0001わんにゃん@名無しさん
2022/09/20(火) 08:27:48.18ID:dgDXx3Tr府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
先日の読売新聞多摩版に、多頭飼育崩壊に関する記事が掲載されています。
「動物の多頭飼育崩壊リスクを減らすには、福祉と動物愛護管理の専門家との連携が欠かせない」とし、
「動物の多頭飼育崩壊を引き起こす飼い主は、生活困窮や精神的な問題などを抱えていることが多い」という分析をしています。
記事によると、社団法人「ワンウェルフェア」(千代田区)が、10月1日に中野区で「ワンウェル学会」を主催し、ラインで多頭飼育や
地域猫の問題などの相談に応じたり、行政向けに飼育問題リスクのある住民のチェックシートを作成するなどの啓発活動をされているとのことです。
この記事のなかで同団体の理事の一人である、荒川区社会福祉協議会の方は、集合住宅に暮らす認知症の高齢者の方が、
飼いきれなくなった10匹を超える猫を、民生委員や動物愛護ボランティアが引き取る事例があったとし、
「福祉関係者は、動物問題を担当ではないと思いがちだが、地続きだ」とし、「高齢化や資金難に悩む動物愛護団体も多く、
誠意だけでは支えられない」とコメントされています。
また記事によると、環境省もガイドラインのなかで「多頭飼育崩壊の飼い主は精神的、身体的、経済的な問題をかかえていることが多い」
「ごみ屋敷などの社会問題につながりかねないことから、行政の異なる部局が連携して飼い主の生活支援、再発防止の重要性を説いている」とあります。
これは大変示唆に富む指摘です。
府中市内でも以前、多頭飼育崩壊の件を、保護猫団体の方から伺ったことがあり、どこにでも起きる課題です。
こうした課題について、ぜひ私も調査し、予算要望や議会でも取り上げたいと考えています。
https://go2senkyo.com/seijika/150508/posts/452904