、
教職員の詳細や不適切な行為の内容については明らかにしていません。
処分を受けた教職員は「被害者及び保護者に大変つらい思いをさせ申し訳ない。
深く反省している」とコメントしているということです。
18歳未満の子どもに対し不適切な行為をしたとして、
県教育委員会は県立学校に勤務する教職員を懲戒免職処分にしました。
きょう付けで懲戒免職処分を受けたのは、県立学校に勤務する教職員です。
県教育委員会によりますと、この教職員は、
18歳未満の子どもに対して不適切な行為をしたということです。
県教育委員会は被害者のプライバシーを保護するためとして、
性別や年代、事案の概要などを一切明らかにしていません。
県教育委員会の聞き取り対し、教職員は不適切行為を認めた上で
「被害者と保護者に大変つらい思いをさせ申し訳ありません。
深く反省しています」と話しているということです。
県教育委員会は、「誠に遺憾で、被害者はもとより県民に対しても大変申し訳ありません。
再発防止のため通知文を出すなど、綱紀粛正と信頼回復に努めたい」とコメントしています。
愛媛県教育委員会は24日、
国道で制限速度を31キロ超え車を運転していた公立小学校の男性事務職員(20代)を減給10分の1、
1か月の懲戒処分にしたと発表しました。
県教委によりますと、この男性事務職員は去年10月、自家用車で国道196号を走行中、
制限速度40キロのところを71キロで走行し、検挙されたということです。 SNSを通じて知り合った少年に性的暴行を加えたなどとして、
公立学校に勤務する教諭の男が不同意性交などの疑いで逮捕された。
不同意性交と映像送信要求などの疑いで逮捕されたのは、
四国中央市上柏町に住む県内の公立学校教諭(30)。松山西警察によりと、
SNSを通じて知り合った少年が16歳未満と知りながら撮影させたわいせつ画像を携帯電話に送信させて保存。
その5日後、ホテルで少年に対し性的暴行を加えた疑い。
少年の保護者が警察に届け出たことから事件が発覚したもので、
警察の調べに対し「間違いあん」と容疑を認めているという。
なお、刑法が改正されて以降、「映像送信要求罪」を適用した逮捕者は県内で初めてとなり。
四国中央市内の公立学校に勤務する30歳の教諭が、16歳未満の少年にわいせつな画像を送らせたうえ、
性的暴行を加えたとして不同意性交などの疑いで逮捕された。
不同意性交などの疑いで逮捕されたのは、四国中央市内の公立学校に勤務する教諭、30歳。
警察によりと、SNSを通じて知り合った少年に対し、16歳未満と知りながら、
わいせつ画像を撮影させ、携帯電話に送信させた他その5日後にホテルで性的暴行を加えた疑い。
保護者からの被害届けを受け警察が捜査していた。調べに対し、「間違いあん」と容疑を認めているという。
少年にケガはなく、警察が余罪などがないか調べを進めていす。四国中央市内の公立学校の教諭が、
SNSで知り合った少年に性的暴行を加えるなどした疑いで逮捕された。
不同意性交等や映像送信要求などの疑いで逮捕されたのは、
四国中央市内の公立学校に勤務する教諭(30)。警察の調べによりと、
16歳未満の少年に対し少年自らのわいせつな画像を撮影させ携帯電話に送信させたほか、
県内のホテルで同意なく性行為に及んだ疑い。警察は少年の関係者から被害届を受け捜査していた。
少年とSNSを通じて知り合ったという。また容疑を認めていて、警察は動機や余罪を追及しす。
16歳未満の少年にわいせつ行為をしたなどとして、四国中央市の地方公務員(30)
が不同意性交などの疑いで逮捕された。不同意性交などの疑いで逮捕されたのは、
公立学校の教諭(30)。警察によりと、16歳未満の少年にわいせつな画像を撮影・送信させ、この少年にわいせつな行為をした疑い。 「背が低くぽっちゃり体型の、笑顔が美しい方でした。若い時に嫁いできて、
この家でピアノ教室の先生をやっていました。地元の小学生が週2日くらい、
学校帰りに習いに来ていましたね。地元のピアノの演奏会に出たり、ジャズのイベントに出たり、
地元の少年少女合唱団の指揮や運営をしたりと、音楽関係者には知られた存在だったようです。
夫はカメラ屋を営む優しい人で、娘2人にも恵まれました。
夫の両親も地元の町内会長を務めるなど面倒見の良いおじいちゃんで、
お世話になった地元の人はたくさんいたと思います」だがそんな幸福な一家を、
ある日急に不幸が襲う。「20年ぐらい前、まだ40代で一家の大黒柱だったカメラ屋を営む夫が、
心筋梗塞で病死してしまったのです。葬儀では気丈に振る舞っていましたが、近所はみんな
『まだ若いのに可哀そうだね』と同情していました。残されたのは、育ち盛りの娘2人。
生活は相当苦労したはずです」こうした母の愛情もあってか、一家の仲はよく見えたという。
近隣住民らによると、娘姉妹は上京先で出会った男性と結婚した後、それぞれ2児を出産。
10年前に帰郷し、それぞれの夫と子供4人を含む計9人で、3世帯で暮らした時期もあったという。
「開運!なんでも鑑定団」に出演した際には「大の仲良し姉妹」として紹介された。次女は
「父が早くに亡くなったので母と一緒に住むって決めていました」と語る母想いの一面を見せていた。
一方、娘たちとの同居に「嬉しさ半分、大変さ半分です」とにっこりと笑い、
「もう少ししたら孫がもう1人増えるので。仕事頑張って孫にお小遣いをあげなきゃと思っています」
と笑顔で抱負を語っていた。そんな一家に不穏な影が見え始めたのは、この1〜2年のことだという。
「次女が2年前から、隣の市で水商売を始めたんだよ。ドレス姿で夜に自宅を出て、
家の近くに止まっているマイクロバスに乗り込むのを何度も見た。
髪の毛と化粧も以前に増して派手になり、『体重も10キロ減った』と話していた。
人形のような風貌だったね。子供の面倒もあってか、
その後は次女と母親の間で口論が絶えなくなったようだ。去年だったかな、
次女が朝6時に夫以外の男と楽しそうに朝帰りするのを2度見たこともある。 次女には造船所で働く真面目な夫がいたんだけど、そんな生活が引き金になったのか、
昨年11月以降は朝7時に毎日出勤する夫の姿をパッタリ見なくなった。
娘をすごい可愛がってドライヤーで30分ぐらい髪を乾かすような、良い父親だったんだけどね。
それから後になって近所の噂で、『次女が離婚した』と聞いたのさ」夫がいなくなったという、
次女が警察に「別れたくても別れられない」と相談していた時期とも重なる。
この時期に何らかのトラブルが生じたのだろうか。この女性は死を最後にこう嘆いた。
「先立たれた夫の両親の介護を亡くなるまで見て、娘も2人育てあげた。苦労したんだよ。
いくらピアノの腕があるといったって、そんなには稼げないからね。生活が苦しかったのは、
見ればわかったよ。このコートは何年も前のものと同じだな、このスカートも何年も一緒だって、
口には出さないけど見ればわかったからね。なんで最期がこんなひどくなるんだと思うよ。
神も仏もないんかよ、って感じだね」一方、現場から1時間弱離れた田畑が広がる市の住宅街に、
住む平屋はあった。最近も特に変わった様子はなかったと近隣住民の女性は振り返る。
「彼が引っ越してきたのは5年ほど前。半年前まではずっと次女とは別の女性と暮らしていました。
改造した凝った車に乗っていて出発するときのエンジン音が爆音なので一度注意したことはありましたが、
『修理して直しました』とすぐに要望を聞いてくれて。イカつい車に乗っているけど、
注意されたら意外と従順なタイプなんだなと思いました。最後にあったのは事件の2日前です。
夫が出かける時に『雪が降って道路が凍っているね』と話したのを覚えています。
受け答えも普通に見えたので、びっくりですね」だが、今回と類似する事件を引き起こした過去があった。
「女性の自宅に侵入し殴ったり包丁を突き付けたりして1カ月の怪我を負わせたあげく、
レンタカーに押し込んで10日間監禁したとして、逮捕監禁致傷の疑いで逮捕されています。
逮捕時の調べで動機について、『金が欲しかったから』と供述。悪質極まりない」
そんな裏の一面を見ていたのが、10年ほど前に共に暮らしていた元交際女性だ。
「事件があってから2年後くらいに交際を始めました。『俺は両親に捨てられて施設で育った』と。 どこか愛情に飢えている印象でした。先輩に頼まれて歌舞伎町のホスト店で数回働いたこともありましたが、
基本的には、水商売をしていた私の“ヒモ”でしたね。小遣いが欲しいからと、
店の前で私の勤務が終わりるのをわざわざ待っていることもありました。最初は優しかったのですが、
徐々に依存が激しくなり、結局別れるまでに1年ぐらい時間がかかったのを覚えています。
そんな生活がついに終わりを告げたのは、彼が私を殴り傷害容疑で逮捕されたからです。
その後実刑判決を受けています。今回のニュースで久々に名前と顔を見た時は、震えが止まりませんでした。
ついにこんな事件を起こしてしまうとは」過去に犯した2つの犯罪と、親しい人間に見せていた裏の顔。
「別れたくても別れられない」昨年11月、愛媛県警には被害女性から、
容疑者との交際関係に悩む相談が寄せられていたという。愛媛県今治市の住宅でピアノ教室を営む
(64)が突如何者かに首を斬りつけられ死亡する事件が起こったのは1月26日のこと。
同日午後6時10分ごろ、知人が現場を訪れた際、血を流して倒れているんを見つけ、
110番通報し事件が発覚した。搬送先の病院で死亡が確認されたほか、
現場からは縛られた状態の中学生の生徒が見つかった。
また、同じ家に住む次女(35)が何者かに連れ去られていることも判明した。
別れ話の相談はこの次女から寄せられたものだったといい、自宅付近の防犯カメラには事件直後、
次女と元交際相手の男が車に乗り込む様子が写っていた。事件が解決に向かったのは翌27日夜。
県警は次女を連れ去る際に腕を引っ張るなどの暴行を加えたとして、
次女の元交際相手である自称会社員(34)を暴行容疑で逮捕した。
今後、殺人容疑での再逮捕を視野に捜査が続いている。
「次女は、事件前から警察だけではなく知人にも関係解消について相談していたといいます。
次女への暴行については容疑を認めているものの、
家に乗り込むという大胆な犯行に至った動機や詳しい経緯はまだはっきりとせず、
本格的な取調べが続いているところです」一家はなぜ凶行に巻き込まれてしまったのか。
近所では温厚な人柄で知られていた。近隣住民の女性が話す。 証明できれば、罪を問えるんです。重要なのは合意があったかどうかではなく、
合意の中身と合意に至った状況です。本当に双方がすべて納得した上での合意だったのか。
虚偽や脅迫、社会における力関係を利用した威圧などによる合意だったら、
それは詐欺と同じです。あとから取り消せるのが当然です。訴えたのは、
好きにいいというのは本当にすべて合意したわけじゃないからですよね。
性加害を主張する女性も、本当にすべてを合意したのではなかったのではないですか。
証言されている、力関係による威圧や、外部との連絡手段を取りあげられるといった要素が事実なら、
合意の上だから問題はないと主張するのは、やはり相当ムリがあります。
じゃあ合意の下で行われた一夜かぎりの性行為でも、
あとから合意はなかったとして訴えられてしまう可能性もあるのかと心配する人もいます。
もちろんそうなる可能性はあるでしょうね。合意してたと思っていても、
相手はそうじゃなかったかもしれないのだから。
もし訴えられたら、弁護士立てて話しあえばいいだけのことじゃないですか。
それを恐れるくらいなら、最初から危険な遊びはしないことです。一夜限りの性行為が好きな人たちは、
リスクも込みで冒険を楽しんでるんでしょ。よく知らない相手との一夜限りの性行為には、
性病をうつされるリスク、美人局に引っかかるリスク、その行為が配偶者にバレるリスク、
性犯罪として訴えられるリスクなど、さまざまなリスクがあります。ヘタしたら仕事や家族をすべて失う、
リアル罰ゲームつきの大冒険。リスクとスリルに興奮する性癖をお持ちだから、
そういうエッチにわくわくして、冒険を求めるのでござんしょそんなリスクの高い遊びを何十回、
何百回と繰り返していたのだから、そりゃあ、いつかはバレて問題になりますよ。
人間には口があるのだから、関わる人間が増えれば増えるほど、秘密が漏れる確率も上がります。
すべてはリスクにまつわる単純な確率論の問題です。そんなこともわからず、ずっと秘密にできると、
浅はかな考えを持ってたのでしょうか。だとしたらそんなに同情する余地はないですね。
長年のお楽しみのツケを払うときが来ましたよ、としかいえません。
やはり周りの誰かが、あんた頭おかしいよ、と10年、20年前にいってあげるべきだったんです。 登校中の児童(当時12)に性交したなどとされる男の初公判が、地裁で行われ、
起訴内容を認めた。検察側は「殴る蹴るではなく、一生キズが残りやすいように性行為をした」
と動機を語る供述調書を読み上げた。起訴状などによると、無職(20)は、路上で、
1人で登校していた児童(当時12)の口をふさぎ、胸や陰部を直接触ったうえ性交し、
児童の口腔内に陰茎を入れたなどとして不同意性交等の罪で起訴されている。
地裁で行われた初公判で、「間違いありません」と起訴内容を認め、弁護側も争わない姿勢を示した。
検察側は冒頭陳述で「登校中の児童のあとをつけて犯行に及び、その後逃走した」と主張した。
続く証拠調べでは、児童の説明を代読した。「後をつけられて、怖くなって逃げたら、口を押さえられた。
大声を出したら『包丁で殺す』と言われた。四つん這いで下着を全部脱がされた。
途中でバスが通って中断し『(学校の)裏門に行こう』と言われた。精液を口に出されて、
