細菌のお話てすが、引用します。

ベンズイミダゾール系殺菌剤は作用点がβ-チューブリンへの結合という極めてピンポイントな部分であったために、病原菌側も対策を講じやすかった。
ベンズイミダゾール系殺菌剤に対する耐性菌は、主としてβ-チューブリンの198番目のアミノ酸を変化させるといったピンポイントな対策により、MBCの結合を防いでいる。
結果として1970年代にはベンズイミダゾール系に耐性を示す病原菌が発生し、薬剤の効果が低下することとなってしまった。

引用終わり。
同様のことは、癌細胞でも起こるかもね。