野ネコがいないと爬虫類の増えるペースが2倍に、オーストラリアで実験

ネコに襲われる爬虫類は、しっぽを失うよりも大きな危険にさらされている。
新たな研究によると、爬虫類全体が、侵略的外来種であるネコの存在によって減少している可能性があるという。

鳥の集団に飼いネコや野ネコが大きな影響を与えうることは、すでに研究によって明らかになっている。
一説には、ニュージーランドのスティーブンズ島では、妊娠していた一匹の飼い猫と
その子孫たちによって、固有種の鳥が絶滅に追いやられたとも言われている。

一方、学術誌「Biological Conservation」に、オーストラリアで行われた実験において、爬虫類もまたネコの
捕食活動によって集団レベルで減っていることがわかったという論文が掲載された。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180822-00010000-nknatiogeo-sctch&;p=1