飲み込むように言われ、言うことを聞かないと殺されると思い飲み込んだ」
検察側は「仕事を辞めて自暴自棄になり、誰かを傷つけたいと思うようになった。
殴る蹴るより一生キズが残りやすいように性行為をした」との捜査時の供述調書を読み上げた。
また、被害を受けた児童の親は「昼でも夜でも1人なることができなくなった。
恐怖心を持つようになり、親とでも2人きりになれない。刑務所に行っても傷が癒えることはない。
絶対に許せない」と述べた。弁護側は、再犯防止のための治療を受ける意思を示し、
治療に関する資料を情状証拠として提出することにしている。
小学生の児童(12)とホテルでみだらな行為をしたとして、大学生(21)が逮捕された。
2人はSNSを通じて知り合ったとみられ、「間違いない」と容疑を認めているという。大学生(21)
はホテルで、13歳未満だと知りながら小学生の児童(12)とみだらな行為をした同意性交の疑い。
親から「家出している」と警察に連絡があり、事件が発覚した。
警察が携帯電話の位置情報を基に児童の居場所を探したところ、駅にいることがわかり、
警察官を派遣し保護。その際、児童の携帯電話に直近のやり取りが残っていた人物が浮上した。
2人はSNSを通じて知り合いた。「みだらな行為」にあたり、金銭のやり取りはなか 性被害、フラッシュバックなどを相談問い質すも、否定される2人で宅へ「バレたら全国ニュースだね、
先生も奥さんも、ここにいられないね」「弁護士を介して、話し合えば」「面倒くさいよね」
「弁護士に払うくらいなら、直接お金を渡す」「誠意を見せろ」後日、妻から現金300万円再び
口座残高4700円ほど、カードローン約30万円電話するも「もう、うちには金がない」と着信拒否の設定
性被害のフラッシュバック悪化を相談宅に行って、千枚通しで刺されるさらに、「主犯格でなく、
お金も受け取っていない」などとして、2人に執行猶予付きの判決を求めました。その後、(性被害は)
主に車の中、あとはラブホテル自分が苦しんだことについて、先生に考えて欲しい気持ちがあった
「自殺して欲しい」とかは思ってない(金の配分は)ガソリン代、子どもたちのお菓子代として1万円
(再度、電話した時のやりとりは)「もう、うちにはお金はないぞ。心臓の手術代も渡したんだから」と
(また電話の理由は)性加害問題が頻繁に出るようになって、辛くて(泣き出して声にならず)電話すると、
「おまえは(親族を)殺した」などの暴言それを謝らせたい、病院に行きたい気持ちをわかって欲しくて家に
(辛く、圧力を受けたのを理解)できます。本当に酷いことをした。巻き込んでしまった(性行為は)
強要されてないが、子どもだったので大人の圧があった。断れないような私からしたら不同意ですけど、
怖くて言えなかった(性被害のフラッシュバックとかは)鮮明に覚えてないが、30歳すぎてから。
酷くなってきたのは、40歳を過ぎてから(当時、嫌な気持ちは)家に帰って泣いていた
(車で送迎してもらってた)頻繁ではないですけど、片道1時間かかるので
(嫌な先生に送り迎えは嫌じゃない?)本当に矛盾しているなと思います。“足”に使っていたという感じ
(心筋梗塞で入院時、連絡とって見舞いに来てもらってますよね)先生も心臓の病気があったので
(その時、フラッシュバックはない?何とも思わなかった?)すいません(30歳前後に精神科を受診、
フラッシュバックは相談しなかった?)恥ずかしくて、言えなかったこのあと、「性被害を打ち明けられ、
助けたかった。先生にわかって欲しかった。恐喝になるとは思わなかった」などと説明。 口がうまく、高圧的な姿勢で、警察側が言いくるめられて終わるに決まっていた。
実際一度だけ、ホテルに向かう途中で警察から職務質問を受けたが、
教材などを見せ「これから個別に勉強を教えるだけだ」と言い張り、警官から逃れた。
その時も、家族や強制退学、相手からの復讐を思うと、警官に何も言えなかった。
そもそも相談したことがバレたり警察が手を加えるようなことがあれば、
加害者に今後何をされるかわからない恐怖が強かった。以上のような状況下で、逃げ道を失っていった。
それでも、「逃げればいい」と思う人もいるかもしれない。確かに、大学に入り環境が大きく変わり、
こころに限界を感じ、ついに離れようと決心した。しかし、その後何が起こったかといえば、
ストーカーになったのだ。警察に相談し「警告」を出してもらうと、「ブチ切れて」家や大学にやってきて、
警察に相談した私を罵倒し、被害者だと言い張った。長文のメールが止まず、
いつ何をされるかわからないことから親戚の家を転々とすることになった。
大学も警察の送迎が必要になり、「接近禁止命令」も出た。しかし、それすらも無視してやってきたので、
結果的に逮捕された。今思うに、その間殺されなかったのは、ただ運が良かったに過ぎない。
今でも正直、いつ家の前に立っているかわからない恐怖から完全には解放されない。
目に止まって勘付かれたりしたら、ひとたまりもないだろう。性加害を告発した人たちに、
「断ればいいじゃん」という声があるのをみるたびに、そういえる人たちは、断ったその先に、
殺されかねない恐怖があることを、どれだけわかっているだろうか、と感じる。
数日に渡って執筆しているが、書き始めてから、家を出ようとするといて、
刺されて死ぬ悪夢にうなされ夜中に目が覚めることが続いている。
最後に見てまもなく10年というのに、記憶に刻まれた恐怖の深さには自分でも驚かされるばかりだ。
ちなみに、この「殺される」というのは、命の話だけではない。
仕事の上司や自分が活動する分野の大物や先輩となれば、社会的な殺生も握られてしまうのだ。
誰かの逃げ道を奪うには、フィジカルな暴力なんて、正直必要ない。
社会的な不利益を無意識にでもチラつかせられる人間は、
他者から逃げ道を簡単に奪い、凍った心と体を自分のモノにするのだろう。 きっかけは「電車で通勤するとき、痴漢行為を初めて受け入れ、初めてそういう世界があると知った」
ことからだったという。それ以降は事件発覚まで、SNSで相手を探し、性的欲求を満たしていたと語った。
起訴されている事件についての被害児童は5名だが、被告人はそれ以前から、
勤務していた小学校で同様の行為も繰り返してきた。検察官が切り込む。
「一連の事件よりももっと前に小学生を相手に性的な行為をしたことがありましたか」「それよりも2年前」
「他にも何人くらい」「7〜8人いたと思います」「あなたが高校生のころにもありませんでしたか」
「その頃は、してしまったことあります」高校生の頃から欲求を持ち、
実際にそれを自身に向けることで満たしていたというのだ。果たして本当に
“10年前の痴漢”が、一連の行為に至る最初のきっかけだったのかが疑わしくなってくる。
「ネットで観た動画みたいなことをしてみたい」と行為をエスカレートさせていく中、
小学校での体罰調査アンケートにおいて“生徒を膝に乗せている”といった内容が書き込まれ、
学校から厳重注意を受けていたが、それでも犯行を止めることはなかった。「被害児童たちが、
性について正しい知識を持ってると思っていたんですか」「いや、持ってないと分かっていました」
「自覚しながら行為を重ねていたんですか」「はい」検察官は
「児童に歪んだ欲望を向けて犯行を繰り返しており身勝手極まりない。被害児の一人に対しては
『嫌がる素振りを一切見せず、喜んでいるように見えた』などと述べ、正に認知の歪みが生じている。
起訴されている分だけを見ても悪質で規範意識の鈍磨は著しい。今後の再犯も否定できない」と、
懲役14年を求刑した。被害児童の保護者のひとりは意見陳述(代理人弁護士代読)でこう述べている。
「小学生の子どもらに性的知識がないのをいいことに歪み切った欲望を向け、素直で、
嫌と言えない子を選んで何度も思い通りにした。子の態度が誘ったかのように述べており、
子どもが喜んでいるという言い訳をしている。これからも傷を抱えながら生きていかなければならない。
体罰調査アンケートで注意を受けたのに性的な意図を否定しその後も加害を続けていた。怒り、悲しみは言い尽くすことができない」 被害児らのプライバシーのためか名は秘匿され、開廷表にも氏名は掲載されていない。
勤務していた学校の名も伏せられている。被害に遭った児が校長先生に相談したのち、
懲戒免職になったというが、教育委員会ホームページにも公表されていない。40代とおぼしき
2件の強制性交等罪、15件の強制わいせつ罪、そして49件の児童ポルノ禁止法違反で起訴されている。
被害に遭ったのは、10歳から12歳までの5名。教師として勤務していた学校で犯行を繰り返していた。
強制性交等では口淫する・させる、強制わいせつでは性器を触る、
自慰行為をさせるなどの行為に及んでいたという。事件発覚により離婚した間に子どもが4人いる。
「子どもに対し、信頼されている、好かれていると思ってしまっていて、気持ちを考えず、
加害行為しても近づいてくれる子どもに対し、間違った都合のいい解釈で、
大丈夫だろうと判断し、間違いを犯しました」こう語る。被害児童らに対しては
「人懐っこく、初めから近くに来てくれたことから、好かれてるという思いを持ち、手を出すように」と、
信頼されていたゆえの勘違いであるという理解し難い理屈を述べる。また、ひとりについては
「直接股間を触ろうとしたら『それだけはだめ』と嫌がったので、そこでやめるようにしていた」など、
断られたらそれ以上のことはしていないつもりだったと釈明していた。
逆に言えば、こうした行為に及んでも強く断れない性格の児童かどうか見極め選別し、
エスカレートさせていたともいえる。「結局、同意を得ていると思っていたと。嫌だと思っても言えなくて、
本当は嫌がっているとは思わなかったんですか」「当時はそこまで考えることができなかったです。
自分の欲を満たすことが第一で、親御さんの苦しい思いまで考えることができなかった」
休み時間に被害児らをトイレ個室や特別教室に誘い入れ、犯行に及び、
先に退室させるといったことを繰り返していたという、全ての児に対し
「口止め」も忘れなかったという。「広まってしまうと、立場が悪くなると。というか、勝手な判断で、
信頼されてるから言わないだろうと勝手な思いがあった」なぜ教え子らに加害行為を繰り返したのか。
そんな質問に対して「10年くらい前から、性的な関係を持つようになった」と語った。 S56卒は1年遅れの還暦記念赤タオルと地元紙にあったが
あの恥知らず連中も知恵遅れの完璧詭弁馬鹿タワケとでも呼んだらどうか
胸クソ悪い 「撮影会」と称して中学生に現金を渡し、わいせつな行為をしたとして、不同意性交などの疑いで、
自営業(54)を逮捕したと発表した。「千人くらいと会った。数が多すぎてどの子のことか思い出せない」
と供述しているという。交流サイト(SNS)で「パパ活」の相手を探す投稿に対し、「地雷系」「量産型」
と呼ばれる若者に人気のブランドの服を着せた撮影会の見返りに現金を渡すと持ちかけていた。
撮影に応じ同様の行為を繰り返していた可能性があるとみて詳しく調べている。
中学生が16歳未満と知りながら、ホテルで現金1万5千円を渡すと約束をして、
わいせつな行為をしたなどとしている。「1000人くらいと撮影会をした」
と話した関係先からコスプレ用の衣装が押収されたという。自営業(54)はSNSで知り合った中学生に、
ホテルでわいせつな行為をした児童買春などの疑い。SNSでいわゆるパパ活の相手を募集して
「コスプレの撮影会に来てくれたらお金を渡します」などとメッセージを送り接触していたという。
また、関係先からは「地雷系」や「量産型」と呼ばれるジャンルの若い服などが見つかったという。
いずれも撮影会でコスプレ用の衣装として着せていたとみられていす。
「数が多すぎてはっきり思い出せない」と容疑を否認する一方、
「1000人くらいと撮影会をした」と話しているという。16歳未満と知りながら、
中学生に現金を渡す約束をして性的暴行を加えた疑いで54歳が逮捕された。
不同意性交と児童買春、児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、
自営業(54)。16歳未満と知りながら中学生に現金1万5千円を渡す約束をし、
ホテルで性的暴行を加えた疑いが持たれている。警察によると、
別の10代が「SNSで知り合った撮影会に来てくれたら1万円あげると言われ、
ホテルに行ったところ、わいせつ被害にあった」と警察に相談があり、事件が発覚した。
SNSでパパ活を募集している中学生などを見つけて「コスプレ撮影会来てくれたら謝礼あげるよ」
とメッセージを送っていたという。調べに対し「数が多すぎて、どの子のことかはっきり覚えていません、
1000人以上やっている」と話していて、警察は余罪について捜査している。 「比較的賑やかな路上で、遊びに来ていた中学生に容疑者のほうから近づいたのが始まり。
ナンパするような感じで声をかけ、連絡先を交換した。SNSでやりとりをする中で
“興味はあるか”などと中学生を誘った」路上ナンパから買春に持ち込んだのはアラフィフの中年。
中学生が18歳未満と知りながら現金を渡してみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反
(買春)の疑いで逮捕した会社役員(47)だ。ホテルで現金3万円を手渡して買春におよんだという。
「中学生の年齢を確認している。中学生は“16歳”とサバを読んだようだが、
どちらにせよ18歳未満と知って犯行におよんでいる」中学生に3万円は大金だ。
