中期日程は、公立大学にのみ認められた日程です。
公立大薬学部(静岡県立大・名古屋市立大・岐阜薬科大)はすべて中期日程です。

2018年度から、山陽小野田市立山口東京理科大学薬学部もできるので、これも中期日程になるかもしれません。

しかし、公立大医学部・歯学部で中期日程の入試があるところはありません。
これはどういう理由からでしょうか?
公立大医学部だと、京都府立医大などが中期日程があれば多くの受験生が集まると予想できます。
実際、一期校二期校の時代には京都府立医科大は中期日程で入試を行い、志願倍率は25倍を超えていました。
公立大歯学部は九州歯科大しかありませんが、中期日程があれば旧帝大や東京医科歯科大との併願者が多く受験すると予想できます。
なぜ中期日程入試を行わないのでしょうか?(定員のすべてではなく、一部でも中期にしてみては?)

札幌医科大・名古屋市立大・大阪市立大などは中期日程があれば近くの旧帝受験者が併願してくれるでしょう。
私大では「うちは大多数の受験生にとって●●大の滑り止めなので、それに適した日程を組んでいる」なんてところもあります。
公立大もそれくらいのサービス精神を持ってはどうでしょうか?