「筋肉」は猫を救う 猫とマッチョ、あふれる愛情「少しでも幸せに」

沖縄県内で昨年立ち上がったクラウドファンディング「猫とマッチョのカレンダーで沖縄の猫を救いたい!」で集めた寄付金と、
捕獲器の贈呈式が25日、宜野湾市の「保護猫とつながるカフェ&ショップ ヌーベルバーグ」で行われた。
保護活動で使用する捕獲器は寄付金の一部で購入し、保護猫活動を行う那覇市の団体
「地域猫の会 miaou!みゃう!」(大内清香代表)へ寄付金約4万円と共にプレゼントされた。

県内では、飼い主のいない猫に去勢手術を施して元の場所に戻す「さくら猫活動」が追い付いていないのが現状で、
同プロジェクトは外猫の多い沖縄の猫を救うための活動となった。

「ヌーベルバーグ」代表でプロジェクトリーダーの槇本峰さん(31)が「筋トレなどで体を鍛えている“マッチョ”な友人たちのパワーを借りて、
保護猫のことをもっと知ってもらえるように力強く発信していきたい」と猫とマッチョのカレンダー制作を発案。

それに賛同したデザイナーの翁長奈七さん(32)とマッチョの小玉仁之さん(34)、後藤祐希さん(36)がチームを組んだのが始まり。
全国の「猫ファン」「筋肉ファン」、そして「沖縄ファン」の人に笑顔になってもらえるようなカレンダーを作り、
保護猫活動の支援につなげたいという思いに賛同した53人が寄付。クラウドファンディングも目標金額を達成した。

「同じ地球に生まれた命。人間も動物も共生できる社会にしていきたい。今回のプロジェクトで支援できることは少ないかもしれないが、
つらい状況にある猫が幸せな環境で生きられるために、少しでも役に立てたらうれしい」とプロジェクトリーダーの槇本さんは語った。(沖縄タイムス)
https://www.asahi.com/articles/ASQ4Z669FQ4ZDIFI008.html
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