どこでそんな金を得たのかなどと親が不審に思い、問い詰めて発覚。被害相談していた。
「間違いありません」と容疑を認めている。恥ずかしげもなく欲望を剥き出しにしたどのような人物なのか。
近隣住民らによると、住宅街にある一戸建てで両親と3人暮らし。実年齢より若く見え、会えば「どうも〜」
と挨拶するなど愛想がよかったという。地元は逮捕を知るや「またやったのか」と呆れ顔で嘆く。
「若い頃は美ともてはやされた独身中年だ。結婚して落ち着いてもおかしくないのに、
いつまでもフラフラして、また手を出すなんて。もう20年以上前、
夜道で中・高生をわいせつ目的で何人も襲って刑務所に入れられたことがある。
きちんと更生させないとまたやるよ」さかのぼること26年。市内の山間部でひとりで自転車で帰宅する中・
高生を襲って暴行などで有罪判決を受けた。「いきなり腕をつかんで押し倒して乱暴したり、
無理やり車に乗せて襲う手口。隣接市まで出かけて犯行を繰り返していた。好きな性にはフラれ、
歌手になる夢も破れたため犯行におよんだとしている。被害に遭ったのは13〜17歳の5人で
“静かにしろ。殺すぞ”などと脅されていた」犯行態様が悪質だったこともあり、
複数の地元住民がこの犯歴を覚えている。当時は市内のカラオケ店で働いていたという。
「チヤホヤされすぎたのか道徳心に欠けるところがありました。おとなしくて無口な親と、
快活で社交的な親は以前の逮捕後はしばらく姿を見せなくなった。また逮捕されるとは、
本人は何も反省していなかったんですね」心も身体も未発達な食い物にした行為は許されない ピル入手までのハードルをできるだけ下げた。希望者はホームページでプロジェクト参加薬局を確認し、
電話で緊急避妊薬が必要だと説明する薬局を訪れ、案内された個室で簡単な問診票を書いた後、
薬局が用意した端末で医師によるオンラインの診察を受ける
医師がその場で出す処方箋に基づき薬剤師がすぐに処方。薬剤師の目の前で服用する
入手までにかかる時間は約10分。費用は9500円(夜間・休日は10500円)。
24時間、どこかで対応できる仕組みになっている。賛同の輪は次第に広がり、今では全域をカバー。
31の薬局と3つのクリニックが参加している。薬局関係者の協力に感謝している。
「薬局の方の熱意はものすごい。夜間や休日でもちゅうちょなく開けてくれるし、
話しやすい環境もつくってくれる。お金のない中学生に『後で返してくれればいい』
と薬局負担で薬を渡してくれた例もある」プロジェクトを始めてから2年余りが経過した。
アフターピルを求めて来た人は1500人以上。このうち約300人を分析したところ、
驚くべき状況が分かった。受診理由の多くは性的同意がある恋人同士の行為で「コンドームが破れた」
「外れた」「避妊対策をしなかった」という結果だった。一方で、性被害に遭った人が1割強に上り、
10代では4分の1を超えていたのだ。その相手も、父親、母親の彼氏、部活の先輩がいたほか、
駅のトイレで被害に遭った人も複数いた。この現実を冷静に受け止めている。
「この結果は特別なものではない。性被害の割合は、ほかの時期でも大体同じ傾向だ」
性暴力を受けた上、妊娠の不安を抱える女性たちが非常に多いことが分かる。
このためプロジェクトでは、薬の服用を見届けただけで終わりにしない。
性被害と分かれば、本人の意向を尊重した上で警察や福祉機関につなげている。
「いつでも気軽に無料相談できる」と伝えている。こうしたきめ細かなサポートをしていると、
診察時の会話や問診票だけでは分からない事情を把握できる。中には、
パートナーとのより良い関係性や正しい避妊方法を考えたと報告してくれた女性もいたという。
次の目標は、プロジェクトの仕組みを全国に広げることだ。
「まだ緊急避妊薬にアクセスできていない人も多いと思う。薬局を、女性が困った時の身近な駆け込み寺のような場所にしていきたい」 海外での仕事は、国ごとにいくつかの都市を訪れるツアーを組むのが主だ。
事前にSNSで、訪問予定の都市と日程の目安について告知し、客からの問い合わせに個別に対応する。
料金は米ドルで1時間600ドル〜(約8万7千円)に設定しているが、あくまで目安。
短時間で良い客もいれば、数週間〜1カ月単位と、長い期間を共にすることを希望する客もいる。
なかには「毎月これぐらい払うから、関係性を維持してくれ」という客もいる。そうした場合、
客から額を提示されることになるが、提示額が設定料金を下回ることはないため、応じることが多い。
支払いは当日前払いが基本だが、海外の場合には、未払い防止のため、預かり金として総額の10〜
50%程度を渡航前に支払ってもらうこともある。お金のやり取りは、現金、オンライン決済サービス、
海外口座への振込などさまざま。ただ現金の場合は、日本に持ち帰れる金額に上限があるため、
信頼できる現地の客や知人などに預け、振り込んでもらうなどしている。
オンライン送金サービスで法人アカウントを持っていることもあり、
まとまった額を度々動かしても、これまで疑いの目を向けられたことはないという。
「長いお客の中には、航空券やホテルを手配してくれたり、スポンサーになってくれる人たちがいます。
そうした信頼できる人に、送金関係のお願いをすることもあります」
コロナ前までは、各国を転々として稼いでいたが、現在の主戦場は「手堅く稼げる」
という欧米とアジアの3カ国。一度のツアーの目標額は5万ドル(約725万円)で、
今までで一番稼いだのは2週間で約270万円を支払った客の時だった。
現在の固定客は40人ほどだという。「日本での風俗の仕事は、
安い単価で数をこなして稼ぐというのが一般的ですが、例えばアメリカ、ドイツ、シンガポール、
香港あたりでは、1回の単価の相場が日本の約3倍。そもそもの単価が高いのに加えて、
日本人はサービスが良いので、さらに稼げる可能性がある。
日本人は、きめ細かで質が高いと評判がいいんです。
海外で現地の客を相手に仕事をしている性風俗業の日本人女性はまだまだ少なく、
人気が高いのにレアで、いわばブルーオーシャン。
効率よく稼げるし、今の仕事を続けるなら、これ以上ない働き方で気に入っています」 〈今日は最初からすごく積極的だった。「胸、大きくなったね」というと困ったような顔をしていたけど、
あれは恥じらって見せて僕を誘っていたんだな。触り始めると最初は身をよじっていたけど、
僕にはわかる。触ってもらって気持ちよくなってきてるんだよね。
でも、この関係が周りにバレてはいけないから、素直になれなかったのかな。〉(男性・32歳)
これは、塾講師という立場を利用し、小学校中学年〜
高学年の女子児童複数人に性加害をしていた男性の日記です。
彼は加害行為をするたびに、どの子にどんなことをしたかを詳細にノートに書き留めていました。
ひとりの子の親が被害を訴えたことで、強制わいせつ罪の疑いで逮捕されました。
ほか複数人の子に対する被害も確認されましたが、
彼は勤め始めてから2年のあいだ頻繁に加害行為をくり返していたので、
明るみに出ていない被害はまだたくさんあると思われます。彼の綴った言葉を読んで、
多くの方がおぞましいと感じたはずです。そんなわけないだろうと怒りに震える方もいるでしょう。
その感覚は、正常だと思います。彼がしていたのは、明らかに加害行為です。
子どもに肉体的・精神的に後々まで残る多大なダメージを与えました。けれど彼が見ていたのは
「子どもから求めてきた」「子どもはよろこんでいた」という光景。事実とは、正反対です。
被害児童は彼にされたことを苦痛や恐怖に感じていたことがわかっています。
痛みに耐えて歯を食いしばり、恐怖で身体が硬直し、目には涙がにじむ彼はそんな様相を見て
「僕を誘っている」「感じている」「イッた(オーガズムに達した)」と興奮していたのです。
認知と現実とのあいだには、埋めようのない齟齬があります。なぜこんなことが起きているのでしょうか。
クリニックで子どもへの性加害経験者からヒアリングしていると、
これは性加害をする者なら誰もが持っている、特有の思考の歪みだと実感します。
ひとりの男性だけに起きた特異な現象ではありません。こんなふうに語る者もいます。
〈私とはつき合っていました。恋人同士だったんです。16歳になったら私と結婚するつもりでいました。
いえいえ、はっきり言葉にしなくてもわかりますって。愛し合っているなら当然のことでしょう〉(男性・49歳) 12歳の女子児童と交際していると思い込み、性加害をした49歳男性のケースです。
女子児童の側には、交際しているという認識はありません。
怒ると声を荒らげるBが怖くて、いわれるがままになっていたのだとわかっています。
子どもが、ずっと年齢の離れた大人に好意や恋愛感情を抱くということは、
ないわけではないでしょう。しかしそれに乗じて性行為をするのは、間違っています。
12歳は性交同意ができる年齢ではないとされています。それが14歳や16歳ならいいという話ではなく、
子どもの心身の成長や性についての理解度に見合わない性行為を大人が求めることは、
あってはなりません。事実、女子児童は身体と精神のバランスを著しく崩しました。
母親がその異変に気づき、原因を聞き出して加害行為が発覚し、
事件化しました。彼女はようやく悪夢のような時間から解放されましたが、
「女子児童と相思相愛で、交際していた」という現実がいまでも続いています。性加害をする者が、
自分がしたことに対して子どもが見せる反応をどこまでも都合よく解釈する様子がわかります。
「子どもは黙って受け入れてくれていた」みずからの加害行為を振り返り、
そう主張する者は多いです。だから自分がしたことは暴力ではなかったという認識でいます。
彼らのほとんどは、黙る=受容だと考えているのです。
子どもが加害行為中に抵抗しなかったのは受け入れていたからでは断じてなく、
恐怖によって全身が凍りついて動けなかったから、という可能性が高いです。これを「フリーズ(凍りつき)」
といいます。意識はあるけれど筋肉が硬直して身体が動かない、発声が抑制される、痛みを感じにくくなる
などといった状態です。フリーズの概念は心理学や被害者支援の現場では広く知られていて、性別、
年齢を問わず性暴力被害者に広く見られる現象だとわかっています。最近ではTonicimmobility
(擬死反応、強直性不動状態)という言葉で表されることもあります。スウェーデンで、
レイプ被害女性のための救急クリニックを訪れた女性を対象に調査したところ、
レイプ被害者の70%にこのフリーズが見られたことが明らかになりました。抗うことができない、
抗うと何をされるかわからない状況下で暴力に晒されたときに凍りつくのは、正常な反応だということです。 まして大人と子ども、全力で抵抗したところで体格の差も腕力の差も歴然としています。
身体をこわばらせるのが精一杯なのに、それを受容と思われてしまうのはたいへん理不尽なことです。
そうした思い違いが起きる原因のひとつに、
フリーズという現象がまだ世間一般に周知されていないことが挙げられます。性犯罪、
特に強制性交等罪をめぐる裁判で、被告が「相手が抵抗しなかったので、受け入れていると判断した」
「嫌がっているなんて思いもよらなかった」と主張するのはよくあることです。
その主張が通って無罪となった例は、非常に残念なことに数えきれないほどあります。被害者は
「性交したくなかった」「性交に同意していなかった」けれども、恐怖で身体が動かなくなった。
しかしこれを証明するのは容易ではありません。明らかな暴行・脅迫がなくとも、
加害者が被害者にとって逆らえない人物であれば何もしなくても抵抗を封じられます。
ゆえに、被害者支援の現場では「なぜ逃げなかったの?」と聞くことはありません。
それは逃げられないのが当たり前だからであり、問うこと自体が被害者の自責や、
さらなる傷つきにつながるからです。「話し相手になってやってくれ。誰よりも信用できる人間で、
伝説の男だ。言うことは私の言葉として聞くように」などと、執拗に説得。既婚であったが仕方なく、
訪れたという。それをきっかけに、ストーカー行為が始まった。買い物先や自宅周辺に出没し、困惑。
そんな状況にも庇い続け、行くように強引に勧め続けたという。連絡が入った。「頭が痛くて倒れた。
食事も取れない」などと仮病を使って呼び寄せると、力ずくで強姦。性行為の最中には、
「オンアロリキャソワカと真言を唱えろ」などと言ってきたという。強姦された後には、
「家族の人間を薬でも飲ませて殺してこい」などと脅しも受けたという。
その後、脅迫と性加害が繰り返される。それを拒否できず、訴えることもできなかったのは、
絶対的存在から「私の言葉が仏の言葉だ」などと、諭され続けたからという。
また、野良犬にコンクリートブロックを打ち付けて殺したり、
猫に爆竹を投げつけたりするなどの残虐な行為を見せつけられるなどし、
「逆らうことなど恐ろしくてできなかった」という。その後、軟禁状態にさせられ、恫喝と脅迫が繰り返され、 先月、女性の家に無断で侵入したとして愛媛県久万高原町の職員の男が逮捕された事件で、
男は合鍵を使って侵入したことが新たにわかり、松山地検は6日、住居侵入の罪で男を起訴しました。
住居侵入の罪で起訴されたのは町教育委員会の生涯学習班で主任を務める43歳の男性被告です。
起訴状などによりますと、被告の男は2月14日の午後3時20分ごろ、
町内に住む30代の女性の私生活を覗こうと、合鍵を使って女性の家の玄関を開け、
無断で侵入したとされています。捜査関係者によりますと、男と被害女性に面識はなく、
男は女性が住み始める以前にこの家に住んでいたことがあり、
何らかの理由で合鍵を所持していたとみられています。
