ネコ屋敷!?ひとり暮らしの女性が死亡した部屋でネコ10匹以上飼育 気仙沼市が部屋の明け渡し求め提訴へ〈宮城〉

災害公営住宅に入居していたひとり暮らしの女性が死亡した後も、女性の親族が部屋を使用しているとして、気仙沼市が親族の女性に住宅の明渡しを求め提訴する方針を固めました。

気仙沼市 菅原茂 市長 (気仙沼市役所 30日午前)
「不法に占有している当該近親者に対して、建物の明渡し請求などの訴えを提起し、その解決を図る」

この問題は気仙沼市の災害公営住宅にひとりで暮らしていた80代の女性が6月に死亡後も、女性の親族は部屋を返還せず、
部屋に大量の荷物を放置した上、10匹以上のネコを飼育し続けているというものです。

近くに住む人
「みんなは『ネコ屋敷』だと語っている」

近所の人によりますと、親族の女性は月に1・2度程度、ネコに餌を与えに部屋に訪れていると見られていますが、市は連絡がとれないということです。

近くに住む人
「ネコがどんどん増えていって、私が何度か確認した時は13匹はいた。臭いが夏とかは外にも漏れてくるので、近くの方たちは、その臭いで悩まされている」

気仙沼市では住宅を不法に占有しているとして12月7日開会の市議会に提案し、議決を経て仙台地裁気仙沼支部に提訴する方針です。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181201-00010001-oxv-l04