統治論として、医師は歯科医業以外のすべての医療を行える

たとえば医師は法律上鍼灸や柔道整復術なども行える、これは医療統治上何処に最終判断が行くかと言う理屈から付けられた権限であって、実際に鍼灸や柔道整復術を行える医師はほぼ居ない

薬剤師は薬剤流通における統治資格であるが、高度合理化によって主な末端業務である調剤には殆ど意味が無くなってきている
(製薬会社の努力により製造段階ですでに処方パターンにプリセットされており、現場では個数を合わせたり袋に詰めたりする仕事しかない)

乳鉢でゴリゴリやる錬金術師的薬剤師業務は製造段階に集約され、現在の薬剤師には薬剤の流通監督者としての役割しか残っていない

何を処方するか決めるのは医師歯科医師獣医師であるし、実際に投与するのは看護師や本人、家族、世話人、飼い主なので、薬剤師はダブルチェックをゴリ押しするしかやることが無い

しかし、ダブルチェックや監査が最も得意なのはAIであるし、薬剤師が関わることで新たなヒューマンエラーリスクも発生する、コストだけかかって効率が悪く危険なのが今の調剤

流通管理だけなら薬剤師数は今の1/100で十分、しかし薬剤師雇用を維持するためにダブルチェックの押し売りが果てしなく行われている

はっきり言って調剤無人化は自動運転などよりはるかに簡単&安全で実現されれば年間数兆円の薬剤関連コスト削減になる

技術的にはいますぐにでも可能な調剤無人化をみんなで推し進めよう

ちなみに1番簡単な調剤無人化は、院内処方推進である