女性の住宅に無断侵入したとして現行犯逮捕された愛媛県の久万高原町教育委員会の職員の男が、
6日起訴されました。「私生活をのぞき見たい」という目的だったということです。起訴状などによりますと、
住居侵入の罪で起訴された久万高原町教育委員会美川支所の主任は先月14日午後3時半ごろ、
町内の30代女性の私生活をのぞき見るなどの目的で、住宅の玄関から合鍵で侵入したということです。
松山地検は認否を明らかにしていませんが、警察の調べに被告は容疑を認め
「興味があった」などと供述していました。また、犯行当時は休暇中でした。
「女性の私生活をのぞき見る目的で合いカギを使って侵入」。
愛媛県久万高原町の女性の自宅に侵入した罪で教育委員会の男が6日に起訴されました。
住居侵入の罪で起訴されたのは、久万高原町教育委員会美川支所の被告です。
起訴状などによりますと被告は2月14日午後3時20分頃、町内の30代女性の私生活をのぞき見る目的で、
合いカギを使って女性の自宅に玄関ドアから侵入した罪に問われています。
松山地検は認否を明らかしてないものの、警察の調べに対して容疑を認めています。
久万高原町によりますと、被告は事件当日の午後、振替休日になっていたということです。
無断で女性の家に立ち入ったとして、久万高原町教育委員会の職員の男が逮捕されました。
住居侵入の疑いで逮捕されたのは、久万高原町教育委員会の美川支所に勤務する容疑者(43)です。
容疑者はきょう午後3時20分ごろ、町内に住む30代の女性の自宅に許可なく立ち入った疑いが持たれています。 教頭が少なくとも8人と不倫関係にあったとされる問題。教育現場からの「更迭」
を求める市民らの署名は900人近くに増えたが、教頭は病気休暇を取得したまま、
今も学校に所属している。発覚から半年がたとうとする中で、県教委が処分に踏み切る気配はない。
民事訴訟の判決などによると、教頭は16年間、8人と不倫関係にあった。
不倫相手の約半数は教職員。教頭は訴訟で不倫を否定したが、判決は不倫を事実と認定した。
社会的批判は高まるばかりだが、教職員への処分を担う県教委に動きはない。
県教委は、教頭が勤務する学校に別の教頭を加えて「2人体制」にする人事異動を出した。
ただ、これもあくまで教頭が病気休暇を取得していることに伴う措置で、処分ではない。
そんな中で、教頭の配置転換を求める市民らの署名運動は拡大。ただ、署名運動を展開する男性は
「県教委や市教委は何もしていない。不倫をしても問題ないと言っているのと同じ」と指摘。
「処分をして教頭に自分の行いを認識させるべきだ」と訴える。なぜ、県教委は処分をしないのか。
教育長は定例記者会見で「法律に違反していないプライベート上の事案なので、
懲戒処分をする対象には当たらない」と説明した。関係者からは
「教頭が早期退職するのでは」との観測も漂う。そうなれば処分はできず、退職金も支払われる。
教職員課は異動や退職の予定について「人事に関わる」として回答を避けた。
他方で警察組織は不倫に厳しい。県警は「既婚者でありながら異性関係があった」として、
警察署勤務の40代男性巡査部長と30代女性巡査部長を、本部長注意とした。
県警によると、警察庁の指針を参考にして処分の基準を設けているという。確かに、
この指針には処分に相当する行為として「不適切な異性交際等の不健全な生活態度を取ること」
とある。職場とは関係ない人物と不倫した場合でも、処分の対象になるという。
「警察官の信用低下や品位の保持に関わる」ことに加え、
後々のトラブルにつながる可能性もあるという考えからだ。
警察官は不倫で処分を受けても教員に処分はないことに、県民の理解は得られるだろうか。
その事実をぶつけても、教職員課の担当者は「(不倫は)処分の基準にないので」と語るのみだった。 性加害行為を“受け入れられた”、と感じているくらいですから、加害者たちは自分がしていることを
「悪いこと」「相手を傷つける行為」だとは思っていません。だから「子どもから求めてきた」
「子どもはよろこんでいた」と主張するのです。何が彼らにそう思わせるのでしょう
それは、子どもと性行為をしたいという強い欲求です。欲求を具現化し、
完遂するために、認知みずからが見ている現実や感じていることを、歪ませます。
目に映っているのは恐怖でフリーズしている子どもでも、彼らは「黙って自分を受け入れてくれた」
と思い、痛みで目に涙がにじんでいるのを「目をうるませて感じている」と受け取る。
そしてとてつもない恐怖に怯えている表情を見て、
「かわいい」「愛おしい」と認知するのです。これを、“認知の歪み”と呼んでいます。
その定義は、「性的嗜癖行動を継続するための、本人にとって都合のいい認知の枠組み」です。
本人たちは子どもへの性加害をしたくてしたくてたまらないわけです。
しかも、くり返し何度でもしたいのです。しかし、自分のなかにも「逮捕されれば一巻の終わりだ」
「この子が誰かに話してしまうのではないか」という恐怖があり、それが多少なりとも実行を妨げます。
「そもそも許されないことだ」と罪悪感を抱きながら実行する者、終わった後に「これを最後にしよう」
と後悔する者もいます。人は、やってはいけないと思いながら何かを行うときに苦痛を覚えます。
背徳感を刺激されたと感じる者もいるでしょうが、それにも限度があります。
そこで自己や自分がしていることを正当化し、「自分は間違っていない」
「何も悪いことをしていない」と認知を歪めます。子どもが求めている、
よろこんでいるという、自分にとってだけ都合のいい現実をみずから作り上げるのです。
普通の人の耳にはふざけているとしか聞こえなくても、
当人にとっては長年かけて育んできた思考体系なので、大真面目にそう思い込み、
問題行動をくり返します。ハラスメントやDVをくり返す人にも特有の認知の歪みがあり、
性暴力をくり返す人にも当然あります。強制性交や強制わいせつ、痴漢、盗撮、露出
それぞれに特有の認知の歪みがありますが、「相手はよろこんでいた」
「向こうから誘ってきた」などは、どの性暴力にも共通しているといえます。 そのなかでも子どもへの性暴力をやめられない人たちには、ほかに見られない独特の歪みがあると感じます。
ここでは、クリニックで実際に加害経験のある当事者から聞いたものを挙げていきます。
認知の歪みとひと口にいっても、いくつかのカテゴリーに分けられますので、
そのうちのひとつを紹介しましょう。被害者の自己責任にする
あんな暗い夜道をひとりで歩いているから、触りたくなったんだよ。子どものほうから誘惑してきたから、
自分はそれに応じただけ。大人とセックスしたがる子ども、セックスが好きな子どももいるからね。
自分が起こした問題行動の原因が、ほかならぬ被害者にあるこれは子どもに加害した者に限らず、
多くの性暴力加害者に共通して見られるものです。こちらをチラチラ見ていたから、
お酒に酔っていて隙を見せたから、痴漢が多いという噂の車両に乗ってきたんだから
と性倒錯の種類によってその内容は異なり、それぞれにバリエーションは豊富にあります。
年齢にもよりますが、被害を受けたなかには「自分が何をされたかわからない」
という子どもが少なくありません。性についての知識がまだないので、
性的接触による加害行為に晒されても、はっきり被害を認識できないのです。
彼らはそこにつけ込んで加害するにもかかわらず、自分は誘われたという捉え方をしています。
知識がない子どもたちが「誘惑する」「セックスが好き」
というのは論理的に無理があると誰でもわかるはずです。また被害者の「落ち度」
を理由にするのも、認知の歪みのひとつです。実際には落ち度でもなんでもなく、
被害者はそこをたまたま歩いていただけだったり、たまたまその服を着ていただけだったりするのですが、
加害者の認知では「性的接触をしていい理由」になります。子どもの振る舞いを理由に、
子どももセックスしたがっている、子どものほうから誘ってきたという認知については、
次のようなケースがあります。〈私が子どもに手を出したなんて、とんでもない。子どものほうから
「おじちゃん、ちんちん見せて」といってきたんです。あのくらいの年齢の子だって、
エッチなことに興味津々なんですよ。親や先生にはいわないだけで。〉(男性・55歳)
小学校低学年の女子児童に何度も口腔性交を強いた男性の弁明です。 子どもがその行為のきっかけを作り、自分は子どもの求めに応えただけというのが、彼の認知です。
個人差は大きいですが、子どもにも多かれ少なかれ性的関心はあるでしょう。しかし、
それは大人と同じものではありません。それぞれの成長段階に応じて、変化していくものです。
「性的関心がある」と「性的接触をしていい」のあいだには、大きすぎる飛躍があります。
それを歪んだ認知によって一瞬で飛び越えて、彼らは子どもに対し行動を起こします。
子どもらしい好奇心を利用し、ときには誘導して子ども自身が望んでいるように思い込ませたうえで、
ひとりよがりな欲望を果たすのですから、卑劣としかいいようがありません。
もちろん被害に遭った当時、警察に相談しようかとか、そういったことも考えました。
ただ、やはり中学生だったので、警察にどう話していいのかとか。
いきなり言って逮捕されるものなのかなとか、そういったこともなかなかわからない状態で、
信じてもらえないかもしれないっていう思いで、当時は警察には行けなかったと思っています
警察に行こうと思ったのは、被害に遭って大学生の間しばらく家庭から離れて、
いろいろ自分の中でどうしたら納得できるだろうか。カウンセリングに行ってみたりとかやる中で、
やっぱりどうしても、納得は難しいなと。自分の中では飲み込めないなと、
そういうふうに葛藤して過ごしていたと思いますただ就職などもありましたから、
就職等を控える中で、大学4年生の10月に、機会があって、気乗りはしなかったんですけど、
どうしても父と会わなくてはいけないことがありまして、その際、ご飯を居酒屋で食べていたときに
“幸せになることが一番だよ“と。“何かできることがあれば、全然手伝うよ”と言われて、
一生懸命納得しようとしていた中で、なんでこの人にそんなこと言われなきゃいけないんだろうと
私はあなたのせいで、一生懸命精神科に通って、体調もなかなか整わない中で、
未来に不安を覚えてるのに。何でこの人に幸せって言われなきゃいけないんだろうと。
反省しているだろうと思っていたんですけど、私としては、悪いと思っていないというか。
父としてはあまり反省をしていないと。私としては、絶望もう一度、裏切られたというか、
そういった思いがあって、その日にやはり悔しかった。とはいえ、 被害に遭っていた当時というのは自分の感情がないような、無気力感がありました。生きていたくない。
自分を外から俯瞰したような。被害に遭った後に自分の中から感情がなくなってしまった。
中学生だったので、勉強しなくてはいけなかったんですけど、
思考することや暗記することが全くできない状況でした。
ですから目に見える形では成績が以前より目に見える形でがたんと落ちてしまったり、
思春期という時期だったが自分の感情がコントロールできないような感情の起伏が、
普段は無気力ということもありますが、突然感情が表出してしまって暴れてしまったりとか、
なんでそういうふうになっているのかというのは、まわりが実際は知らないので、ひどい思春期なのかなとか。
精神的に理由があるかなとかわからないまま、家族としてはうまくサポートできなかったりとか。
あとは肉体的な部分で言うとやはり朝起きられなくなったりですとか。どうしても夜、
自分に対して加害をしてくる人が同じ家の中にいて、ゆっくり安心して眠ることができないので。
眠ることはできるんですけど、安心して眠れずに日中、眠たいような状態だったりとか、
そういうのが当時の状態です。ですので、中学生、高校生の間も保健室の先生に助けていただいて、
熱とかが出ているわけではないのですが、ベッドで休ませていただいて。
学校では父がいないので安心して眠れる環境で、心と体を休息しながら過ごしていました。
その当時は、張り詰めていたので、どちらかというと何とかやっていたんですけど、離れて、
特に大学に進学した後の方が精神的な被害は大きかったかなと自分の中では思います。
例えば、保育の勉強をしていたんですけど、
虐待の実際のエピソードを聞いているうちにフラッシュバックしてしまって、
授業に出られなくなってしまったりですとか、その場を退出してしまって、
しばらく学校に行けなくなることもありました。
あとは、ニュースなどで同じような被害に遭った人を電車で見ていると、
電車に乗っていられなくなって吐きそうになったりということもありました。
そのあと肉体的な部分で出たのは、いまも薬を飲んでいるんですけど、
吐き気でご飯を食べられなくなる日もあります社会的影響、日常生活に難しくなることに対して葛藤はありました。悪いことをしていない 子どもへの性的嗜好を持つ者が、たったひとつの認知の歪みしか持っていないということはあまりなく、
だいたいいくつもの歪みが見られます。最近では、
行動化の段階において認知の歪みも連続性をもって変化すると考えられるようになりました。
これを「認知の歪みのスペクトラム」と呼んでいます。
どのように移り変わっていくのか、例をもとに考えましょう。
行動化前:自分は大人の女性に相手にされないから、子どもに手を出すしかないんだ。
行動化中:この子はまだ小さいのに、セックスが好きなようだ。どんどん気持ちよくなってきている。
行動化後:何をしても騒がなかったってことは、この子は自分のことが好きに違いない。ふたりは純愛で結ばれている!
