ファブレスビジネスモデルが成功するのは

・商品のコンセプトや企画で差別化できる
・製造を人件費の安い海外等に委託できる場合

この二つの要素が必須。

しかし印刷物はコモディティ化が極まった商品なので差別化が出来ない。
さらに短納期と高品質が求められる印刷物は日本国内でしか印刷できない。

こうなると自社の生産設備を持っている印刷会社に勝てる要素は一つもない
そもそも駄目な印刷会社の未稼働機は維持費だけで赤字の存在であり
稼働させるのであれば、相応の利益を発生させる仕事でなければ動かさない方がマシなのだ
未稼働だからといってラクスルの売値でホイホイ印刷機をまわすはずがない。


こんな瑕疵だらけのビジネスプランに多額の出資をした
この国のベンチャーキャピタルのアホさが目についた残念案件だとしかいいようがない。

そもそもオフィスと人件費・宣伝費しかかからないはずなのに
どうやったら1年で17億もお金が出ていくのか、摩訶不思議。
使途不明金に目を光らせないとあかんぜよw