「言うこと聞かずにイライラ」前日に預かったばかりの保護猫を殴り死なせる 20代の男を書類送検

一時的に預かっている保護猫2匹を殴って死傷させたとして、5月25日、20代の男が書類送検されました。
動物愛護法違反などの疑いで書類送検されたのは、うるま市に住む20代のホテル従業員の男です。
警察によりますと、男は去年2月、正式な譲渡に向けて自宅で預かり飼育をしていた保護猫2匹を素手で殴るなどして死傷させた疑いが持たれています。
猫は生後3か月から4か月のオスの兄弟で、1匹は内臓を損傷するなどおよそ6か月の大けがで、もう1匹は動物病院に運ばれたあと死にました。
男は保護猫の里親になる意思表示をして、正式譲渡に向けた一時預かり飼育を前日に始めたばかりでした。
男と連絡を取っていた飼い主が不審な点に気づき、警察に「猫を暴行している人がいる」と相談したことで事件が発覚しました。
警察は猫の解剖結果や男に任意で話しを聴くなど調べを進め書類送検しました。
男は調べに対し「(猫が)言うことを聞かなくてイライラしたから殴った」と容疑を認めていて、警察は余罪も視野に調べを進めています。
県内の猫の殺処分数は2017年度の1254件から、2021年度には401件に減少していますが、こうしたなか今回の事件が起きました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/015588e247d1a47b21ac24b2f239515d1d29b152
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rbc/507638?display=1