このように、自分がしようとしていること、していること、してしまったことを、
それぞれの段階で正当化しながら加害のプロセスを前に進めていきます。
ひとつの歪みが次の歪みへとつながり、行動化に向けてどんどん背中を押されていきます。
行動化前の緊張や葛藤、行動化中の高揚感、行動化後の後悔や罪悪感、
そしてその後にくる次の行動化への渇望感といった具合に認知の歪みが連動していくのです。
もうひとつ例を挙げましょう。
行動化前:大人の女性とつき合うだけのステータスが僕にはないから、無条件に受け入れてくれる子どもとセックスするのは仕方ないよ。
行動化中:これはいずれ経験することだし、僕が先に教えてあげているだけなんだ。
行動化後:やっぱり今回も無抵抗だったから、あの子も僕との関係を望んでいたんだね! もっと素直に関係を求めてくればいいのに、恥ずかしがり屋なんだなぁ。
対象行為が子どもへの性加害行為なので問題ですが、こうした心の動きは、実は誰にでもあるものです。
みなさんがダイエットするつもりだとします。けれど、やっぱり好きなものを食べたい。
そんなときは、こう思うのではないでしょうか。「明日からダイエットするから、
今夜は焼肉を食べちゃおう」これは翌日からの食事制限に対する決意表明ではなく、
いま高カロリーのものを食べる自分を正当化しているのです。完食したら
「明日からダイエットがんばろう」のひと言で、いま焼肉を食べたのを“なかったこと”にするでしょう。 このように、認知の歪みとは、子どもを性対象とする者たちだけが持っているものではありません。
現実を自分の都合のいいように解釈し問題行動を継続することは、
誰にとってもあらゆる場面で起きることです。もしかすると自分たちも、
いまの時点でなんらかの歪みを抱えているかもしれません。そう考えると彼らを安易に「異常」と見なし、
自分たちとは別種の人間と線を引いて遠ざけることはできないと感じます。ひとりひとりの認知の歪みは、
社会全体の歪みにつながります。性犯罪において「原因は被害者にある」という考えは、
小児性犯罪に限らず性暴力加害をした者に共通の、認知の歪みだと先述しました。
しかしこれが彼らだけに限った話でないことは、性暴力事件について報道されると必ず、
広く社会全体から被害者の落ち度を責める声が噴出することからもわかります。
女性の側に落ち度があったのではないか、男性が「誘われている」
と勘違いしてもおかしくない行動をしていたのではないか、夜道をひとりで歩いていたのではないか、
酔っ払っていたのではないか。これらは性犯罪発生の原因を被害者に求める、
いわゆる自己責任論であり、二次加害(セカンドレイプ)そのものです。何度もくり返しますが、
性犯罪が起きる理由は加害者にあります。家の鍵が空いていたからといって、
空き巣に入るのは犯罪です。家の鍵を空けていた人が悪いと責められることは、まずありません。
同じようにどこを歩いていても何を着ていても、性加害していい理由にはなりません。
この考えが社会で少しずつ共有され始めてはいますが、いまだ被害者を責める声は大きいと感じます。
被害に遭ったのが小さな子どもの場合、その子自身の自己責任が問われることはほとんどありません。
乱暴な言い方をすると「変態が子どもを毒牙にかけた」と思われる場合が、ほとんどです。
低年齢であればあるほど、そうした声は上がりません。が、10代半ばになると事情が変わるようです。
有名タレントが自室に女子高校生を呼び出し、強制わいせつを行った容疑で書類送検されたときは、
「自分から部屋に行ったのに被害者ぶるなんて」「有名人と近づきたかったくせに」
と被害者が激しくバッシングされました。高校生ですから16〜18歳、まだ子どもです。 「キスされたくらいで騒ぎすぎだ」など被害を矮小化する声も多かったと記憶しています。
こうしたセカンドレイプは、性加害者らが抱える認知の歪みとそっくり同じだと感じます。
被害に遭った子が低年齢であれば、その保護者、特に母親の責任が問われる傾向にあります。
親が子どもをひとりにしているときに被害に遭えば「目を離していたからだ」、
服装によっては「子どもらしくない、マセた服装をさせるから、加害者を刺激したんだ」
などのように、子どもの被害の原因を作ったのは親であるといわんばかりです。
これも加害者にとって非常に都合のいい発想です。小3女児殺害事件で強制わいせつ致死、
殺人などの罪に問われた男は、裁判員裁判で検察側に対して、「(被害児童の)親の責任です」
「(親が)守っていればこんなことにはならなかったと思う」「ひとりで行かせたから事件に遭った」
といった主旨の発言をしたと報道されています。「子どもが親の目を離れている」というのと
「性暴力被害に遭う」のあいだには、本来まったく因果関係がありません。
しかし両者をつなげて「子どもが性暴力被害に遭うのは、親のせい」という認知が広まることで、
メリットがあるのは誰でしょうか。そのことを、社会全体でいま一度考える必要があると思います。
経営トップによるセクハラ行為や女性絡みの経費流用など、
モラルハザードによる不祥事が相次いでいる。ホールディングスの子会社は、会長の解任を発表した。
同社によると、懇親の場で酒に酔って女性の体を触ったことが内部通報で発覚。
内部調査の結果、セクハラ行為があったと認定し、解任に至った。実はグループでは、
ホールディングスの会長グループCEOが高級クラブでホステスの女性に暴行したとして辞任。
ホールディングスの社長が懇親の場で酒に酔って女性に抱きついたとして解任されている。さらに、
総合光学機器メーカーの社長が親密な女性が関与していた飲食店の支払いなどに会社の金を3000万円超流用したとして辞任している。
コーポレートガバナンス(企業統治)の欠如やコンプライアンス違反ですまされる話ではない。
海外の企業からすれば、日本企業の前近代性を露呈した事案であり、
従業員にしても社員バッジを外したくなるような不祥事である。 そもそも、こうしたセクハラ行為や女性に関係する事件を引き起こしそうな人をなぜ役員に登用したのかが不思議だ。
石油元売り業界は実質2社の寡占状態になっており適切な競争原理が働いているとはいいがたい。
そのような業界構造が企業体質やトップ人事に反映されことは不祥事を連発している一つの要因だろう。
しかし、それだけが原因ではない。人事や法務の責任者たちは、日本企業の役員人事の甘さについて口々に指摘する。
外資系企業では双方の合意がある社内不倫であっても辞任に追い込まれるケースが珍しくない。
複数の米系大手企業の人事部門を経験したことがある日本の消費財メーカーの人事部長は「アメリカの大手企業では、
たとえ不倫ではなくても上司が部下と関係を持っている事実が判明すれば行動規範違反として処分されます。
部長クラス以上の幹部は解雇も珍しくありません」と語る。
そして役員登用の際の“身体検査”に関しては「過去の女性関係を含めて徹底的に調査します。
他社から役員を招く場合も外部の調査機関を使って調査しますし、
そこで過去に女性関係でトラブルがあったり、女性関係にだらしない人といった噂でもあれば、
決して役員にすることはありません」と語る。確かに今回のような事件が発生すれば、
株価や営業活動においても大きな損害を与えることは必至だ。では日本企業はどうなのか。
人事部長はこう語る。「甘いなと思います。役員人事は経営トップの専管事項であり、
トップの信頼が厚いというだけでたいした調査も行われずに選ばれる。
実際に役員の女性関係の噂が飛び込んでくることもありますし、この人、大丈夫かなと思うこともありました」
その後、人事部長は経営トップに具申し、役員候補者の女性関係の調査をすることになったという。
「社内の懲戒規定の処分歴などをデータベース化し、一目でわかるようにしました。
過去の女性関係で処分歴だけではなく、外部の調査会社に委託して素行調査を実施し、
問題があればトップに伝えるようにしています」と語る。ようやくこのレベルなのだ。企業体質によっては、
素行調査に問題があっても「トップの信頼の厚さ」が優先され役員に就くことは考えうる。
では他の企業はどうなのか。役員に関しては一応役員規程を設けているところも多い。サービス業の人事部長はこう語る。 「役員の要件として『能力、実績、品格・人格が優れていること』という文言があります。
もし女性関係に問題がある人であれば、とても品格があるとはいえません。しかし、
本人について詳しくチェックしているわけではない。実際に不祥事が発生すれば処分されるでしょうが、
発覚しなければ見逃される可能性はあります。もし、将来の役員候補と言われている人であれば、
人事担当役員から『身辺整理ぐらいちゃんとやっておけ』と言うことはあると思います」
役員登用に関しては厳格な規定もなければ、事前の調査などチェック体制も整備されていないという。
そうなると、役員昇格後ないしは社長になって発覚した場合に処分するしかないことになる。
「たとえば妻子持ちの役員が社外で不倫をしている場合はそれほど問題にしません。
プライベートの時間内の非違行為なのか、
職場の秩序を乱す行為なのかに分けて考えています。社内の場合であっても、
例えばある部署の役員と秘書役の女性がつきあっているようだという通報に対して、
しっかりした証拠がない限り、追求することはありません。ただし、2人の関係を職場の誰もが知っていて、
嫌な思いをしているなど、職場の秩序を乱している可能性がある場合は調査に入ります。
その結果、事実が判明し、役員の信頼が職場で失われ、
業務に支障を来していれば役職の剝奪や降格の処分をすることになるでしょう」
噂になっている程度なら何もしないし、
職場内の不倫が周囲に知られていても証拠がなければ問題にすることもない。
業務に支障を来すような事態が判明して処分を下すという事後的な処理をする企業が多い。
しかしこうした事後チェックは時代遅れだ。幹部がセクハラ問題を引き起こせば顧客や株主の批判を浴びて、
会社の信用を著しく傷つける。その芽を防止するリスク管理の観点から厳格な倫理規定と事前チェックが求められる。
日本特有の問題として女性役員が少ない。
近年女性の社外役員は増える傾向にあるが、内部登用の女性役員はいまだに少ない。
女性役員が増えれば、少なくともハラスメント行為を起こしかねない幹部社員のチェックも厳しくなり、
役員に登用されることも少なくなるだろう。社内・
社外を問わずセクハラ行為を引き起こしかねない役員を一掃することは、なにより社員が切望している。 教頭が同僚にセクハラ行為をしたとして懲戒処分を受けた。50代の教頭は、
同じ学校の職員と飲食店で2人で食事をし、そのあと自家用車の中で好意を伝えホテルに誘いた。
翌日、この職員が同僚に相談して発覚した。教頭は事実を認め、
「仕事を頑張っているので元気づけたいと食事に誘った」と話し「反省している」と話しているという。
同僚職員に精神的苦痛を与えたとして教頭を減給10分の11カ月の懲戒処分とした。
同僚の学校職員をホテルに誘い、精神的苦痛を与えたとして、
50代の教頭を減給の懲戒処分にしたと発表した。減給1か月(10分の1)
の懲戒処分を受けたのは、50代の教頭。教頭は、飲食店で同僚の職員と食事をした後、
自らが運転する自家用車の中で同僚に好意を伝え、
ホテルに誘い精神的な苦痛を与えたとされていす。教頭は「同僚が普段仕事をがんばっていたので、
美味しいものを一緒に食べて元気づけたいと考え食事に誘った」とした上で、「もともと好意があったが、
二人で一緒にいる中で思いがあふれホテルに誘ってしまった。始めからホテルに誘うつもりはなかった」
と説明しているという。翌日に同僚職員がほかの同僚に相談したことで発覚した。教頭は
「教育公務員として資質に欠ける行為であったと深く反省している。許されるのであればお詫びをして、
ご家族にも謝罪する機会をもらえることを願っている」と話しているという。
教頭に辞職の意向があるとの報告は受けていないとしていす。
同僚に好意を伝えるなどして精神的な苦痛を与えたとして、教頭を、
減給の懲戒処分とした。減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けたのは、
50代の教頭。教頭は、昼ごろ、同じ学校に勤務する職員と2人で飲食店で食事をした。
その後、教頭は、自家用車の車内で職員に好意を伝えた上でホテルに誘った。
教頭のこうした行為により、同僚職員は精神的な苦痛を受けた。教頭は
「日頃の仕事を頑張っていることをねぎらうつもりで食事に誘った。教育公務員として深く反省している」
と話しているという。50代の教頭は、同僚の職員と2人で飲食店に行った後、
自身が運転する車の中で好意を伝え、ホテルに誘ったという。
「同僚職員が仕事を頑張っていたので食事に誘った」「元々好意はあったが2人で一緒にいる中で思いがあふれてしまった」 複数人で石を投げて、合宿先施設の窓ガラスを大量に割ったサークルがあると聞いたこともあります。
そんな奴らが就活で『サークルに力を入れてました』とかアピールするのも腹が立つんで、
旅館なども一丸になって厳しく対処してほしいです」
「自分の参加していたサークルはフットサルやテニスなどいろんな運動もするんですけど、
基本的には飲み会がメインでした。夏に合宿先で運動してからお酒を飲んだら、
ふだんより酔っ払う人が多くて、吐くわ漏らすわで、部屋がぐちゃぐちゃになったことも。
布団や水回りは汚物まみれだし、花瓶の中にも吐く人もいました。
宿泊先には謝罪や弁償をしましたが、これは自分もいつか痛い目見るかもと思って、
以降は参加しなくなりました。他人事じゃないなって思いましたね」
