実際、愛知県では講師特例(一次試験完全免除だった)の受験者が増えすぎ、一般枠からの一次合格がその分割を食って減少して、現役・特例未達の講師(1年目など)からの一次通過率が落ち込み、若手の欲しい学校現場(管理職)と大学がタッグを組んで、教委に改善を求めて、一次免除の講師特例はなくなり、裁量が入りやすい一次段階でも面接もなくなった。

やはり、おかしいことはおかしいと言わなければ、力の強いところ(特に既得権擁護や利害関係者への配慮を声高に叫ぶ組合関係など)の意見が平気で通ってしまうのが、この国の政治だからね。

個人的には、教員試験にしても、公務員試験にしても、平成初期までのように「9割方は筆記試験で判定(定員の1.1〜1.3倍くらいまで絞り込む)し、よほどひどい人を二次の面接で排除する」ような試験方式の方が、公平・公正の面は担保されていたと思える。コネを使うにしても、まずは筆記だけは確実にクリアできないとダメだったしな。
この時代のやり方に戻してもらいたいね。
逆に、おかしな奴を採用後に、どんどんクビに出来るような制度の方が良いと思うね。