クルマ雑誌の
三推社/講談社ベストカー(勝股 優 編集長)2006.11.26号177ページ「みんなの駐車場」(読者投稿コーナー)では
“なぜトヨタのリコール問題は大々的に報道されない?”という見出しの読者投稿を掲載していて、
みん駐の担当であるブン屋W(産經新聞社記者という経歴のある同誌の渡邊龍生編集部員)が回答している。

(岩手県 PNマイケルズ)
ブン屋さんは以前、新聞記者でしたか?
実は、トヨタのリコール問題はあまり話題にのぼりませんよね。
なぜ三菱自の時と同じようにマスコミが報道しないのか不思議でなりません。
確かに三菱自は長年に亘り、たくさんの車種が該当していたから違うのかもしれませんが、
ハイラックス サーフのリレーロッドの強度テストの欠如、副社長を交えてリコール問題をうやむやにしたことは
トヨタも三菱自と同じ会社ぐるみのハズだと前々から思っています。
 マスコミは公正な報道でなく、国などの権力者の言いなりに見えてしまいます。
三菱自のリコール報道が過熱しすぎた反省から、あまり報道していないのならいいのですが、
公正な報道を望みます。

(ブン屋Wからの回答)
そうでしょうか? トヨタのリコール問題もかなり一般紙は紙面を割いて報道していました。
確かに三菱自の時のようなヒステリックなものではなかったですけれどね。
一般論としてマスコミは権力を監視する役目を持っており、
論調や立場こそ違えど公正な報道を心がけているはずです。
BCだって小なりとはいえマスコミ。そのへんはブン屋も真摯に考えているのですが……。

ところが
同誌の創刊時に参加して以来の関係が続いている、
自動車評論家の徳大寺有恒による連載記事「俺と疾れ!!」では
2006年に発覚・表面化した
「トヨタ自動車欠陥放置問題」について
一切、論評していない(ベストカー2008.12.10号現在まで)。