「お酒を飲み過ぎて宿の部屋のトイレと洗面台と浴室を吐しゃ物で詰まらせてしまったという話は聞いたことがあります。
どうやら嘔吐する人が続出したために吐ける場所がなくなってトイレ以外でも吐いてしまったらしく、
恥ずかしいからと宿泊先に謝罪もせずに帰ったようです」
合宿でタガが外れた大学生が未成年に飲酒を強要し、
トラブルや犯罪に発展することもあるようだ。「運動系のサークルは出会い目的の人も多くて、
わざわざ合宿に参加する人は飲酒か異性目的だと感じました。未成年の子でも雰囲気に流されて、
普通に飲酒しているみたいだし、酒癖の悪い人たちになると喧嘩し始めて殴り合いとかもあるみたいで。
何かしら壊れてもおかしくない状況のようなので、今後も合宿には参加したくないですね」
「飲みサーも多いんですけど、特にオールラウンドサークルは酷かったみたいですね。
合宿ではもちろんのこと、ふだんから飲み過ぎて倒れる人がいるみたいです。
合宿先で未成年の女の子を酔わせて抱いたみたいな話もあって、しかも屋外で行為した人もいるらしくて
変なことしないでくれって思いますね。不同意性交とか公然わいせつとして明るみに出たら、
今回のように大学名に傷がついて、サークルに入ってなくても迷惑がかかるんですから」
話を聞いた若者のうち、擁護する声は皆無だった。
同世代の学生たちにも突き放された名門大学の“バカ騒ぎサークル”は、
今後存続できるかも不明だが、とりあえずサークル名は変えたほうがよさそうだ。 児童ポルノは、それを望む大人たちが性的な興奮や満足感を得るため、
あるいは商業的な利益を得るために作られ、流通や譲渡がされるものです。
そうした一部の大人にとってはメリットがあるものですが、子どもにとっていいことはひとつもありません。
児童ポルノの被写体となるのはまぎれもなく性被害です。被害に遭った子どもがひとりいる、
これだけでも大問題です。性暴力被害について「1 is too many」
という言葉があります。被害を受けたのがひとりでも多すぎる、
ひとりの被害者も出してはいけない、という意味です。児童ポルノの問題は、
ひとりの被害者の存在によりほかにも被害者が生まれるかもしれない可能性を秘めているというところにあります。
クリニックで行っているのは、再犯防止を目的とした治療プログラムです。その観点からも、
いまの社会で児童ポルノの影響力は非常に甘く見積もられていると感じます。これまで直接的、
間接的に関わってきた子どもへの性加害者らはほぼ全員、児童ポルノから何らかの影響を受けています。
まず、これまでクリニックに通院した者117人のうち112人に児童ポルノ動画や画像を見て
マスターベーションをした経験があります。児童ポルノに触れたことがないという加害者のほうが、
稀なのです。たとえば、盗撮の問題行動があってクリニックに通っている者が全員、
事前に盗撮に関するポルノを見ているわけではありません。痴漢についても同じことがいえます。
痴漢が常習化すると痴漢モノのAVなどを毎日のように見ることになるケースはめずらしくないにしても、
最初に痴漢行為に手を染める前にそうしたものを見ていたかというと、
全員がそうだとはいえないのです。痴漢は、満員電車でたまたま女性の身体に触れてしまい、
その衝撃からはまってしまった、というケースが多く、「もともと痴漢に興味があって、
いつかやってみたいと思っていた」者はどちらかというと少数派です。
またそのような動画を模倣して行動化する痴漢は多くはないこともわかっています。
それらと比べると、児童ポルノと実際の加害行為の結びつきは圧倒的に強いように見えます。
児童ポルノを見ているからといって現実の子どもに加害をするとは限らないこれは断言できます。 しかしそれを理由に、
加害者らが100%に近い割合で児童ポルノを見ていたという事実を矮小化することはできません。
児童ポルノ禁止法をめぐっては、「児童ポルノの製造や運搬、提供、
陳列だけでなく単純所持をも懲罰の対象とするのは、表現者・創作者を委縮させ、
文化や自由な表現を後退させるものではないか」という意見がみられます。
1996年の法律施行時には「児童ポルノを所持した者」は懲罰の対象になっていませんでした。
2014年に改正されて単純保持についての事項が追加されましたが、
その前には賛成派と反対派による激しい意見の衝突がありました。
児童ポルノの製造が懲罰の対象になるということに対して異論がある人は少ないと思います
が、そうでもないようです。製造の現場には被害児童がいますから、
製造に携わる者は関わり方に程度の差こそあれ加害者といえます。
しかし“表現の自由”として法律で取り締まることに反対する意見があります。
ヘイトスピーチに対しても表現の自由を主張する声は根強くありましたが、
2016年にヘイトスピーチ解消法(正式には、
本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律)
ができました。他者を攻撃し、貶め、その尊厳を奪うことは表現ではなく、
暴力です。人に暴力を振るう自由などあっていいはずがありません。
同じく子どもの人生を大きく左右しかねないほどの搾取、
加害行為をすることも“表現”とはいえないでしょう。これもまた暴力、
虐待行為でしかないことを関わっている人たちはよく自覚しなければなりません。
子ども自身が同意していたといっても、
その子がこの先受けるであろう苦痛や将来にかけての影響を理解しないままの同意は、
真の同意とはいえません。子どもへの加害行為を前提として製造されたものを流通、
インターネットなどで拡散させることもまた違法とされるのは、納得がいきます。
一連の流れに関わることは表現でもなんでもないでしょう。ではそうした児童ポルノを“所持する”
ことについてはどう考えればいいでしょう。単純所持とはその目的が「自己の性的好奇心を満たす目的」
である場合に限られています。研究や報道を目的として所持している場合は該当しません。 また「自己の意思に基づいて所持するに至った者であり、かつ、
当該者であることが明らかに認められる者」のみが懲罰の対象になります。
つまり「嫌がらせなどで、その人が所有するパソコンに児童ポルノの動画を入れておいた」
などの場合はこれに当たらないということです。
法改正以降、単純所持で検挙される数は大幅に増えています。
しかしこれもまた氷山の一角であることはいうまでもありません。
加害者臨床の現場では、単純所持についてはどう捉えているのか。
先に結論をいうと、法律で禁止されることは妥当であると考えています。
個人の性的嗜好を法で規制することの是非を問う声があります。
児童ポルノの製造が表現の自由なら、所持するのも自由だという主張です。
しかし、彼らが楽しんでいるものは子どもの犠牲のうえに成り立っています。
そうした児童ポルノに需要があるという前提のもと、また新たな児童ポルノが製造され、
被害者が増えます。“個人のお楽しみ”で片づけていい話ではないのです。
「現実とファンタジーの区別はついている。児童ポルノを見ても、
実際の子どもに手をかけるなんてことはない」というのは、典型的な認知の歪みのひとつです。
自身が子どもに加害行為をしてなくても、それに加担している事実に蓋をしています。
「Hな人を優先的に採用してるの」石油元売り最大手では、22年に会長、23年に社長、
2月にグループ会社の会長と3年連続で経営トップがセクハラ行為で辞任しました。
この前代未聞の問題は、なぜ起きたのでしょうか。また刷新される経営陣には、
どういう課題があるのでしょうか。最近は、「社員はモラルの欠けた人間ばかりなんですか」
という質問をよく受けます。しかし、実際の社員がモラルの欠けた人ばかりということは、断じてありません。
コンサルタントとして携わった他の多くの企業と比べて、むしろ倫理観が高く、真面目な社員が多くいます。
飲み会に参加しても、仕事や人事の話題が多く、下ネタなどはほとんど耳にしません。
では、そんな倫理観が高く、真面目な社員の中でも出世競争を勝ち抜いた経営者が、
なぜセクハラ行為に及ぶのでしょうか。それには「圧倒的に宴席の数が多い」こと、そして
「宴席を利用して仲間づくりができる人が出世する社風」という2つの理由があると思います。 部長クラスで「酒を飲まない」という人は皆無。半分くらいは「平日は毎日酒を飲む」という感じでした。
年間250回酒を飲むとすれば、60代前半で経営者になるまでに1万回くらい酒を飲んでいる勘定です。
皆さんも100回酒を飲んだら、ときにはへべれけになったり、
酒の失敗もあると思います。ズボラな人であれば立ち小便、乱暴な人なら器物破損、
そしてスケベな人であればセクハラもありえるでしょう。年に250回も酒を飲んでいれば、
どれだけ高い倫理観を備えた人でも不適切行為に及ぶ可能性は高まります。
近年は当然コンプライアンス意識が高まり、内部通報制度も充実してきました。
そのため以前なら、「このくらいは」と見過ごされてきた不祥事が問題視されやすい状況にあります。
また、これまでに辞任した会長、社長といえば、会社の顔です。
ほかの社員よりも高いモラルを求められるにもかかわらず、
古い意識をアップデートできなかったことなどが一連の不祥事につながったのではないでしょうか。
では、なぜ社員はそんなに酒を飲むのか。また、酒の席で失敗を犯すような人物がなぜ出世し、
経営トップにまでなれるのでしょうか。まず、石油会社の仕事が「簡単である」
という事実に着目する必要があります。石油製品の製造(精製)は、大きな技術進歩がなく、
100年以上も前からほぼ同じ方法が続けられています。販売は、石油会社の社員が売るわけではなく、
各地域の特約店がサービスステーションを運営して売ってくれます。石油会社の仕事は簡単かつ、
もはや改善の余地も少ないので、ほかの社員よりも抜きん出た成果を上げるのは、まず困難です。
一般社員なら、できて当たり前の仕事をちゃんとできなかったら減点評価となります。
では、プラスの成果で差がつかない状況で、経営幹部をどう選抜するのでしょうか
ここでポイントになるのが、「仲間づくりと宴席」です。昔は労働組合の力が強かったので、
組合幹部と酒を酌み交わし、手なずけるのが製造部門・人事部門にとって重要でした。
有力特約店にヘソを曲げられては困るので、特約店の経営者を接待して機嫌を取ることが販売部門の
“最大の仕事”でした。社員や特約店と酒を酌み交わして自分の仲間に引き入れると、
「あの人は人望がある」と評判になります。 ほかにこれといって評価項目がないため、評判が上がるだけで、幹部に引き上げられる傾向にあります。
辞任した3人すべてが酒の席で不祥事を起こしたのは、この特殊な社内風土を象徴しています。
過去にも宴席での不適切行為はあったはずです。ところが当時は「たまにはそんなこともある」
「誰でもやっている」と大目に見られ、出世にマイナスになりませんでした。むしろ、
「あいつもなかなか人間臭いところがある」と評判を高めることすらありました。社外取締役らは、
辞任した経営者たちの「倫理観の欠如」を問題にし、コンプライアンス体制を強化しています。
しかし一方で、これでは根本解決にはならないと思います。それよりも、「仕事がデキる人」より
「酒が飲めて仲間づくりが上手な人」を取り立てる評価・昇進の仕組みにメスを入れる必要があります。
新歓で、女性を騎馬戦のように担ぎながら『ワタシといかが』
って聞き回っている陽キャっぽいサークルは見かけました。少しでも興味を持っている子に対しては、
肩に手を回してどこかに連れていってたし、いわゆる“ヤリサー”に入部した1年生の子がいて、
新歓のカラオケでその子を含めた女子2人と男の先輩2人で“シテしまった”そうで。
無理やりではなかったそうですが、そのときの行為を動画に撮られてしまって困っていると言ってました
酔いつぶれた女子の陰部にイタズラしたみたいな話も聞いたこともあります。
あんな光景、誰かがSNSにアップしてたら炎上して人生終わってましたね(苦笑)
そこはオールラウンドサークルという位置づけなのですが、とにかく性に乱れているといいますか。
上級生による”お持ち帰り”は毎回のようにあるし、なかにはサークルの上級生全員と
“シタ”ことある女性もいて、先輩たちからは影で『フリーWiFi』って呼ばれてました。
また、そのサークルでは女性たちが飲み代をすべて払う慣習もあって、
女性が男性を養うために、ほぼ全員が水商売で働いていました。
それこそサークル内の推しメンに貢ぐために風俗で働いている子もいましたし、
在学中にAVに出た子がいたって話も聞いたことがあります。
夏合宿も貸し切り露天風呂に男女一緒で入るのが恒例行事になってるとかで、
そういう異様なノリがキツすぎて半年で辞めちゃいましたね 特別支援教育の支援員は、お気に入りの生徒の生活補助や学習支援だけでなく、欲望の赴くままに
「個人授業」まで行っていた。自家用車の中で生徒と複数回、わいせつな行為をしたとして、
中学校に勤務する特別支援教育支援員の職員が懲戒免職処分となった。
支援員は休日などの勤務時間外に、生徒を自分の車に乗せてドライブし、
停車中の車内で情事に耽っていた。特別支援員は特定の学級ではなく、
複数のクラスを受け持ち、誘惑された生徒は、日頃から接している教え子のひとりだった。
「支援員は特別支援学級や通常のクラスに配置され、
障害があるないにかかわらず、全体の動きを見ながら学習が遅れていたり、
個別に指導が必要な生徒の生活補助や学習支援をしています。
対象が特定の生徒ということもあれば、全体を見て複数の生徒を支援するケースもあります」
