医学部卒の全員が教授や病院長になれるわけはなく、ライフモデルの基本は、
研究者か、勤務医か、開業医であり、そのモデルケースは、
@大学院⇒研究職(出身校の講師や准教授)
⇒基幹病院副院長とか名誉職
(副院長は5人とかいる)
A関連病院医員⇒部長職
⇒健診医とか(勤務週2で部長より給与良かったり…)
こういうルートって地元国立医にしかない。
都内のこういうルートは東大か慶応ってこと。

あと、私立医研究職は正直キツイと思われ。
私立分院のヒラ医員〜講師までの給与・待遇は
一般病院より相当悪い(知ってる人は知ってると思うが)。
その苦行に耐えた一握りが
主任教授になれる。国公立医には、大学講師⇒基幹病院部長という王道ルートがあるが、
私立医にはそれがない、
また、新設私立では准教授以上は天下り枠。
(東大⇒帝京・女子医など、慶応⇒杏林など)

結局、目指すところは
旧帝医か慶応医なら・・・何にでも成れる
国公立医なら・・・出身校教官か、基幹病院部長か、地元開業か
旧設私立なら・・・出身校教官(主任教授以外おいしくない)か、一般病院勤務医か、地元開業か、
新設私立なら・・・出身校万年講師か、一般病医院勤務医か、地元開業か(←大抵早期にこれ)

「医者になったら国立も私立も一緒」、そんなわけがない。それは幻想です。