wwwのような頭のおかしい馬鹿は放置しておくとして、
悲観する君たちに朗報がある。
日本の製紙業界(正確には洋紙業界)は、これ以上良くならない代わりに、
これ以上事態が悪化することもないだろう。

最大の根拠は、洋紙各社が増産投資の無意味さと有害さを
この10年で心の底から理解したことで、ほぼ未来永劫、供給可能量は
増えないことにある。
言い方を換えれば、こんな事態になるまで増産投資の無意味さを
理解できなかった製紙各社の首脳陣は経営者を名乗る資格が
なかったのだが、まあ、過ぎ去ったことは仕方がない。

中国も供給過剰業種への資金融資を制限する動きとなっており、
市況を破壊するほどの輸入紙流入もないだろう。
即ち、三菱製紙は低空飛行ながら存続は可能ということだ。
もちろん、存続が可能というだけであって、業績回復が可能とは言っていない。