支援員は、1年契約で会計年度任用職員として採用。
学校教育課は支援員の年代と生徒の性別について、「生徒の特定につながる可能性がある」
として公表していない。生徒が支援員との密会を周囲に漏らしたり、
2人きりでいる姿を誰かに見られることはなかったが、意外な展開から
「車内プレー」を繰り返していたことが明らかになった。支援員が自ら学校長に、
生徒との不適切な関係を申し出たという。懲戒処分の対象になる「淫行」を、
本人が打ち明けた理由について学校教育課にたずねたところ、こう回答した。
「我々の把握の中では支援員から学校長に、そういうことを伝えたということです。
2人の関係がバレそうになったから現状では、
そこまでお伝えすることはできません」特別支援学校の1年目の新任教諭(23)が、
動画投稿サイトで知り合った17歳の高校生を自宅に連れ込み、わいせつな行為をしたとして、
懲戒免職処分になった。6歳年上の教師と高校生の「禁断の恋」が発覚したきっかけは、
居酒屋で一緒に酒を飲んだ際、高校生が体調不良を訴え、
救急隊と警察官が駆け付ける騒ぎになったことだった。「教諭は警察から事情を聴かれたことから、
職場に連絡があると思い翌日、自ら校長に事の経緯を報告しています。
その中で一緒にいた高校生との関係について『お互い好意をもっています』『キスもしました』
と伝えたそうです」年の離れた生徒に手を付け1年経たずにクビとは背徳感が暴走 学校に勤める41歳教師がソープランドなど複数の性風俗店で働いていたことが発覚、
懲戒処分となった。学校の41歳教師は半年間にソープランドなど複数の性風俗店で、
不特定の客に対する性的サービスや性行為を行い報酬を得ていたという。
教師は学校業務終了後や休日を使って、週二回ほど性風俗店で働いていたが、
学校業務について特に問題はなかったという。しかし学校に「教師がソープランドで働いている」
と匿名の通報があり兼業が発覚した。無届の兼業として教師に停職6か月の懲戒処分をした。
41歳教師は「仮想通貨に関する投資詐欺で経済的に苦しくなり、
家族を養うために風俗店での兼業を行おうと思った」と話し辞職した。教職員の兼業について
「教育の質的向上に資するもの、自分の業務に影響ないというものであれば認められる」
としてソープランドなど性風俗店での兼業は認められない、との考えを示した。教諭は、
勤務後や休日に週2回、複数の風俗店に勤務していた。仮想通貨の投資詐欺に遭い経済的に苦しく、
「家族を養うためにやむを得なかった」と説明しているという。辞職が承認された。
また、主幹教諭(48)は、虚偽のセクハラ被害を申告したとして、減給10分の1(3か月)となった。
日頃から不満を持っていた教員を陥れようと、知人の教員になりすまして相談窓口に投稿した。このほか、
生徒に馬乗りになって体罰を加えた主任教諭(63)、布テープで生徒を椅子に縛り付けた公立中教諭
(64)、再任用が決まった職員に辞退をしつこく迫った特別支援学校校長(60)も処分された。
女性に睡眠導入剤を摂取させて性的暴行を加えたなどとして、
準強制性交等などの罪に問われている高専の元職員の裁判。
被害に遭った女性は教え子も含め7人に上り、検察は懲役30年を求刑した。
起訴されているのは、高専の元技術職員(59歳)。教え子を含む当時10代から20代の女性7人に、
睡眠導入剤を混入させた飲食物などを食べさせて抵抗できない状態にし、
性的暴行を加えた罪に問われ、これまで10回起訴された。検察側は、
被告は性的行為の様子をビデオカメラで撮影までし、「性犯罪の枠をはるかに超え、
人体実験とでも言うべき、まさに悪質極まりない犯行」などと指摘し、懲役30年を求刑した。 緊急事態宣言が続き、ピンクサロンも、20時までの時短営業だった。20時になるとピンサロを含む、
すべての店は電気を消して閉店準備となる。ピンサロ街の方向から女性が続々と駅に向かう。
おそらく仕事を終えたピンサロ嬢たちだ。彼女たちの疲れた後ろ姿は、もの悲しかった。
駅前にピンサロの仕事を終えた福祉系大学3年生がやってきた。
学費と生活費のために大学1年からピンサロや激安デリヘルで働き、
今も大学生をしながら風俗のダブルワークを続ける。自宅は家賃5万5000円、
日本学生支援機構の第二種奨学金を月8万円借りている。駅前の店は、どこも開いていない。
仕方ないので、反対側の南口で話を聞くことにした。肌寒いので何本か缶コーヒーを買う。
「ピンサロは今、12時〜20時の営業でシフト制。いつもは16時からの遅番なので4時間しか働けない。
コロナでお客さんは半分くらいに減って、私は大丈夫だったけど、みんな出勤制限がかかったり、
お客さんがいなかったら早退させられたりしてる。店はそういう人件費削減をしていますね」
コロナによって風俗嬢の働き方は大きく変わってしまった。デリヘルやソープランドなど、
一般的な風俗店は完全出来高制で、お客が減るとダイレクトに収入が減る。
お客が半減したなかで収入を維持させるためには、長く待機してお客を取る、
もしくは直引きするか。直引きとは、お客さんと店を通さずに会って稼ぐこと。風俗嬢たちは、
それぞれ工夫しながら生き残りを図っている。一方、ピンサロやキャバクラは店舗型の営業で時給制だ。
女の子たちは店側に管理されている。店の支出は人件費がほとんどで、
出勤日数や働ける時間を減らして調整する。お客が半減すると、
女の子たちの働く時間も半分に減らされて時給制のキャバ嬢やピンサロ嬢たちは、
コロナの影響をモロに受けている。ピンサロは、若い女の子は現状維持、
売れない女性や年配女性の勤務時間が減らされているようだ。「上京してすぐデリヘルで働いて、
それからピンサロに移った。いろんなピンサロで働きました。回転系の店でみっちりやっていたときは、
朝7時〜23時の通しとか。時給2300円くらいだったかな。休憩なしの2300円×16時間で、
日当はまぁ3万6000円くらい。夏休み中はそれを週5日とかやって月収は70万円くらいでした そこまでやると、さすがに疲れます。ずっと誰かと性行為をしているので、本当にキツイです」
ピンクサロンは2回転、3回転の制度があり、ピンサロ嬢たちはひたすら口淫という過酷な労働になる。
「回転系の忙しい店だと、本当に1日100人とか。キツいです。回転だからバックが付かないので、
モチベーションが上がらない。余計にキツい。どんだけフェラをやらされても、報酬は時給だけ。
普通、ピンサロって1人付いたら時給とは別にプラスいくらっていうところが多いけど、
回転系の店はもともとの客が払う金額が安いから、女の子にバックが入らない。私がいたところは、
そういう条件の悪いところ。だから、今は回転なしの店でやってます」少しポッチャリとした体型で、
雰囲気は地味だ。やはり中学や高校のクラスでは目立たないタイプだったようだ。実家は、
シングル家庭。物心ついた頃から父親はいなくて、母親は雇われの美容師をしながら育てた。
美容師の収入は低い。大学進学費用をまかなえるような家庭ではなかった。「母子家庭で、
さらに現役時代に未払いで年金をもらえていない祖父母がいた。母親は給料13万とか14万円で、
住宅ローンも抱えている。学校とバイト先の往復で、恋人みたいな存在はできたことがなかった。
処女のまま上京、男性経験が一切ないままデリヘルに勤めている。
交流サイト(SNS)で知り合った小学生への強制性交等や児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)
の罪に問われた東京都豊島区南池袋1丁目、無職慎被告(29)の判決公判があった。
裁判長は「被害者の判断能力の未熟さにつけ込んで言葉巧みに手なずけ、
繰り返し犯行に及び悪質だ」として懲役5年(求刑懲役6年)を言い渡した。
松山市のホテルを予約して撮影機材を持参するなど、
計画性があったと認定。被害者親族の厳しい処罰感情は当然だとし
「被害者の心身への影響を顧みることなく動機や経緯に酌量の余地は全くない」と強調した。
偽名を使い、初めて会ってすぐホテルに向かった点などを挙げ、
交際関係の延長だったとする弁護側主張を退けた。大山被告は23年5月26日と6月23-24日、
市内のホテルで小学生と性交し、その様子や小学生にさせたわいせつな行為、
裸などを動画撮影機能付きのデジタルカメラや携帯電話で撮影し、保存するなどした。 「臆病な自尊心」と「尊大な羞恥心」に振り回されて虎になってしまう、という小説
は教科書でも馴染み深いが、その作者は、虎よりもケダモノのような所業を重ねていた。
どういうことか、見ていこう。思い出すのは、現代文の授業で彼の出世作を読んだ記憶と、
著者紹介で見た分厚いメガネに、痩せた顔という人は多いと思います。外見から、
生真面目なガリ勉タイプだと思いこみ、その私生活のエピソードを聞いて印象が裏切られ、
驚くのは当時の人びとも現代のわれわれも同様でしょう。喘息持ちでしたが、
それなりに運動神経はよく、東京随一といわれたダンスホール「フロリダ」
の一流ダンサーの女性相手にさっそうと踊って評判を取っています。また東京大学3年の頃には、
性のことなど何も知らず、卒論のテーマ選びだけで頭がいっぱいのクラスメートたちを後目に1人遊郭に行き、
そこでの体験をさらっと語って聞かせるなど、典型的な遊び人でした。
結婚することになる女性ともいきなりセックスにもちこんで付き合い始めていますし、
すでにセックスフレンドだった通称・パン子(娼婦の意)とは同時並行的に付き合っていました。
どうやら複数の女性と、関係をお互いにオープンにして付き合いたいというのが性癖だったようです
(とはいえ、意中の女性に他にデートする男性がいるだけで嫉妬していたようですが)。
このように下半身の素行不良が目立つ、文筆活動を続けるかたわら、
教師として高校に勤めていました。大丈夫かと思ってしまいますが、まったく大丈夫ではなく、
教師をしていた頃には複数の女子生徒に手出しをしていたようです。妻の証言によると、
裕福な家庭の娘とはとくにねんごろで、妻子がいる身でありながら、別荘でかしずかれながら、
水入らずの1ヶ月過ごしたことまでありました。どのように関係を認めていたのか、
気になるところですが、「お世話で過ごし帰った時は、十日間ほど口をきいてくれませんでした」。一方、
家庭内のことはほとんどすべて話し、生後3日で亡くなった長女のことを聞いた訪ねてきたこともありました。
しかし、対応してくれると思っていたのであろう、彼女が女学校を卒業した後も通算で10年間ほども続きましたが、
人でなしレベルは、もはや欲望のままに生きる虎とかケダモノというより、「鬼畜」というべきでした。 少なくとも八人の女性と不倫関係にあったとされる教頭(59)が、定年まで2年を残して早期退職した。
県教委が発表した人事異動で明らかにした。県教委によると、教頭は「一身上の都合」
を理由とする辞職願いを学校に提出。県教委は教頭の意向を踏まえた市教委からの「内申」に基づき、
教頭の退職を認めたという。県教委教職員課は「退職はあくまで本人の申し出だった。
退職を促したわけではない」と説明。退職を申し出た時期や理由は「個人のことに関わる」
などとして明らかにしていない。民事訴訟の判決などによると、教頭は16年間、
8人の女性らと不倫関係にあったとされる。不倫相手の約半数は教職員。教頭は不倫を否定したが、
判決は不倫を事実と認定した。これに対し、市民ら約900人が「子どもを守る学校で働く資格はない」
などとして、教頭の配置転換を求める署名を市教委に提出。教頭は病気休暇を取得して以降、
出勤していなかった。不妊治療と称して知人女性にわいせつな行為をしたとして、準強制性交の疑いで、
県立高の家庭科教諭(55)を逮捕した。霊能力者を自称しており「ご先祖様も良いと言っている」
「赤ちゃんが見える」と言い、わいせつな行為を治療と信じ込ませたとみている。
「だます気はなく、不妊治療の一環だった」と否認している。家族と数十年以上前から交流があり、
数年前から知り合いだった。逮捕容疑は、ビジネスホテルの一室で、当時30代の女性に対し、
わいせつな行為をしたとしている。不妊治療と称し女性に乱暴した疑いで逮捕された県立高校の教諭
(55)について、地検は不起訴処分とした。県立高校の教諭(55)は、
ホテルの一室で知人に不妊治療と称して乱暴をした疑いで逮捕され、
別の日にもわいせつな行為をした疑いで再逮捕されていた。「自身を霊能力者と名乗り、
不妊に悩む女性に乱暴していた」としていた。教諭は取り調べに対し「黙秘しす」と話していた。
この教諭について、地検は不起訴処分とした。処分の理由は明らかにしていせん。
自分のことを霊能力者と名乗り、不妊治療と称して知人の女性に乱暴をした疑いで逮捕された当時、
高校教師(55)について、地検は不起訴処分とした。当時、県立の高校教師は、
ホテルの一室で知人に不妊治療と称して乱暴をした疑いで逮捕された。 個人的にこの世でタチの悪いのは、やめたいのにやめさせてくれない仕事、
入会は簡単なのに退会の仕方がよくわからないサービスや定期購入
(ネット販売の化粧品とかけっこうこれ多い)、そして別れてくれないオトコだと思っています。
だからこれまで、いい感じだった好きな人に突如ブロックされるなど納得のいかないフラれ方をして、
つい何としてでも理由を問い詰めたり、説得したりしたくなったことはあるのですが、
その都度、「いま私、退会できないヤバい定期購入サービスになってる?」と自分に問いかけ、
できる限りやめたい時にすんなりやめられる会社であろうとしてきました。
別に私の対応が正しかったとは思いません。去る者を追わないと、追ってほしくて去るふりをするタイプの、
