2022年春に日本でも解禁確実と言われている医療大麻研究。
海外では既に多くの癌に対する報告が発表されている。

https://www.bengo4.com/c_1009/c_1296/n_4929/

山本さんは横浜市内のレストランで料理長をつとめていた。
2000年に肝臓がんがみつかり、2014年には「余命6カ月」の宣告を受けた。
2015年3月から、それまで効果がなかった抗がん剤にかわって、
自宅で大麻を栽培・使用して、治療にかけた。
その結果、食欲や睡眠がとれるようになり、腫瘍マーカーなどの数値も改善されたという。

2015年12月、山本さんは大麻所持の疑いで逮捕された。
亡くなる直前までは、医療用の麻薬系鎮痛剤を使った緩和ケアをおこなっていた。
だが、最近は腹水がたまるペースが早くなるなど、入退院をくりかえしていた。

7月12日に開かれた公判で、山本さんは車いすに乗って出廷した。
検察官の質問に「ほかに治療方法がなかった」
「大麻を治療に使えるようにしてほしい」と
しっかりとした口調で、「生きたい」という意思を示した。
報告集会では「もしかしたら次は法廷に立てないかもしれないが、
くたばらないようにがんばります」という言葉もあった。