「何か来るにゃ...」 大阪地震の瞬間の猫動画に海外が注目 アメリカでは19世紀から軍で研究も
2018年07月11日(水)17時00分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2018/07/19.php
<20匹余りの猫たちが突然飛び跳ね、同じタイミングで怯えるように周囲を見回す――動物の予知能力は本物か>
動物の予知能力――
地震をはじめとする自然災害、そして時には人の死期をまるで分かっていたかのように振る舞う動物たちは度々報告されてきた。
ここのところ、6月18日朝に発生したマグニチュード6.1の「大阪北部地震」の際に、和歌山県にある営業前の猫カフェ
の様子を捉えた映像が海外メディアに取り上げられている。「猫たちは地震を予知していた」と英ザ・サン紙やデイリーメールが報じた。

初期微動が来る前に猫が飛び跳ねた Newsic-YouTube https://www.youtube.com/watch?v=2l_U8nqpsO0

動画から分かるのは、ゆっくりとくつろいでいた20匹余りの猫たちが突然飛び跳ね、同じタイミングで怯えるように周囲を見回す様子。
揺れ始める約10秒前のことだ。それから部屋が揺れ始めると、あたりは轟音で満ちた。

ニュースサイト「the protojournalist」によると、1883年に米陸軍信号司令部に所属していたヘンリー・ハリソン・チェイス・ダンウッディ大佐は、
陸軍省から「ファーマーズ・オールマニック」(天気予報とその他の様々な情報を含む出版物で毎年刊行されている)と似たものを作成するよう指令を受けた。

ここでダンウッディ大佐は、数学的、天文学的な考察を元に予想する代わりに、動物の行動から手掛かりを得ることを提案した。
この本では、様々な動物が取り上げられているが、予知能力が最も高いとされているのは猫だった。