「別れる別れる詐欺」みたいな男には「なんで追ってこないんだ愛が足りない」
と逆ギレされることもあるし、本当に去りたい男は面倒な別れ話もスキップして都合よく去り、
二度と戻ってきません。もしかしたら、健気に「悪いところ直すから考え直して」
的なことを言っていればつなぎ止められた人もいるのかもしれませんが、
食い下がることに対してはかなり慎重になってしまうのです。
というのも、女同士でおしゃべりをしていて男の悪口で盛り上がるのが好物の私的に、
そういう時に最も憎まれ、呪われ、口汚い悪態をつかれるのは「別れてくれない粘着男」
あるいは「断っているのにしつこいストーカー男」である、という経験則があるわけです。
彼氏が浮気しているとかセンスがないとか一日二十時間寝ていてだらしがないとか、
そういう悪口にはまだ多少の愛情や、周囲の「そんなこと言ってけっこう仲良しなんだろうな」
という目線が混じりますが、逃げたら追ってくる男に関しては、全員一致で迷惑千万、恐怖と憎悪、
消えてほしい人物ナンバーワン、という見解が寄せられます。たとえかつて愛し合ったとして、
たとえこちらの言い分に理があるとして、たとえ納得いかない形で逃げられたとして、
逆の立場になった時にそれだけ呪われるような存在にはならないに越したことはありません。
だからあくまで、ばっさり言いたい放題言って、無責任に関係を投げ出そうとする彼に、
変に下手に出て食い下がるよりは、「元気でやれよ」と送り出すのが吉のような気がします。 小学校に勤務する教員が、教室で同僚の20代に性的暴行を加えたなどとして、
逮捕されていたことがわかりた。不同意性交などの疑いで逮捕されたのは、
公立小学校に勤務する42歳の教員。同僚の20代に対し、
小学校の教室で性的暴行を加えた疑いなどがもたれていす。
約50回にわたってわいせつな行為を繰り返していたとみられ、
強制わいせつの疑いでも再逮捕された。当初、容疑を認めていたが、
その後、一部否認しているという。小学校で同僚に性的暴行を加えたなどとして、
逮捕された教員が、「行為がばれたら職場にいられなくなる」
などと口止めしていたことがわかりた。公立小学校に勤務する教員(42)は、
同僚の20代に対し、教室で性的暴行を加えたなどとして逮捕されていす。約50回にわたり、
わいせつな行為を繰り返したとみられすが、犯行後、「こんな行為を学校でしていることがばれたら、
やめさせられる」という趣旨の発言を繰り返し、口止めしていたことがわかりた。
2人は同じ教科を担当する先輩と後輩で、一緒に授業の準備をすることもあったといい、
立場を利用した悪質な犯行とみて調べていす。
懲戒免職処分としたのが中学校に勤務していた教師(20代)。
校内や別の場所で在学中の生徒を抱きしめたり、キスをしたりしたほか、
2人で市外へデートに出かけたという。教師が生徒に対して好意を抱き、
SNSのダイレクトメッセージ機能を使って自らアプローチしていた。
不適切な行為は教師が同僚に相談したことで発覚し、
校内で起きた事案であることから校長も戒告処分となっている。中学校で、生徒の首をつかみ、
ひきずるなどの暴行を加えケガをさせた疑いで、30代の教師が書類送検された。
傷害の疑いで書類送検されたのは、中学校に勤務する30代の教師。
教師は、当時の勤務先で教室にいた中学1年生の生徒の首を後ろからつかみ、
ひきずるなどの暴行を加え、全治10日のケガをさせた疑い。この事件を巡っては、
被害者側がPTSDを発症し不登校になったとして、市に損害賠償を求め提訴していす。訴状によりと、
生徒が自分の机にあったチラシを落とし物として教卓に持って行ったところ、教師が激高したという。
市教育委員会に対し教師は、「頭髪にコンプレックスがあり、侮辱されたと思った」などと話していす。 一念発起し、今まで無頓着だった外見やトークを磨き、女性を口説きはじめる。
その手段として、ナンパに行き着く。結果、人生が好転する男性も数多くいたりする。
問題は、若さが正義、関係を持つことが絶対、という思考がどんどん強くなると、
加害性が増し、女性を見下し変にこじれてしまう男性が少なくない点にある。
その先にはミソジニー的思考が待っている。以前、
ナンパについていった女子大生にレンタルしてもらったことがある。その子はナンパについていき、
そのままホテルに行ったそうだ。すると、着替え途中の後ろ姿を隠し撮りされていて、「エロいJD即!
どエロかったw」といった文面とともに、ナンパ師垢にその画像をさらされてしまったと言う。
そして運の悪いことにそのアカウントを同級生が見ていて、
多くの友人にその隠し撮りの画像がシェアされたそうだ。
彼女は、ナンパについていきセックスした軽い女だと認識され、心に大きな傷を負ってしまっていた。
ただただ彼女の悲しみや後悔を受け止めることしかできなかったが、
同じように傷つく少女をこれ以上増やしたくないなとも思った。
しっかり「NO」と言える女性や、経験値のある女性は短時間で口説きにくい。
対して、若くまだ経験値の少ない若い女性は優柔不断で口説きやすい。もっと言えば”言いくるめやすい”。
人並みに女性経験のある男性からすると「わざわざそんなリスクのあることしなくても」
と眉をひそめるだろう。知り合いのモテ男に、この問題を話してみると、
さらっと「20歳そこらの子なんて話は合わないわ、身体の手入れも微妙だし、テクもないのにな。
そんなのお守りじゃん」と返された。「お守り」という表現はあながち間違っていないと思う。
若い少女はただチヤホヤすればよいのだから、人間として接さなくても好かれるからだ。
深い話や対等な会話を望む男性からすれば、そう見えるのも当然のことだろう。
いろいろ書いたがナンパを全否定しているわけではない。相手が未成年でなければ、
個々人勝手にすればいいことであり、とやかく言える立場にない。ただ、未成年についていくことで、
生じるかもしれないリスクを1度考えてみてほしい。若い女子を、「利用してやろう」と思っていたつもりが、
いつの間にか「利用されている」側になっていることもあるのだから。 先生に毎日全否定をされ甘い言葉をかけられるということを繰り返し、洗脳されていきました。
その後「世の中には知るものと知らざるものの2つのグループがある、知るものになりなさい」などと、
今考えると訳のわからないことを言われ、当時の自分にはまるで救い主でした。
そうして夏も後半に差し掛かった頃、告白されました。
「あなたを救うには本気で取り組まなくてはならない、だから私に向き合う覚悟がありますか」
そう言われ、本能で嫌がる自分と救いを求める自分の葛藤、
そして断れば呪い殺されるのではないか、そういう想いから承諾しました。
20歳以上離れ笑顔でまわる自分を客観視する度、本当に気持ち悪く、
吐き気が止まりませんでした。でも自分に全力で楽しみ、はっちゃけることを要求してきました。
16時ごろに限界が来て、一度一人で散歩にいかせてもらいました。
その日の夜、連れて行かれた先は人生で初めてのホテルでした。
もうその時の精神状態では断ることなど到底不可能でした。たるんたるんの腹と顔から目を背けながら、
快感と吐き気の狭間を彷徨い続けました。帰りは心が張り裂けそうでしたが、
自分の救いのためには信じることしかできませんでした。それからも関係は続き、
気づけば受験はことごとく失敗。一つだけ合格した大学に入学することにしました。
先生に「私が好きなら一生そばにいなければならない、その覚悟がありますか」と結婚を迫られましたが、
受験も失敗し虚無感でいっぱいの自分から出てきた言葉はなぜか「生理的に無理、別れてほしい」
でした。泣き狂い、数日にもわたって説教を続けてきた先生をなんとか振り切って出てきました。
自分の見える世界が変わり、先生からの洗脳も解け、無事ブロックすることができましたが、
当時がフラッシュバックするのが怖くて一度も帰省していません。
この出来事以来、異性といい感じになっても先生を思い出して吐き気が止まらなくなり、
一度もうまくいったことはありません。当時自分は支配されていたので思いもしませんでしたが、
他の被害者の話を聞いて自分も加害を受けていたのだ、と気付かされました。
自分が病み洗脳されていくときは、内側に飲み込まれていくような感覚で、
外の人の意見が聞けなくなりどんどん人との関わりを断つようになっていってしまいます。 無駄に終わってしまう」。家でカッターで指を切るほど病んでいき、さらに成績も落ちていきました。
そんな時に自分に優しい言葉をかけてくれたのが、先生でした。優しい理科の先生で、
見た目はちょっと太ったおさん。不安定な自分の話を聞いてくれたし、いいアドバイスをよくしてれました。
勉強のアドバイスだけでなく、雑学も面白く、直感を鍛える方法など、新鮮で魅力的な話をしてくれて、
気が紛れました。ところが、高3に進学する時に先生の転勤が決まりました。少し残念に思っていたところ、
先生が自分のLINEを聞いてきました。「これからは個人的にもっと色々なことを聞いてあげる」
「私がついていればあなたは絶対うまくいく」そう言われ「自分を救ってくれるのはこの人しかいない」
と思い、LINEを交換しました。はじめは先生と生徒という普通のやり取りをしていましたが、
少しすると私たちの関係はどんどんおかしくなっていきました。毎朝、昨日の報告と
「今日も元気に笑顔で行ってきます」というコメントをつけたボイスメッセージを送ることを義務付けられ、
先生からも返事のボイスメッセージが届き続けました。勉強関係の悩みだけでなく、
自分の周りに起きたこと全てを話すようにやっていきました。そして、先生に毎日
「お前はこのままでは駄目だ」「生まれ変わらなくてならない」と全否定をされるようになりました。
自分はもっと病んでいきましたが、先生が最後に付け加える
「でも私が救ってやる」という言葉に助けられ一生この先生についていくと決めました。
自分が引けなくなった出来事があります。先生に「今度の休みにカフェで話を聞く」
と言われたのですが、家から遠く、今まで親に理由も言わず遠出したことなどがなかったこともあり、
「親に許可を取りたい」と先生に頼みました。ところがこれに先生は激怒し、
「親に全て委ね、頼っているからあなたは成長できない。自分で考えて行動しなさい」
「私たちの関係は絶対に親に話してはならない」と言われました。
当時の自分はなぜかこれに感銘を受け、より先生を信じるようになり、
親に黙って先生とお茶にいきました。これ以来、休みの日に先生とよくお出かけに行くようになり、
友達との付き合いもなくなっていきました。相変わらず自分の成績は低調で心は不安でいっぱいの中、 週末は何してるのとに聞くと『いれてる』と答えたそうで。不思議に思い、深く聞いたところ、
性処理を実母が行っていることが分かり。お母さんは、妊娠した息子の子どもを堕ろしたこともあると。
お母さんに話を聞くと『自分がどうにかしないと、子どもが性犯罪者になってしまいそうだったから』
と話されたそうで。何で、お母さんが頑張らないといけないの、と」 当時小学5年の女児(11)に、16歳未満と知りながらSNSを通じ面会を要求。
この女児にわいせつな画像を送信するよう要求し、女児に撮影させた画像と動画を送らせたとしている。
男が女児のSNSをフォローし、知り合ったとみられ、ラインを通じてやり取り。性的な話題で盛り上がり、
「会いたいな」「いつか会えるなら会おう」などと複数回にわたって、2人で会うことを要求していたという。
さらに女児がやんわりと面会を拒むと、女児に対し、男の下半身を写した動画を送信。
年端もいかない女児に自身の下半身を撮影した動画と画像を送らせた上で、
「ちゃんと俺の名前呼びながら好きっていいながら同じ動画撮って」「今撮ってよ、俺のために」
「それができるまで仲直りじゃないからねー」などと要求を繰り返していた。
当時12歳の別の少女に現金1万5千円を支払い、宿泊施設で児童買春したとして、
児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された。その後、
携帯電話の解析などの捜査を行ったところ、この少女を含む当時11〜16歳計6人に対し、
性行為やその動画撮影などの犯行に及んでいたことが判明したという。
「被害に遭った少女はみなおとなしそうなまじめな子ばかり。なぜこんな事件に巻き込まれたのか」という。 S54卒は6回目の百年会と地元紙にあったが
あの恥知らず連中も碌礫の百叩刑にでも処したらどうか
胸クソ悪い そうやって次々制度をいじっては、教師を冷遇し、査定し、格付けし、学長や理事長に全権を集中させ、
職員会議からも教授会からも権限を剥奪した。こうすれば「現場の抵抗」はなくなり、
教育政策は成功するはずだった。だが、やはり何の成果も上がらなかった。
この失敗も「現場が無能だからだ。現場が反抗的だからだ。もっと管理を強化しろ」
と総括された。そして、学校現場における「督戦隊」的要素だけがひたすら膨れ上がり、
「前線で戦う兵士」の数はどんどん減少し、疲弊していったというのが日本の現状である。
現在の学校教育現場で、最も深刻な問題は「教師のなり手がいない」ということだ。
毎年、教員採用試験の受験者が減っている。さらに倍率が低いので、新卒教員の学力が低下し、
社会経験が乏しいせいでうまく学級をグリップできない教員が増えている。それを苦にして病欠したり、
離職したりする教員も多い。これまで教員たちから権利を奪い、冷遇し、
ことあるごとに屈辱感を与えてきたわけだから、こんなことは当然予測された結果のはずだ。
だが、おそらく文科省も自治体の首長も決してそれを認めないだろう。