中学時代、部活のレギュラーから落とされた話
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ワイがテニス部の時の話なんやが、どなたか聞いてください… ワイは体力測定はそれなりの成績だけど、ルールが絡んだ途端にボロボロになるタイプの運動音痴。友達に誘われてテニス部に入ったけど、もちろん補欠にすら入れてない。 ワイの地区にはダブルスの団体戦しかなくて、1試合に参加出来る人数は最大2人×3組、出場者として登録できるのは各校8人まで。要するに、レギュラー6人、補欠2人だけが試合に出れる。 万年補欠すら入れなかったのに、2年の5月頃に開催された部内大会で奇跡的にワイのペアが2位に。それからは顧問も少しワイ達を見直したのか、今まで以上にかなり丁寧な指導が貰えた。 これから1年間、練習試合ではレギュラーや補欠メンバーの練習相手として抜擢される事は多いけど、ワイは相変わらず補欠にすら入れない。
ちなみに、部内大会で成績残して以降、ワイのペアは何故かコロコロ変更される。ほとんどの人は1年から3年まで同じペアで活動するのに、ワイだけ1.2ヶ月周期で変更される。 そして、3年の夏の大会、要するに中学生の最後の大会。
その一週間前にレギュラーが発表され、ワイは初めて補欠になった!
ペアはコロコロ変わりつつ、結局一番最初のやつに戻っていた。
最初で最後の大会で気合を入れるワイ。補欠とは言え、試合に出れるかもしれないのが嬉しかった。 チームメイトもみんな祝福してくれた。ワイの世代でレギュラー争いをしていたのは10人。これまでの大会はその10人が代わる代わる選抜されていたのに、最後の最後で12人目のワイたち。
レギュラー逃した人たちもちょっと涙目になりつつも祝福してくれた。
みんな祝福で騒ぎすぎて、顧問に少し怒られたw そして、大会前日。ワイとペア、そして元レギュラー常連が顧問から呼び出された。
顧問 「実はな、ワイさんには申し訳ないが、あれは間違えたんや。」
ワイ 「えっと、あれってなんですか?」
顧問 「メンバー発表のとき、ワイさんの名前言ったけど、元レギュラーさんの名前を言ったつもりやったんや。」 頭が真っ白になった。そもそも、ワイたちを発表した時の様子を見れば間違えたことに気づけるはずだし、この一週間の練習でも気付けたはずだ。けど、そんなことも考えられなかった。
その後の話はあまり入ってこなかったが、ペアくんと元レギュラーくんのチームで参加させるとのことだ。 初めて試合に出れることに興奮し、友達に話しまくってたワイ。
友達から度々「明日頑張れよ!」を声をかけられる。
その度に「あ、その話だけど、先生の手違いだったみたい。ハハ…」と半泣きで返事する。辛かった。
家に帰ったら親からも応援される。辛い。流石に親に対して言う勇気は無かった。特に、ワイの父親はクレーマー気質だから絶対に言えなかった。 大会当日、最後だって言うのに素直に応援できなかった。
口では「ナイスサーブ!」や「ドンマイ!」と言っているが、内心では「はよ負けろ。」と思っていた。改めて客観視すると、マジでワイ最低。。。
願いが通じたのか、まさかの初戦敗退。いつもなら準決勝までは安定して進むから凄くと共に「ざまぁwwww」と思っていた。まじでワイ人間の心持っているか? 家に帰ると親から試合結果を聞かれる。涙目のワイ。
何かを悟り、「お疲れ様、よく頑張ったね。」と言ってくれた母。
多分、母はワイが惨敗したと勘違いしていた。
これまでは毎週のように休日は部員と遊んでいたのに、大会以来気まずくて、話すことすら激減した。
おかげでボッチなれて、勉強か捗って高校受験は大成功しましたがw -完- ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています